論破したがる

論破したがる人の特徴・心理・対処法

論破したがる

論破したがる人に賢く反撃する方法!!

論破とは議論して相手の説を破ることまたは言い負かすと言う意味です。

使用例

①論破と言うより相手の勢いに押し負かされたと言う感じ

②口が達者でことごとく論破する

このように議論で解決を図る、相手の矛盾点を突き批難する人は一見、賢そうに見えますが、果たして本当にそうなのでしょうか。

論破したがる人の特徴や心理を紹介しますので、身近にそうゆう人がいたらぜひ試してもらいたい対処法をレクチャーします。

ぜひ最後までご覧ください。

論破したがる人に共通する特徴

論破したがる人に見られる共通点はみな自分の言っていることは常に正しいと胸を張って言えるくらい自分に自信を持っています。

では論破したがる人の特徴や言動を挙げていきますので、自分に当てはまるかチェックしてみてください。

マウントを取る

マウンティングを取るとも言います。

プライドが非常に高く相手を論理的に打ちのめすことでマウントを取りにいきます。

「上司から誘われてさ~」とさりげなく気に入られているアピールや自慢話をする、

「どうせ言ったってわかんないよね」と人を見下す、

「自分にしかできないことだ」

と偉そうにしています。

自分の非を認めない

論破したがる人は、

「指示に従ったまでだ」

「○○の教え方が悪い」

と自分の非は認めようとしません。

「悪いのは自分だけじゃない」と謝らない、問題ありありの厄介者として見られています。

マウントを取る人もそうですが、心の奥底では、本当は自分が一番でないことを自覚しているのです。

しかし、強い嫉妬心からそれを認めることができず、結果、言い訳ばかりするのです。

ビジネス用語を多用する

ビジネス用語や専門用語やカタカナを多用する人は頭は良く仕事もできそうな人に見えますね。

しかし、多用しすぎると人によって理解不能、解釈が異なってきますので、具体的に話す必要があります。

バカの何とやらで見せかけだけの人もいますので、惑わされないようにしてください。

負けず嫌い

向上心が高く、目標達成に向かってく姿はとても素晴らしいです。

論破したがる人は、人に負けるのがとても嫌い。

勝つまで勝負する。

負けも認めない勝気な性格のため欲望も強くどんな手段を使ってでも勝ちにこだわるところは関心とはいいがたいです。

自己主張が強めである

論破したがる人は、自己主張が強めで自分の意見を押し付けようとします。

自分の意見が通らないと感情的になり癇癪を起します。

他人からのアドバイスや指摘には絶対に耳を傾けない協調性がない人です。

相手を否定する

論破したがる人は、

「それはおかしい」

「失敗するに決まっている」

「それは無理」

と相手を全力で否定します。

「こうした方がいいに決まってる」と説得しますが、聞き入れてくれない人には「失敗するのが目に見えている」と否定して応援はしてくれません。

仮に失敗したとしても原因を追究することで同じ失敗は繰り返さないし、何より挑戦することに意義があるのです。

挑戦することで、人は大きく成長することができます。

次につながるチャンスがあります。

何もしない人はみすみすチャンスを逃している事になります。

時間もお金も掛かるのは事実ですが、具体的な数字を出して時間や費用を計算したり、それにはこれくらいの人員が必要でとあれこれ口出しばかりして「だって本当の事だろ」と開き直って邪魔します。

論破したがる人の心理

どうしてそんなに論破したがるのでしょう。

その心理を探っていきましょう。

自分が一番正しいと思っている

論破したがる人は、意見が対立した時、自分の意見が一番正しいと主張します。

反論してきた相手の欠点を探して黙らせようとします。

相手が反論できなくなると議論に勝った気になっています。

優位に立ちたい

論破したがる人は、負けず嫌いな性格がゆえにライバルよりも優位に立って自分が上だと証明したい。

リーダー的存在でいたい。

自分の存在を知らしめて認めてもらいたい。

誰でも上司や周りの同僚から認められたいと思うのは自然な感情。

この感情が人より何倍も強くなるとライバルに嫉妬します。

誰にでも嫉妬心はあるものですが、それが押さえられないほど強く競争心が掻き立てられます。

論破したがる人への対処法

人にはそれぞれ価値観や物の捉え方が違い、世の中正論ばかりが通るとは限りません。

人を立てて譲歩や妥協が求められる場面も多々あります。

つまり、いくら議論をしたところで正解が出ない、もしくは正解はひとつとは限らない場合もあるのです。

勝負事にこだわらず、より良い環境を整えるのが先決です。

そのための対処法は4つ。

勝ち負けの概念を捨ててもらう

何事にも勝負にこだわる論破したがる人は優劣ハッキリつけないと気がすみません。

ですが、先ほどにも述べたように正解はひとつだとは限らないのです。

最初から意見していてははじかれるのが目に見えていますから、感情的にならずに冷静に
「なるほどいいね」と相手の意見を受け入れつつ、自分の意見も聞いてもらえないか確認すれば相手も人の子。

検討してくれるかもしれない、思い直すかもしれない、答えはひとつじゃないとわかってくれる可能性が出てきます。

相づちをしない

論破されたくないのなら相手の意見に相づちをしないことです。

相づちと言うのはあなたの話を聞いています。

共感しますと捉えられますので、形勢不利になってしまいます。

相づちは良好な人間関係を築きたい時に使いましょう。

間接的にディスる

いつも上から目線でバカにして、こっちだって黙ってはいませんよ。

見下したり、強要したり、屁理屈ばかり言う人には、

「(嫌われ者の)○○さんと似ているね!」

「(厄介者の)○○も同じこと言ってたよ」

「私もあなたのように口が達者になりたいわ!」

とサラッとティスっとけばいいのです。

「それ、どうゆう意味?!」とヒステリックになって向かってきそうですが、「そのまんまの意味だよ?」と返すだけで心の中がスカッとします。

あんまり攻撃してくるようであれば「褒めたつもりなんだけど」と言い返せばOK。

矛盾点がないか聞き逃さない

論破したがる人の話を一言一句聞き逃さずに前の話と矛盾点がないか集中して話を聞きます。

矛盾点が生じたらすぐさまツッコミを入れます。

このタイミングを逃すと

「あれ、そんなこと言ったっけ?」

「あなたが勘違いしていたのでは?」

と丸く言いくるめられますので、腰を折って矛盾点を素早くを指摘しましょう。

まとめ

論破しようとする人は、説得力には長けていても聞く力に欠けています。

自己主張ばかりして相手の意見を無視したり、指摘を怒りに変えるようでは冷静に話し合いどころではありません。

相手の立場になり冷静な判断ができる人が一人でも増えればより良い環境が作れます。