ダル絡みをする

ダル絡みをする人の特徴・心理・対処法

ダル絡み

若い人の間で使われている“ダル絡み”という造語をご存知ですか?ダル絡みとはちょっとした内容にちょいちょい絡んでくるのがいちいちダルいという意味です。

◆使用例

①ダル絡みを相手するほど暇じゃない

②ダル絡みしてくるのでコメント欄を封鎖した

友人関係にも恋人関係にも使われます。

似た言葉に“鬼絡み”というのもあります。

鬼がらみは何に対してでも一方的にものすごく絡んでくるうっとうしい人に使います。

度合いが違いますが、どちらもうっとうしい人には違いありません。

忙しい時にダル絡みされるとウザいんだけど本人は気づいてない様子。

なかなか指摘することもしにくいので、調子に乗ってどんどん絡んでしまう場合がほとんどです。

「結局何の用事なの?」

「なぜダル絡みをしてくるの?」

ダル絡みをしてくる心理を解説しながらタイプ別に対処法を紹介します。

ダル絡みする人に共通する特徴

ダル絡みをする人はちょっかいを出す、ちょっとしたことにでも何回も話しかける、どうでもいいような内容を話したがるなど誰かにかまってほしくて絡むという共通点があります。

ではどんなダル絡みをするのか特徴を挙げていきますので自分も知らずにダル絡みしていないかチェックしながら見ていきましょう。

構ってちゃん

構ってちゃんにもそれぞれ寂しがり屋タイプと暇つぶしに絡んでくるタイプがいます。

寂しがり屋は一緒にいてほしいと甘える傾向があります。

基本、LINEやメールが多く

「今起きた」

「お昼は何食べる?」

「今から退社します」

「今家に着いた」

「今からご飯、お風呂」

「おやすみ」

「眠れない」

など朝起きてから寝るまでの一連の行動を相手の都合お構いなしにメールやLINEで頻繁に逐一報告します。

返事が遅れると「ねぇねぇ」「どうしたの?」など返事を待ってられません。

暇つぶしに絡んでくるのは相手を茶化したり面白がったりしています。

相手を下に見ています。

負けず嫌い

ダル絡みする人は、諦めが悪くああ言えばこう言う負けず嫌いな性格です。

ちょっとした内容にもいちいち意見を述べたり反論したりどんな小さな他人の言動でも見過ごすことができません。

執拗に迫ります。

酒癖が悪い

ダル絡みする人は、普段は真面目で酔うとお喋りになったり説教したりする人です。

真面目な人によく見られるのが、相手の言動に対して言葉使いを注意したり、マナーを教えたり、やたらと口出ししてしまいます。

本人は覚えてないのが厄介です。

積極的である

ダル絡みする人は、明るくて社交的なのは良いのだけれど、隣の席にいる見知らぬ人にまで話しかけるような人です。

話しかけられた相手は「はあ」とか「まあ」とか相づちする人もいれば、話にノッてくる人もいるでしょう。

ノッてきた相手にはとことんどんな内容でも気にせずに話しかけます。

空気が読めない

ダル絡みする人は、自分さえよければ相手が仕事していようが話しかけます。

誰かと会話してようが、他人の会話にも参加します

自分が知らない話題になると面白くありませんから、話題を変えて仲間に加わります。

自分の事しか考えられない人です。

ダル絡みする人の心理

ひと言ふた言交わすくらいならうっとうしいと感じることもなさそうなのに、それがちょこちょこ続くもんですから結果的にダル絡みしていることになってしまうのです。

ダル絡みをする人は自覚がない人がほとんどで雑談している程度にしか思ってません。

SNSにコメントする

ダル絡みする人は、自分と異なる意見を持つ人に反論したくなります。

顔が見えないからこそ大きな態度に出ます。

冗談にも真面目にコメントしたり正論を言ったり批判したコメントを送り付けます。

本人特定がされにくい裏垢を使うあたり、裏ではコソコソ言いますが、本人目の前にしては何も言えません。

逆に言えば本人特定がされないからこそ堂々と批判します。

仲良くなりたい

ダル絡みする人は、自分はダル絡みしているつもりはまったくありません。

むしろ仲良くなりたいからコミュニケーションを取ろうとしています。

たくさんお喋りしたい本人からしてみれば普通に話しかけているだけです。

