こだわりが強い

こだわりが強い人の特徴・心理・対処法

こだわりが強い

こだわりが強いあまり物事が先に進まない経験ありませんか?

他人からしてみればどうってことない出来事に対して必要以上に気にしすぎたり、いくつものやり方があるのにひとつだけのやり方にこだわると遠回りをすることになります。

こだわりが強い人は人のアドバイスを聞かないなど扱いにくい存在ですから、チームを組むとなると進行の妨げになります。

そんな人と上手な付き合いはできるのでしょうか。

こだわりが強い人の特徴や長所・短所を挙げていきますので、それを踏まえたうえで対処法まで学んでほしいと思いますので、最後までご覧ください。

こだわりが強い人に共通する特徴

こだわりが強い人というと執着・頑固・ブレない性格などが兼ね備えています。

良くも悪くも取れますが、特にこだわりが強い人が共通して持っている特徴を詳しく挙げていきますので、

自分のこだわりはどう思われているのかチェックしてみて下さい。

協調性がない

社会人になると正論が必ずしも通るとは限りません。

いくら正論を述べても正しい解決策になるとは言えないからです。

その時の状況に合わせある程度は妥協しないと話しがまとまりません。

こだわりが強い人は自分の意見が一番良いと思っているので「こうするのが当然だ」という世間一般論の考えを変えない人です。

ですから協調性がない、頑固者と言われても仕方がありません。

融通が利かない

真面目なこだわりが強い人に多いのが融通が利かない人。

プライベートにおいて1分の遅刻も許してくれないところや順番待ちをきちんと守るところはお手本になります。

しかし、どんな状況であれ子どもや高齢者が急に割り込んだとしても容赦しません。

自分にも厳しいけど他人にも厳しい人です。

頑固である

こだわりが強い人は、「こうと決めたら絶対にこうだ」と自分の意見を強く主張します。

他人がどうこう言おうと頑なに拒否します。

状況によってはただの頑固な人です。

しかし、誰に何を言われようと気にする性格ではありません。

信念がある

こだわりが強い人は、自分が正しいと思った道を脇目も振らずひたすらまっすぐ進みます。

中途半端や曲がった事が大嫌いです。

諦めないで最後まで遂行する人です。

視野が狭い

こだわりが強い人は、ひとつの視点からしか物事を見れないため、想像力に欠けていて結果も当然ながら予測できません。

自分だけの狭い情報に捉われているから周りの意見を一切聞き入れないのです。

自分だけしか信じない、ネガティブ思考で新しいことにチャレンジしない、過去の経験と知識だけが頼り。

かなりこだわりが徹底している人です。

自分の意見を曲げない

こだわりが強い人は、他人がどんなにアドバイスや指摘をしても絶対に自分の意見を曲げない人です。

人に耳を傾けることがありません。

特に自分の意見に対して否定的な意見を言う人には嫌悪感を抱きます。

マイルーティーンがある

こだわりが強い人は、時間に正確で、スケジュールを徹底していています。

朝起きて必ずすることがある、味噌汁→米→おかずというふうにご飯を食べる順番がある、踏み出す足は左右のどちらかと決めている、
など独自のこだわりを多く持っています。

そのこだわりの順番が狂うと調子も狂うというほど徹底しています。

あなたのこだわりはいくつありましたか?

