ぶっきらぼうな

ぶっきらぼうな人の特徴・心理・対処法

ぶっきらぼうな人
ぶっきらぼうになっていませんか?

ぶっきらぼうとは仏頂面、不愛想な態度や冷たい態度をいいます。

◆使用例

①彼は一見ぶっきらぼうに見えるけど家では優しいお父さんです

②先輩はぶっきらぼうで怖い

③彼はぶっきらぼうな性格で損をしている

ぶっきらぼうな人には近寄りがたいイメージがあります。

笑顔でいる人の方が断然イメージアップにつながると思います。

身近にぶっきらぼうな人がいる人にはどう対応すればストレスなくうまく付き合えるのかを紹介します。

ぶっきらぼうな人に共通する特徴

ぶっきらぼうな人には愛想がない、ふてぶてしい、乱暴、機嫌が悪そう、近寄りがたいといったマイナスな共通点が見られます。

顔に出る人もいれば、態度に出るなど人それぞれいます。

しかし、ぶっきらぼうな態度がある反面、隠れた性格も兼ねています。

特徴を挙げていきますので、自分はそうでないかチェックしてみてください。

素っ気ない態度を取る

ぶっきらぼうな人は、何を聞いても「あっそ」「ふ~ん」と素っ気ない返事をします。

答える時も「はい」か「いいえ」でしか答えず口数が非常に少ない人です。

素っけない態度を取ると、人から「なんだアイツ」と一瞬、印象を悪くします。

素っ気ない態度を取る人は自分がどう思われようと人目を気にせず、また他人にもまったく興味がない人です。

目を合わせない

小学校で「話す人の顔を見るようにと」教わってきましたよね。

話をする時はお互いの顔を見てしゃべる方が好印象です。

話しかけられても目を合わさずに淡々と指示するぶっきらぼうな人は「そこ」「あれ」とか言葉足らずでぶっきらぼうに見えるでしょう。

口の利き方が悪い

ぶっきらぼうな人は、高圧的な態度で「自分でやれ」「それやっとけ」とやや命令口調で口の利き方がキツイ。

また、相手に感情をぶつける、デリカシーのない発言も多いので周りから評価が低いのはいうまでもありません。

これではいくら仕事ができる人間でも敬意が払えません。

照れ屋である

不器用で照れ屋さんのぶっきらぼうな人は褒められるのが苦手でつい本音と違う事を口にします。

テレて可愛いい一面を持ってはいるんですけどね。

ぶっきらぼうのマイナスイメージが強すぎましたけど、感情表現が下手なだけなのです。

素を出して素直になれば好かれると思います。

コミュニケーションが苦手である

ぶっきらぼうな人は、口下手で人付き合いが苦手なので人とのコミュニケーションが取れません。

裏を返せば相手によって態度を変えるような人ではないという事です。

コミュニケーションが苦手な人だとわかっていて徐々に接していけば、打ち解けてくれるのは時間の問題です。

感情を表に出さない

人は恥ずかしい時は顔を赤らめたり、うれしい時は笑顔になったりガッツポーズをしたり飛び跳ねたり喜びを体で表現をします。

一方、ぶっきらぼうの人は表に感情を出すことがありません。

結構、怒りっぽい顔をしている時が多いので勘違いされることもしばしば。

人見知りである

人懐っこい人は初対面の人とでも気軽にしゃべることができます。

相手にも興味津々で質問も多いです。

一方、人見知りな人は初対面の人とは挨拶だけが精一杯です。

自分から話しかける事は一切ありません。

話しかけられれば一応、答えはしますが、おろおろして会話が途切れてしまいます。

無言になる回数も多いので相手からは愛想がない、素っ気ないと誤解する人も多いです。

人が嫌いではない人もいますので、打ち解けるまでに時間が掛かるだけです。

ぶっきらぼうな人の心理

ぶっきらぼうな人なぜ素っ気ない態度を取るのでしょう。

性格だから?

相手が嫌いだから?

