気持ちの切替ができない

気持ちの切替ができない人の特徴・心理・対処法

気持ちの切替ができない

気持ちの切り替えがうまくなる方法を大公開!!

'22北京オリンピックが終わりましたね。

どのスポーツも感動的でした。

特に筆者はフィギアスケートとハーフパイプに魅了されました。

金メダル候補とされていた羽生結弦選手がショートプログラムではまさかの8位と出遅れましたが、フリーでの巻き返しが期待されました。

冒頭の4回転アクセルで転倒してしまった時は「ああっ!」と思わず声が出てしまいましたが、それでも前人未到の4回転アクセルに挑んだ姿はとても立派でした。

普通の人だったら冒頭で失敗して最後までメンタルが持たないところを最後まで諦めない演技はさすがトップアスリート選手でしたね。

もう一人は前人未到の大技を成功させ悲願の金メダルを手にしたハーフパイプの平野歩選手です。

インタビュアーが物議を醸した2本目の得点の低さのシーンに触れると

「その怒りがたぶん、自分の気持ちが自分の中でうまく最後に表現できた」

と怒りをエネルギーに変えた平野選手には国内のみならず海外からも称賛や驚嘆の声が相次ぎましたね。

本当に素晴らしかったです。

両選手のように気持ちの切り替えができればいいのですが、気持ちの切り替えができない人も多いです。

トップアスリートとは桁違いですが、気持ちの切り替えができない人はどのような影響がでるのか特徴・心理や併せて気持ちをうまく切り替える対処法を紹介しますので、ぜひ克服に役立ててください。