だだ特に話のネタがないため個人情報の質問が多くなったり、テレビの話題ネタやどうでもいいような天気の話などになったりしてしまうのです。

友達だから

ダル絡みする人は、これくらいの冗談は許してくれるだろうと相手の反応を見ては軽いノリで絡んでいます。

プライベートも付き合う仲だからどんな些細な事にでも付き合ってくれると思っています。

暇さえあれば相手が仕事していようが、興味が湧いてきたらお構いなしで絡もうとします。

自分の欲を満たしたいだけです。

気分が良い

ダル絡みする人の中には、酒を飲んで人が変わる人もいます。

酔っぱらうと気分が良くなり、普段口にしない言葉も酒の席だからとついつい調子に乗ってしまいます。

酒の力を借りて本音をぶちまけようとしたり日ごろのうっぷんを晴らしたりするかのようにハイテンションでお喋りが止まりません。

記憶がないので悪気はありません。

ただ、結果的にダル絡みになってしまっただけ。

異性に絡む

気になった異性とは誰でも仲良くなりたいと思うのは当然の成り行きでしょう。

初対面や面識が薄いなら話題がないのは最もつらいです。

話すきっかけとしてはやはり自己紹介から始まって、次に会った時は挨拶をしてあわよくばご飯のお誘いまでに進展したい、気持ちをつなぎとめたい振り向いてほしいといつでも真剣勝負です。

世話を焼く

ダル絡みする人は、おっちょこちょいな後輩や同僚に対して自分が見てあげないと何もできないと思い、心配しているというよりは世話を焼いてしまいます。

自分は頼られている先輩気取りでいます。

暇つぶし

ダル絡みする人は、暇を持て余しており相手になってくれそうな人を見つけては話を聞いてもらいたい、相手のミスを指摘してからかいたい、できる自分を見せつけたいなど暇つぶしを楽しんでいます。

SNSの更新頻度が非常に多くたくさんの人にコメントを残しては時間を潰しています。

ダル絡みをされる人とは

どんな人がダル絡みに遭うのか

・話を黙って聞いてくれる人

・共感してくれる人

・誘いを断らない人

・お人好しな人

・SNSの更新が多い人

以上の人はターゲットになりやすいです。

ダル絡みをする人をかわす方法

基本的にダル絡みをする人は"構ってちゃん"が多いです。

ですからダル絡みする人を無視をしては不機嫌になったり、落ち込んだり、無視する人呼ばわりされてしまい、あなたの好感度までもが下がりますので完全無視は逆効果です。

ほどよい距離を保つのが最善策となります。

ほどよい距離を保つには以下を対処法を試してください。

時間を制限する

ダル絡みをする人はしつこいです。

「ゴメンね、〇分しか時間がない」と時計を見ながら時間を設定していればその場を去るかもしくは仕事に入りやすくなります。

少し話して興味のない話だった時に使える手です。

後で聞く

ダル絡みする人には「今急ぎの仕事があるから後で聞くよ」と丁重に断ります。

相手してもらえないなら手が空いて暇そうな人を見つけに行くでしょう。

後で来ても「ごめん休憩したい」とハッキリ返事すれば、勘のいい人ならば「あ、この人ハッキリ言える人なんだ」と認識してくれたらダル絡みも減ってきます。

反応が薄い

ダル絡みする人は、こちらが反応すればするほど構ってもらえたと勘違いします。

どんな内容にも「そうですか~」だけに限る。

それ以上は口にしない。

そうすると相手は面白くありません。

すぐにターゲットを変えるでしょう。

スタンプ返し

ダル絡みする人へのLINEでの返事はスタンプ返しが効果的です。

「お疲れさまでした」が無難なところでしょう。

夜であれば寝る時間帯まで未読スルーしておいて「おやすみなさい」で終わらせることができます。

おやすみ以降の返事は既読スルーでも全然問題ないです。

まとめ

ダル絡みをする人の特徴や心理と対処法を紹介しました。

ダル絡みされてつらいとこれを見ているあなたはきっと他人をほっとけないタイプか他人に厳しく指摘できないでついつい付き合ってあげているのでしょうね。

誰だって人間関係にヒビが入るような言動は避けたいものです。

誰とでも上手な付き合いをしてストレスなく過ごしたいものですね。