ゴミ屋敷になる

ゴミ屋敷になる人

ゴミ屋敷になる人の特徴・心理・対処法

ゴミ屋敷になる人とならない人の違い

きれいに片付いている部屋と食べカスなどのゴミや脱いだ洋服がその辺に散乱している部屋とではもちろん片付いている方が快適に過ごせます。

某テレビ番組で汚部屋に住んでいる芸人の部屋を片付けるというコーナーがあってますよね。

よくもまあ足の踏み場もないくらい床に物が散乱していておまけに寝床にまで物が溢れかえっています。

きれい好きの筆者としてはbeferになるまでゴミやシミやカビをハッキリ見たくないからメガネを外して見ています笑

でもそうゆう人はだいたい2~3ヶ月で元に戻るんですね。

職場もゴミ屋敷の一歩手前なので、口を酸っぱくして言っていますが、直る気配は全くありません。

ゴミ屋敷は1日や2日でなるものではありません。

後でやろうとずっと放置していたらすごい事になっていたパターンでしょう。

部屋が汚い人もゴミ屋敷になるまでは

「何とかしようと思ってはいるが、どこから手を付けていいかわからない」

「このままではいけない」

「片づけても片づけても終わらない」

と悩んでいるかと思います。

一刻も早くゴミ屋敷から抜け出して快適な部屋で気持ちよく過ごしてみませんか。

ゴミ屋敷になる人の兆候や特徴、デメリットを紹介しますので、最後までご覧ください。

ゴミ屋敷になる人の特徴

ゴミ屋敷になりがちな人とは、どういったタイプなのでしょうか?

高齢者・認知症・買い物依存症以外にも、いたって普通の人でもゴミ屋敷になる人がいます。

その特徴は以下の通りです。

自分はゴミ屋敷予備軍じゃないかチェックしてみてください。

整理整頓ができない人

整理整頓が得な人は収納ケースにきちんとラベリングしていますので、見た目もきれいでどこに何があるのか一目瞭然です。

探し物をする無駄な時間や動きがありません。

デスク周りが整理整頓されていない人は高確率で部屋はもっと汚いはずです。

ゴミ屋敷になる人は、使ったら使いっぱなし、物を積み上げる癖がある、カテゴリー別に分類しないなどこの悪い癖が片付かない理由のひとつです。

面倒くさがり屋である

ゴミ屋敷になる人は、100%言えるのはとにかく面倒くさがり屋です。

まずは掃除が面倒くさい。

掃除をしないとゴミやほこりやカビが発生してゴミ屋敷になっていくのは明らかです。

そうなってからではますますしたくなくなります。

ゴミを捨てるにしても必ず分別しなければいけません。

それも面倒くさい。

ゴミ出しに出るのが面倒でゴミ袋がパンパンになるまで出さないとか、掃除機をかけるのも片付けも洗濯物を取り込んでしまうのもなにもかも面倒くさがり屋です。

ズボラである

部屋が汚い人は間違いなくズボラです。

できない理由を「忙しい」「だるい」「疲れた」と言い訳をします。

ではだるくなかったらするのか?