気持ちの切り替えができない人の特徴

失敗は誰にでもあります。

気持ちの切り替えができる人・できない人の違いはその後の行動の違いにあります。

性格の特徴を挙げていきますので、自分にあてはまるかチェックしてみてください。

メンタルが弱い

気持ちの切替ができない人は、プレッシャーに弱く期待されればされるほど本番では実力が発揮できずに失敗に終わります。

相手のパワーに圧倒されれば手も足も出ません。

周りからダメ出しされるとその日は眠れないほどヘコみます。

数日は引きずり体調にも影響が出てきて胃が痛くなったり食欲不振になります。

失敗を引きずる

友達とケンカした

恋人と別れた

プレゼンがうまくいかなかった

契約が取れなかった

営業成績が悪かった

など誰だって失敗やショックで落ち込むことはあります。

ですが、気持ちの切り替えが早い人は原因を追究して前向きに進みますが、気持ちの切り替えができない人は過去の失敗をずっと引きずってします。

いつまでも「ああすればよかった」「こうすればよかった」と動揺してその後もミスを連発してしまうこともしばしば。

不安症である

気持ちの切替ができない人は、あがり症で人前に立つと、非常に緊張します。

失敗しないように何度も確認をしたり直前まで練習をしたり人一倍努力はしていますが、それでも心配です。

100%力を出し切ったつもりでも結果が出るまで不安で夜も眠れません。

常に不安や恐怖がつきまとい、自己否定感が強いため、生きづらく感じています。

ネガティブである

気持ちの切替ができない人は、自分に全く自信が持てません。

「失敗する気しかしない」

「ダメだろうと思った」

「できるわけがない」

「どうせ私なんて・・」

と自分に対して否定的です。

たまたまうまくいったとしても素直に喜びません。

「運が良かっただけ」「相手に恵まれただけ」と謙遜しているわけではなく本気で思っています。

普通、うまく言ったら自信につながるところですが、「次は失敗する」と根拠のない変な自信だけはあります。

自己主張ができない

気持ちの切替ができない人は、人から何を言われても嫌な出来事があっても言いたいことが言えず我慢するタイプです。

反論もしない、もちろん自己主張もしない気が弱くておとなしい人です。

揉め事が起きてもこれ以上大きくならないように自分さえ我慢すればいいと平和主義者です。

自己嫌悪に陥る

気持ちの切替ができない人は、

「やればできる」

「大丈夫!」

「気にしない気にしない!」

って自分に言い聞かせて前向きになろうと思っていても心がついてきません。

体は正直で手足が震えたり、言葉が出なかったりすると失敗した自分が頭をよぎります。

「もうだめだ」と途中で諦めかける自分が嫌になります。

自己嫌悪に陥って数日はなにもやる気が起こりません。

気にしすぎる

気持ちの切替ができない人は、他人から言われた些細な言葉でもとても気になります。

もちろん自分の言葉もです。

「今これ言っていいのだろうか」

「これ言ったらどう思われるだろうか」

「こんな私の話なんて聞いてもらえるだろうか」

とためらいながらも結局は口に出しません。

負けず嫌いである

気持ちの切替ができない人は、負けず嫌いな人はものすごく勝ち負けにこだわります。

人に負けるのが絶対に嫌。

負けを認めるのも絶対に嫌。

たとえ負けようもんなら怒りがおさまらない。

勝つまで勝負に挑みます。

失敗がトラウマである

気持ちの切替ができない人は、大勢の前で大恥をかいた、○○をして大失態をおかしてしまったとなると立ち直るのに時間が掛かります。

仮に立ち直ったとしても同じような事は二度とやりたくはありません。

「もう二度とあんな惨めな思いはしたくない」「あんな悔しい思いはもう絶対に嫌だ」という想いがとても強いです。

しかし、無情にも長い長い人生の中、嫌でもやらなければならない時がまた来ます。

過去の失敗が頭をよぎらないわけがありません。

ずっと避けていては前に進むことができません。

負の連鎖からなかなか抜け出せなくなっています。

気持ちの切り替えの克服法

失敗は誰にでもあります。

「落ち込むな」「気にするな」と安易には言いませんが、いつまでもクヨクヨしていても状況は一向に変わりません。

これから気持ちを切り替えて前に進もうという気持ちのほうが大事です。

自分で変えるしかないのです。

「怖いからしたくない」「もうあんな思いは嫌だ」など負の連鎖を断ち切るにはどこかで勇気ある決断が必要です。

成功した自分をイメージする

人は誰でも緊張すると言葉に詰まったり早口になったり本来の実力を発揮できないことがあります。

緊張は避けられないものですが、

「みんなに注目されている」

「失敗したらどうしよう」

「笑われたら恥だ」

なんて考えれば考えるほど緊張が増します。

「あれだけ練習したんだから大丈夫」

「準備は万端なはずだ」

「きっとうまくいく」

と自分に言い聞かせてみましょう。

自分に自信をつける

いきなり自信を付けろといっても無理ですから、まずは小さくてもいいから「自分ひとりでできた!」と成功体験を重ねていくことからはじめてみましょう。

モチベーションも高まり自信にもつながります。

苦手意識があるものに少しずつ挑戦してみることが大事です。

仕事に行き詰った時は休息が必要

仕事でミスをしたり人間関係でトラブルになった時など悩みをひとりで抱え込んでも悪い方にばかり考えて前向きな答えは一向に出てきません。

絶対にひとりで抱え込まないで身近な人に相談するなど早めの対処が必要だということを頭に入れておいてほしいです。

周りに相談できる人がいないという人はネットでググればいくらでも相談窓口が出てきますので、話を誰かに聞いてもらうだけでも楽になりますから、ぜひ活用してください。

泣きたい時は思いっきり泣く。

もう涙も出ないというくらい泣いたらお腹もすくでしょう。

ランチやディナーでおいしいものを食べて心もお腹も満たす。

自分がリラックスできる場所で仕事の事はなにも考えずに好きな事をして1日ゆっくり過ごしてください。

ストレス発散にカラオケで大きな声を出せばスカッとするでしょう。

「よーし明日からまた頑張るか」と気持ちが切り替えられます。

まとめ

以上、気持ちの切り替えができない人についてまとめました。

気持ちを切り替えることができずに、ずっと悩んでいるのはとてもしんどいですよね。

そんな時だからこそ、外に出てみませんか。

頑張っている人を見たら自分も頑張ろうという気になった。

人々の笑顔に癒されたなどたくさんの刺激があります。

くよくよせず、人生を楽しむことだけを考えていきましょう!!