こだわりが強い人の心理

こだわりが強い人はちょっとやそっとじゃ動かすことができません。

なぜそれが難しいのかこだわりが強い人の心理を知ればわかってきます。

自分は間違っていない

こだわりが強い人は、自分の意見はいつでも正しいと言い張ります。

他人に何か言われれば言われるほど反発心を覚えます。

トラブルが絶えませんが、気が強く一歩も引くことはありません。

譲歩=負けを認めることになりますから。

過去の経験から判断する

こだわりが強い人は、過去の経験や成功談からひとつのやり方にこだわっています。

このやり方だったから成功したと信じて疑いません。

年々家電が進化したりさまざまなところが発展しているのと同じで、時代の流れとともに古い固定概念の考えも変えた方が効率が良いです。

自己満足である

こだわりが強い人は、ガヤがうるさいので一人行動のほうが楽です。

他人にどうこう言われる筋合いはない、別に誰にも迷惑は掛けていない。

他人は理解しがたい出来事でも自分が満足すればそれでいい。

ただそれだけです。

考え方が極端

こだわりが強い人は、今までの自分のやり方を正されても直す気がありません。

普通の感覚を持つ人だったら、直して従がおうとしますが、こだわりが強い人は

「だったらやらない方がマシだ」

「自分のやり方でないならやっても意味がない」

と考え方が極端です。

こだわりが強い人の長所・短所

こだわりが強い人は面倒くさくて扱いにくい存在ばかりではありません。

それぞれ長所・短所を挙げていきます。

【長所】

・信念がある

・納得がいくまで追求する、諦めない

・自己主張がある

【短所】

・自己主張が強い

・意見が割れても納得するまで時間が掛かるのでチーム内がまとまらない

・他人の意見を素直に受け入れない

・主張を曲げない

強いこだわりあるある

こだわりが強いと他人には理解してもらえないとよく言いますが、果たしてどうなのでしょう。

みなさんはどう思いますか?

理由も併せてご覧ください。

・残業をした日はお惣菜を買ってその日は家事を一切しない。疲れを倍増させないため(23歳/飲食店勤務)

・玄関に踏み入れる一歩は必ず利き足から。「上がり框(かまち)」まで利き足で上がる歩数が合うから(30代/歯科技工士)

・デスク周りに置く小物や資料は何かの線に沿って揃えて置かないと気持ちが落ち着かない(20代/webデザイン会社)

・タイムカードやあて名書きなどの事務処理は従業員の50音順。

どこまで進んだかあとどれくらいかすぐわかる(40代/経理事務)

・極端に安い化粧品や食べ物は絶対なんかしら理由があると思っているから絶対に買わない(40代/主婦)

・すべてにおいて潔癖症でないけれど、いくら新品の服やシーツでも必ず洗濯してから使用する。どんな物であってもいったん洗わないと使えない。 洗えない家具やマットレスは吹きあげる(30代/販売・40代/生保)

・マーカーの色は6色で説明・補足・数字・重要レベルごとに色分けしている(18歳・高校生)

・靴下を伸ばすのはくるぶしからふくらはぎに向かって15cmと決めている。

一番細く見える長さだからこれは絶対に外せない(JK2)

・会社にしろプライベートにしろ出かけるときは最低でも必ず2つはブランド品を身に着ける(20代/販売)

・清潔感や統一感を持たせるために洗面所・トイレのタオルは白じゃなければいけない(30代/看護師)

・年賀状は手書きに限る(50代・60代/主婦)

筆者は理解できるものが3つありましたが、みなさんはありましたか?

やはり自分だけの独自の決まり事があるということですね。

強いこだわりが強い人への対処法

強いこだわりが単なる“わがまま”にも思えて、相手を変える事は相当難しいです。

ではどうしたらこちらもストレスがなく付き合えるのでしょう。

対処法は3つ。

干渉しない

こだわりが強い人は独自のルールにこだわって生活しているため、誰かに干渉されたり人から指示されるのが嫌いです。

周りの状況に合わせて動いていませんので、周りがあれこれ言っても聞く耳持ちません。

しかし、順番は違えどやることはやってくれますので、安心してください。

他人を気にするより、信じて待つ方が気が楽ですよ。

褒めて受け入れる

こだわりが強い人は、自己肯定感が高く、自分に自信を持っています。

そのため周りが何と言おうと気にも留めてません。

否定すればするほど何言っても平行線で扱いにくくなります。

ですからここは一旦褒めて受け入れましょう。

相手もきっとうれしいはずです。

すると少しずつ心を開いてきて譲歩する可能性が期待できます。

時間を決める

こだわりが強い人は納得がいかないと何度でもやり直します。

熱中するあまり時間を気にしないで作業に没頭します。

素晴らしいことですが、これがもし、相手を待たせていたらどうでしょう。

あらかじめ時間を決めておけば、時間内で仕上げようとします。

まとめ

以上、こだわりが強い人の心理や特徴と長所・短所、上手な付き合い方を紹介しました。

こだわりが強い人と付き合うのは面倒ですが、表に出さないだけで誰にでもひとつくらいこだわりはあるのではないでしょうか。

最初から否定しないで、まずはこだわりが強い人の考え方を理解しようと考えてみるといいです。

そうすると、何かが見えてくるかもしれませんよ。