心が貧しい

心が貧しい人の特徴・心理・対処法

心が貧しい

心が貧しい人ってどんな人?

友人であろうと嫉妬する、人を罵倒する、人の不幸がおもしろいなどと言う人は表向きは友達ぶってるけど心の中でそう思っている人はいます。

そう思われていたら残念に思います。

心が貧しい人の特徴や心理、対処法までレクチャーしますので、最後までご覧ください。

心が貧しい人に共通する特徴

心に余裕がある人は人の幸せを一緒になって喜ぶことができます。

ですが、心が貧しい人には心に余裕がないという共通点が見られます。

心に余裕がなくなると、焦ったり怒ったりイライラして相手を想いやる気持ちが持てなくなります。

そんな心が貧しいと言われる人の特徴を挙げていきますので、自分の心の貧しさ度をチェックしてみてください。

礼儀がない

社会人にとって礼儀はどこに行っても必要です。

いや、社会人でなくても礼儀は人としての基本です。

心が貧しい人は、礼儀もありません。その典型的な特徴は以下のとおりです。

・「おはよう/こんばんわ」「お疲れさまでした」「おじゃまします」「失礼します」などの基本のあいさつがない

・人から親切にされても「ありがとう」の感謝の言葉がない

・ミスをしても「「悪いのは自分じゃない」と言い訳ばかりで「すみません」の謝罪が言えない

否定から入る

心が貧しい人は、やる事なす事相手の否定から入る人です。

いちいち「こう返そう」と考えているわけではなく、反射的に「でも・だって・どうせ」が口走るのです。

これを『3D』といいネガティブな発言の特徴のひとつだと言えます。

・A:「今回はこの案でいきましょう」

B:「でも、前に失敗した例がありますよ。どうせ通りませんよ?」

・友達に恋人ができても「どうせすぐに別れるに決まってる」とどこか欠点がないか粗探しする
・人の幸せや成功に「今だけ」「長く続くとは思えない」とケチをつける

最初から否定ばかりしていては相手は不愉快です。

責任転嫁をする

心が貧しい人は、自分は悪くないと一切非を認めようとしない人です。

それどころか

「○○さんがこうしろと言いました」

「▼▼さんのせいで遅れました」

「■■さんの言う通りにしたまでです」

と他人のせいにする人は信頼が失われます。

見下す

心が貧しい人は、収入や学歴で優劣を付けたり自分のレベルに合わない人は排除していくスタイルの人。

そもそも付き合いの対象ではない人は相手にしていません。

見下す発言をする人は

「その程度の学力の人と一緒にしないでほしい」

「よくそんなんでこの会社は入れたわね?知り合いでもいるの?」

「そんなこと小学生でも知ってるよ?」

など人をバカにしています。

視野が狭い

心が貧しい人は、自分の考えは間違っていないと自分の意見を押し通します。

何を根拠に自分が一番正しいと思っているのか。

それは過去の経験と自分の中での知識だけに捉われています。

ですから他人のいうことは絶対に受け入れることはありません。

とても頑固で何を聞いても自分の意見は譲る気はありませんから、誰とでも対立します。

自分の意見が通らないと癇癪を起します。

思いやりがない

心が貧しい人は、基本的に他人に無関心です。

人の痛みに寄り添う事の出来ない人は心が貧しい人です。

育った家庭環境も影響していて愛情を注いでもらえなかったまま育つと人に対しての優しさが欠如している傾向が多く見られます。

愛情を知らないまま育ち、自分と同じように人に接するのが当たり目のようになっているからです。

それをなんとも思っていないところが冷酷だと言われます。

嫉妬心が強い

優秀な人、才能がある人、金持ちな人はうらやましいですよね。

そんな人を認める事ができず、自分より優れている人や環境に恵まれた人に強い憎しみを抱きながら表面では普通に取り繕っている人もいます。

嫉妬する人に限って裏ではあることない事吹聴しまくります。

心が貧しいは、自分にないものを持っている人が妬ましくてしょうがないのです。

ケチである

経済的に余裕がないお金持ちであろうとケチな人はいます。

募金をしない人がケチなわけではなく募金の意味を理解しようとしない人は心が貧しい人です。

ケチと倹約家の違いは例えばコンディショナーは最後の最後まで使い切るのが倹約家。

ケチはそもそもシャンプーだけで済まし、シャンプーだけで十分と言ってコンディショナーは買わないのがケチ。

飲み会は参加しても安い飲食で済ませたり1次会で帰るのが倹約家。

ケチはそもそも参加しません。

1円でも無駄な出費を押さえてうまくやり繰りすることは良いことです。

もちろん収入が大きく関係していますが、なんでもかんでもケチってばかりいては心まで貧しくなります。

貧乏性がゆえに交際費をケチってばかりいると疎遠になってしまいますから。

もちろんケチな人はその方がむしろ助かっているようですがね(笑)

