責任を押し付ける人の特徴・心理・対処法

人のせい

あなたの周りに自分がミスをしたのにその責任を押し付ける人はいませんか?

うまくいけば自分の手柄。

失敗すれば人のせい。

そんなズル賢い人職場や知り合いにいたらストレスがたまる一方です。

今回の相談内容は人のせいにして一部の人に誤解を招いているという深刻な相談です。

相談者はMさん(20代前半/事務員)です。

上司に頼まれた自分の仕事のミスをMさんに押し付けたという先輩(20代後半)に困っています。

一連の会話は以下の通り。

上司:「頼んでおいた資料はまだかな?」

先輩:「それならMさんが代わりにやってくれています」

M :「え、聞いてないです」

先輩:「前にお願いしたわよね?」

M :「もうすぐ手が空きますと言っただけですが…しますとは言ってません」

上司:「なに!?いいから早急に作成してくれ!」

先輩:「わかりました!」

手際良く作業を終えた先輩は「よくできてるね」と上司に褒められ、先輩は良いとこどりでMさんは言い訳をして先輩を敵に回した人と認識されてしまいました。

それ以降、何かと目の敵にされ「Mさんの声が小さいからよく聞き取れなかった」「字が汚くて読めなかった」など言われ続け職場で孤立してしまったそうです。

なるほど。

辛い状況にいるわけですね。

一刻も早く解決したいですね。

責任を押し付ける隠された心理と対処法を解説していきますので、ぜひこの記事を読んで参考にしてください。

責任を押し付ける人の特徴や共通点

自分が可愛い、人から良く見られたいと思うのは人間誰もが同じ。

しかし、そのために嘘を付いたり、言い訳をするのは大人気ないですね。

責任を押し付ける人は自己愛が強く自分を守るためなら事実と異なる主張する人なので、周りから嫌われて当然と言えば当然です。

他にもいくつか特徴を挙げてみました。

言い訳が多い

責任を押し付ける人は、自分に都合が悪くなると口が達者で言い訳をします

責任を押し付ける人は、

・高校受験に失敗したのは塾に行かせてくれなかった親のせい

・自分の人生が失敗したのは希望の大学に行かせてくれなかったから

・良い企業に勤めることができなかったのは大学のせい

など自分の実力不足を認めることができなくて人のせいにします。

責任を押し付ける人は、先に謝ったら負けを認める事になるので、それだけは絶対に許せず、人を巻き込んでまでも言い逃れをする傾向が見られます。

頭の回転が速い

本来なら別の場面で発揮してほしいところですが、残念ながら悪い場面に限って本領発揮します。

責任を押し付ける人は早口でテンポよく話を展開させる巧みな技を持ちあわせています。

相手に話す隙を与えません。

ズル賢い

責任を押し付ける人は、人がいる時はせかせか仕事をしていますが、上司がいない時や一人の時は仕事をしない。

一人でいる時に頑張っても誰も評価してくれないですからね。

責任を押し付ける人は他人から得た情報を自分のものにするのも得意です。

浅く広い交友関係を好みますから情報源には余念がないと言えます。

嘘を付く

責任を押し付ける人には人が見ていないとわかると平気で嘘を付く人と、人間窮地に追い込まれると保身のためとっさに嘘を付く人がいます。

人の弱みに付け込んで相手を黙らせ、責任を押し付ける人はもう末期です。

責任を押し付ける心理

責任を押し付ける人は、なぜ責任を押し付けるのか?