シーン別に心理を紹介していきます。

嫌われたくない

ぶっきらぼうな人も、できれば人から好かれたい。

でも、それが不可能だとしても最低でも人に嫌われたくはない。

嫌われるのが怖くてあまり自分からは何も言わないようにしています。

それがかえって素っ気ない、興味がなさそうと言う印象を植え付けてしまい裏目に出てしまって残念です。

テレている

ぶっきらぼうな人は、褒められたり好きなのに好きと言えなかったりと、素直じゃない性格がゆえにわざと素っ気ない態度を取ります。

「ば、ばか、そんなんじゃねーよ!!」

「うっせーよ、ばーか!」

と恥ずかしさでいっぱいです。

興味がない

ぶっきらぼうな人は、周りの目を気にせずに「人は人、自分は自分」という考え方があります。

会話しててもリアクションがない、無表情のままです。

そもそも人に興味がないので、人の話に共感できない、つまらないと感じた時、顔や反応が素っ気ない態度になってしまうのですね。

人付き合いが苦手で友達もいなくて、それに慣れてしまうとひとりでいる時の方が楽でいいです。

素直になれない

ぶっきらぼうな人は、自分でもわかっているんだけど、自分のすべてをさらけ出すのが嫌です。

見透かされそうで本心とは逆のことをつい、口走ってしまいます。

毎回あとで後悔してばかりでこんな自分に嫌気が差します。

緊張している

人は緊張すると体が震える、キョロキョロする、手をギュッと握りしめる、など体のどこかに何かしらの症状が出ます。

中でも表情が固まる人が多くいます。

いくら平然を装っても心に余裕がない状態なので、そんな時、他人から声を掛けられても冷静に対応できません。

ぶっきらぼうな態度を取っても無理ないかもしれませんね。

集中したい

物事に集中したい時は周りの雑音をシャットアウトして気持ちを落ち着かせようとします。

目をつぶっていたり、イヤホンを付けている人もいるでしょう。

そんな時に声を掛けても邪魔になるだけです。

相手は無視されたと思うでしょうね。

ぶっきらぼうな人への対処法

ぶっきらぼうな人だと言ってもすべての人が乱暴で、態度が悪いと言うわけではありません。

中には恥ずかしがり屋な人もいます。

対応次第ではうまく付き合えますので、紹介します。

すぐにでも実践できますので、試してみてくださいね。

割り切る

話しかけても「はい」か「いいえ」でしか答えないようなぶっきらぼうな人は、そもそも人見知りであるため口数が少ない、
愛想がないと最初から割り切っておけば、自分の感情を乱すことなく聞き流すことができるでしょう。

そもそも人見知りな人には相手も近づいてこられると困惑するので、距離を置くのが一番です。

愛想笑いで接する

ぶっきらぼうな態度を取られたら自分も相手に対して冷たくしようとは思わないでください。

お互いぶっきらぼうでは関係が悪化してしまうケースもあり居づらくなります。

返事が素っ気なくても表面上、笑っていれば悪くは取られません。

相手の態度に惑わされずにここは大人の対応で自分の気持ちをしっかり持ちましょう。

長く接していると意外に心を開いてくれる可能性が期待できるかもしれません。

素直ないじゃない人の場合

褒めても素直に喜べない人でも心の中ではうれしいはずです。

それなのに周りがはやし立てると

「俺が特別賞もらったのは偶然だとでも言いたいのか?」

「たまたまだと言いたいんだろ」

と突っかかってきます。

執拗にベタ褒めするのではなく、さらっと「よかったね」くらいであれば相手も照れることなく余計なひとことまで発しなくてすむはずです。

言い方に気を付ければ相手も改善してくれるでしょう。

まとめ

以上、ぶっきらぼうな人についてまとめました。

あなたの近くにいるぶっきらぼうさんはどんなタイプでしたか。

まずは相手のタイプを見極めてその人に合った対応を心掛ければ相手も打ち解けてくれる可能性があります。

一日の中で一番長く居る場所だからこそ、お互いが気持ちよく過ごせるように、普段から簡単な挨拶からコミュニケーションを取るように

心掛けてみませんか。