助言を受け入れない

自分の言っている事は正しいと常に思っていますので、人から受けるアドバイスが大嫌い。

絶対に耳を傾けない主義。

でも自己主張は強め。

負けず嫌いでプライドが高い証拠です。

人の不幸がうれしい

つらい出来事や悲しい出来事があると人は涙がでたり、落ち込んだりします。

「他人の不幸は密の味」

ネット用語では「メシウマ」(他人の不幸で今日もメシがうまい)なんて言葉がありますが、心が貧しい人はまさにその姿を見て秘かに喜びを味わいます。

他人の不幸を喜ぶなんて心が貧しいんでしょう。

不謹慎にもほどがあります。

損得勘定で動く

心が貧しい人は、自分にメリットがあるかないかで行動する人。

出世につながる出来事や恩を売っておこうとする人は有益に働きそうなら気に入られたい一心で多少無理をしてでも積極的に動きます。

そうでないことがわかるとそれまでです。

不利になるとわかっている場合は最初から見て見ぬフリをします。

人助けや親切にすることは評価されるのを見越しての人助けですから誰もいない所ではやりません。

誰にも評価されないことは意味ないと思ってますから。

心が貧しい人の心理

普通の感覚を持つ人からしてみれば理解できない部分がたくさんありますので、心が貧しい人の心理を紹介していきます。

腹が立つ

幸せそうな家族を見ると他人でも腹が立つと言うようなことはありがちです。

才色兼備な人が妬ましい、上司から気に入られてチヤホヤしている人が妬ましい、恋人がいる人が妬ましく見ているだけでも腹が立つというもの。

現状に満足していない人こそ他人を妬みます。

キライな人はとことんキライ

心が貧しい人は、自分は必至で努力してやっとここまで来たのに、コネやいとも簡単にできてしまう人ようなが妬ましく大嫌いです。

恵まれた環境にいる人がどうしても許せない!

ライバル心むき出しで攻撃したり意地悪したりしたくなります。

負けた気がする

心が貧しい人は、指摘されるのが嫌。

その指摘が正しかったとしても「言われなくてもわかってる」と反発します。

往生際が悪く自分の非を認めないのは負けを認めたことになるから、従いたくありません。

謝りたくもありません。

そりゃ誰だってできないと思われるよりはできる人と思われた方がいいです。

できない人間だと思われたくないという気持ちが人より強いのです。

心が貧しい人への対処法

心が貧しい人とは付き合いたくないものです。

プライベートでは距離を置けばある程度軽減できますが、仕事上の付き合いは避けられません。

人から受けるストレスは深刻なものです。

早めに解決しなければ身体を壊してしまいます。

仕事は退職できますが、身体を壊してからでは元も子もありませんので、早めに対処しましょう。

自分でも心が貧しいと自覚がある人も試してみてください。

同調する

否定する人・攻撃的な人にあれこれ言っても相手は一枚も二枚も上手です。

「そうですか」と相手に同調してなるべく波風立てないように控えめでいましょう。

同調してくる人には攻撃的にはなりませんから。

見方を変える

人間は嫉妬する生き物です。

幸せな人を見ていると腹が立つと言うのは理解できなくもないですが、考え方を変えてみませんか?

自分もああいう風な人になりたい、そのためには何をすればいいのか考えてみると目標ができます。

目標に向かって努力している人は素敵です。

幸せそうな人を見ると自分がそうなった時を想像をしてみると嫌悪感は消えていくはずです。

長所を見つける

人はイヤなところばかりが目に付くものです。

気になりだしたら何をやっても嫌い。

しかし、人にはどんな人にでも一つくらいは良い所があるでしょう。

観察してみたら意外な一面を知ることができて自分まで穏やかな気持ちが芽生えるかもしれません。

まとめ

心が貧しい人は因果応報と言ってその行いはいずれは自分にも返ってきます。

いずれ友達がいなくなる、誰も助けてはくれない、誰もお祝いしてくれないなど孤独に陥ります。

貧しい心はすぐには消えませんが、徐々に消えていく人が一人でも増えたら過ごしやすいですね。