答えはしません。

単にする気がないだけです。

身の回りに関しても細かいことは全然気にしない性格ですから、水回りにカビが生えていても、身だしなみは整えない、寝ぐせもよれよれのシャツでも全くのお構いなしです。

独り身である

一緒に住んでいる人がいれば、同居人によって部屋が片付けられるため、ゴミ屋敷になるなんてことは滅多にありません。

同居人や訪問者がいれば自然と片づけますが、ゴミ屋敷になる場合は一人暮らしに多いケースです。

一人だと誰にも見られることないからどうでもよくなります

ゴミが散らかっていても気にならない人は寝床さえ確保できれば全然平気です。

後回しにする

今日やろうと思っていたが、疲れた、明日やろう、あさってやろうと、ついつい後回しにしてしまいます。

ゴミ屋敷になる人は、その時が来ても「ま、いっか」が口癖です。

後回しにすると、とりあえずは今は楽になった気がするでしょう。

でもいつかはやらないといけないもの。

量が多くなって余計に時間が掛かる、汚れが落ちにくなる、処分費用がかさむなど時間とお金の無駄になります。

不潔である

ゴミ屋敷になる人は、ゴミが散らかっていてもホコリがたまっていても全然気にしない性格です。

食べかすがそのままにしてあったり洗っていない食器がそのままであったり衛生面にもまったく気を使わない人です。

衛生面に気を使わない人くらいですから身なりも気にしません。

何日も同じシャツを着たり風呂も入らない、歯磨きもしない、髪やヒゲが伸び放題でもフケがついるなど不潔です。

断捨離が苦手である

もったいない精神がある人は

「まだ使えるから」

「そのうち使うかも知れないから」

「何かに使えるかも」

と空き箱や空き缶を捨てずに取って置きます。

なんでも収集癖があるため、物があふれかえってなにがどこにあるかわからない、使わずじまいという結果ですが。

何年も着ない服をずっとしまっていたりとにかく物を捨てるのに抵抗があります。

物に対する執着心が強いです。

その量は減ることがないので、増える一方です。

ゴミ捨て場にある不用品を見て、「まだ使えるのに」と勝手に持ち帰る人はゴミ屋敷になりやすいです。

※資源ごみの持ち去りは犯罪ですからやめましょう

無駄な買い物が多い

全国各地から簡単に買い物ができるネットショッピングは本当に便利で楽しいものです。

しかし、落とし穴や失敗することもあります。

よく確認もしないでネット通販を利用するとサイズミスやイメージと違うなど
失敗して使えない物があり置き場所に困ります。

遅い時間帯にスーパーに行くとうれしいことに10%~半額セールを行っています。

安いからと言ってたくさん買いがちですけど、結局食べきれなかったり期限が切れてしまったりと無駄な出費です。

お腹を空かせた状態で買い物に行くのもあれもこれも食べたくなるので無駄使いにつながります。

ゴミが出せない

長期出張で不在がちな人や残業が多い人は、職場から帰って寝るだけの生活をすることがあります。

かろうじて食事を摂っても疲れて後片付けまでする体力が残っていません。

ゴミ出し日は自治体によって決められています。

夜勤やシフト制で働いている人はゴミ出しの時間帯に出せず次第にたまっていきます。

収集回数が少なく、手続きをして業者から指定された日に指定された場所に出す粗大ごみは手間がかかるので、なおさら出すのが億劫です。

ゴミ屋敷になる人のデメリット

ゴミ屋敷は本人だけの問題ではありません。

時には他人を巻きもむ恐れもあるのです。

トラブルになる

ゴミ屋敷になると異臭問題だけでなく庭先に積み上げられている物が崩れてくる危険性があり、トラブルにまで発展する恐れがあります。

人を呼べない

自分だけの空間は居心地が良いと言ってもさすがに人を呼ぶのは恥ずかしいです。

友達や親だけではありません。

非難具点検やガスや火災報知器の点検など1~2年に1回は業者が訪問しに来ます。

とても恥ずかしい思いをすることになります。

火災が起こる可能性がある

足の踏み場もない部屋に電気ストーブを置くと火が燃え移り火災の原因になります。

ホコリがたまったコンセントがショートして火災が起こりうることも考えられます。

外にまでゴミが出ている場合、放火のターゲットにされる危険も高くなります。

物をよく失くす

ゴミ屋敷になる人は、整理整頓ができず色々な物があちこちに散乱していますので、よく探し物をします。

・・・が!見つかりません。

もう探すのも面倒だし同じものを購入する羽目になります。

無駄な出費です。

健康被害をもたらす危険がある

不衛生にしていると健康被害にあう確率が高くなります。

食器も洗わない、お惣菜の容器がそのままにしてあるとカビが生えます。

ゴミ出しをしないとなると異臭がします。

もちろん虫が湧いてきます。

洗濯物をそのままにしていると生臭いにおいがします。

布団を敷きっぱなしだと湿気でダニが発生します。

アトピー性皮膚炎・アレルギー結膜炎など引き起こす可能性があります。

もう書いているだけでゾッとします。

ゴミ屋敷になる人の改善法

ゴミ屋敷は掃除も後片付けもゴミ捨ても何にもしないで今は楽だけど、いつかはやらないといけない時が来る。

そうなってくると時間が掛かります。

汚い部屋を見回してください。

「いつやるの?」「今でしょ?」じゃないけど、ほんとっ思い立った今やらないとまた先延ばしにするか放置するでしょう。

自分のできる範囲から片付けをすることで、達成感を味わって片付けの習慣を付けましょう。

10分だけと時間を決めて片づける

休日に数時間かけてガッツリやる!と気負わなくても、毎日5分でも10分でもいいから時間を決めて掃除してみましょう。

ゴミを袋に詰めるだけでも立派な掃除です。

とにかくまずは床に散乱してあるものを拾い集めましょう。

すると床が見えてきますよね。

「わ~広くなった」「ちょっとスッキリした」などの感情が湧いてくると思います。

決めていた時間が過ぎても人は意外と行動に慣れてきたら「もう少し頑張ってみようかな」と気持ちに変わる事もあります。

少しづつきれいになっていく部屋を見たら、今度はここが気になるという意識に変わってくるはずです。

断捨離をする

クローゼットやタンスの中からいったん全部出してみてください。

「こんなにもあったのか!」

「こんなのあったっけ?

」というようなものが出てくるはずです。

本当に着たい服だけをもう一度しまってください。

同じ色や同じデザインのものがあったら一着はスパッと捨てる!

迷うものは試着してみてこれからも着たいと思うか?似合うか?サイズはどうか確認してください。

リサイクルショップに持ち込むのも有効です。

どうしても捨てられない洋服や作品は写真に収めて飾るといつでも見ることができます。

収納ケースを活用する

段ボールには本や資料を入れます。

積み重ねてしまうと動かす手間が面倒なので2箱くらいまで減らしましょう。

レターケースには大事な領収書やこまごました爪切り・綿棒・薬などをカテゴリー別に分類して何が入っているか表記しましょう。

ただし、収納しただけで終わりではありません。

使ったものは必ず定位置に戻すことを徹底しないとまたすぐに散らかります。

行方不明になります。

『使ったら戻す!!』を忘れないでください。

物を増やさない

購入する時は本当に必要な物なのかをもう一度よく考えてから購入しましょう。

ひとつ買ったらひとつ減らすを徹底すれば最小限に保つことができます。

まとめ

以上、ゴミ屋敷になる人についてまとめました。

大掃除は確かに面倒ですが、日ごろからその都度動いていれば掃除に手間を取るようなことはありません。

部屋がスッキリしていると気持ちまでスッキリして心に余裕ができます。