今までの特徴からわかるように“自分は悪い人間だ”と思っている人はいないという事。

責任を押し付ける人は責任を負いたくない、とにかくこの場を丸く収めて一刻も早く逃げ去りたい一心で、とぼけたり曖昧な嘘を付いてその場を去ろうとしているだけだと考えます。

また、責任を押し付ける人には以下のような心理もあります。

自信がない

責任を押し付ける人は自分の意見に自信がないのであらかじめ

「私に聞かれましても…」

「多分ですけど…」

「私より○○さんの方が適任です」

「やったことありませんので」

と最初に言っておくと後から失敗しても「だから言ったじゃないですか」とすんなり言い訳が出来ます。

言い訳をする

責任を押し付ける人がミスをしたりトラブルが発生したりといった時に、謝るより先に言い訳をするのは

「言い出しっぺは私ではない」

「指示がわかりにくかった」

「もっと具体的に言われないとわかりません」

「○○さんからこうした方が良いと言われたからです」

などと言い訳ばかりするためで、自分だけの責任ではない事を主張します。

怒られたくない

ミスをすれば当然上司から注意を受けます。

注意ばかり受けると仕事ができない人間に見られてしまう。

責任を押し付ける人は自分自身の立場がますます悪くなると思っているので、それだけは避けたいので必死です。

間違いを認めたくない

責任を押し付ける人はプライドもそれなりに高く、自分の間違いを認めたくありません。

謝ったら間違いを認めた事になります。

ですから屁理屈を並べ正当化しようとするのです。

責任を押し付ける人のなかには、自分が見落としていたり、間違えたりしただけなのに表示が小さくて見えないと文句を言う人もそうです。

ひと言文句を言ってやらないと気が済まないのです。

責任を押し付ける事の問題点

責任を押し付けることでどんな問題があるのかも考えてみましょう。

成長できない

「具体的に指示を出してもらわないとわかりません」とばかり言ってては完全に指示待ち人間です。

マニュアル人間とも言えます。

失敗したくない、責任を負いたくない気持ちはわからなくもないですが、これでは思考回路が停止します。

提案することで成長に繋がります。

信用を失う

人のせいにしてばかりでは責任感がないと見なされます。

またごまかしたり、嘘を付いてばかりではその場は一時的に収まったとしても嘘を重ねていけばいつかはバレるものです。

今まで築き上げてきた信頼関係が一瞬にて崩れ落ちます。

一度失った信用はなかなか取り戻せません。

出世できない

上記のように責任を押し付ける人は、良好な人間関係を築く事が出来ません。

信頼もなければ成長もできない。

上司の推薦がもらえないのも当然です。

従って出世は遠のくばかりか難しいと言えるでしょう。

責任を押し付ける人への対処法

職場の人間関係は、一刻も早く問題解決したいところですね。

まず初めに誰にでも簡単にできるうまく付き合う方法をご紹介します。

仲良くする

理屈は簡単です。

責任を押し付ける人でも、好意的に思っている人を攻撃する事はないからです。

まずは責任を押し付ける人にも関心を持ち、笑顔で接する事から始めます。

SNS投稿にあがればコメントしたり、これだけでも少なくとも悪い印象は与えません。

距離を置く

人の性格は十人十色で相手との相性も関係してきます。

責任を押し付ける人といくら仲良くなろうと努力しても一度相手の嫌な部分を見てしまうと、どうしても拭いきれないモヤモヤが残ってしまう人もいるでしょう。

またその逆で、責任を押し付ける人に相手にされない最悪な場合もあります。

一番は仕事上意以外の付き合いはしないことです。

あなたの仕事ぶりさえしっかりしていたら周りはわかってくれています。

証拠を提示する

身近に人のせいにばかりする人がいて、失敗やミスを押し付けられた場合、「私ではありません」と反論しても言いくるめられる可能性があります。

それよりも万が一のために、その時間はどこで誰と何をしていたか、何の業務に携わっていたかハッキリ証拠能力となるものを日ごろからメモしておくといいでしょう。

まとめ

仕事をしている以上は、嫌いな人はどこにでも存在します。

またいつどんな事がきっかけで人間関係にヒビが入る可能性はどこにでも潜んでいます。

無駄な時間を過ごすよりは仕事でもプライベートでも充実した時間を送りたい誰もがそう思うはずです。

まずは自分が責任を押し付ける人間にだけはならないと心に留めてください。

人の痛みをわかっているのは経験者だから。

一つでも問題が解決される事を願っています。