マキャベリストの特徴・心理・対処法

マキャベリスト
“マキャベリスト”ってどんな人?

マキャベリストという言葉は聞いたことありますか?

知らない方もいると思いますので、どんな人なのか説明します。

目的達成のためならどんな手を使ってでも、手段を選ばない考え方を指すマキャベリズム。

それを実行に移す人のことをマキャベリストと呼びます。

イタリアのルネサンス期の政治思想家『ニッコロ・マキャベリ』が書いた『君主論』に由来するフレーズです。

自分の目標達成のためなら平気で嘘をついたり、他人を利用して這い上がろうとする人が近くにいたら嫌ですよね。

筆者の身近にはいませんし、経験した事もありませんが、知り合いが被害に遭いました。

簡単に言いますと、お店でどうしても1番になりたかった彼女は、

・その店のナンバーワンの上客に彼氏の存在をそれとな~く漏らす

・私生活を暴露する

・自分のガラの悪い知り合いを操り、ナンバーワンを指名させる

などの手段で見事、ナンバーワンに這い上がりました。

でもそう長くは続かなかったようです。

上辺だけの付き合いは実際、腹の中は何を考えているのかわからない。

マキャベリストには友達がいません。

わざわざマキャベリストと友達になりたいと思う人はいないでしょうから、それはある意味必然だと言えるでしょう。

優しく近寄って来て徐々に本性を表してくるマキャベリストの特徴や心理を暴いて自分の身は自分で守る方法を大公開!!

マキャベリストに共通する特徴

マキャベリストに見られる共通点は姑息な手段を使うことです。

手段を選ばない方法で達成して果たしても達成感や満足感は得られるのでしょうか?

答えは即答で「イエス!」

姑息な手段を使った時点で迷いがない。

逆に言えばどうしても達成するしたいがために手荒な方法を使っているのですから。

良い方法とは言い難いですが、マキャベリストに当てはまる特徴を紹介していきますので、自分はそうでないか、または身近にいないかチェックしながら見てください。

負けず嫌い

マキャベリストは他人に負けたくない気持ちが強く自分が一番でないと気が済まないタイプ。

誰にでもハッキリ物を言うとても勝気な性格です。

マキャベリストはゲームでも常に真剣勝負。

相手が年下だろうが子どもだろうが容赦しません。

「おとなげないな~」と周りに言われても気にしません。

しかし、最後まで諦めない、粘る精神は感心できます。

野心家である

マキャベリストが目標を持って達成するために突き進むのは向上心が強く良い事なのですが、ただ、目的達成までの手段が良くないです。

良識ある向上心が強い人は何事にも全力で取り組みますが、マキャベリストに当てはまる野心家とは日々努力してトップを目指すよりも頭を使って動く人です。

能力がないわけではないので正々堂々と戦ってほしいものです。

自己中である

マキャベリストはあーしたいこうしたいとわがままで、自分の思い通りにならないとたちまち不機嫌になります。

自分を基準にして物を言う人で、否定的な意見は絶対に聞く耳持ちません。

自分に賛同してくれる人だけを選別します。

冷たい人である

人を蹴落としてまでのし上がろうとするタイプのマキャベリストは、自分の事しか考えていなくて他人がどうなろうが構わない。

他人からどう思われようと全く気にしない人。

罪悪感はありません。

人をお金で雇う
マキャベリストは人を操ることを最も得意とします。

実際に自分の手は汚さないで金品を渡して人を使ったり、弱みを握って自分の見方につけます。

自分の手は汚してないのだから、当然バレても知らん顔。

嘘をつく

マキャベリストは誇張なんて可愛いもんで平気で嘘をつきます。

自分のためなので罪悪感は全くと言っていいほどありません。

むしろ自分の都合の良いように正当化させています。

ズル賢い

マキャベリストは賢いと言えば賢いのですが、そこに悪意があればズル賢い人です。

マキャベリストは悪知恵が働き、しかも頭の回転が速い、臨機応変に対処する。

結果を出して、できる人間ではありますが、ズル賢さゆえにその裏では誰かが犠牲になっている可能性があります。

仕事にせよプライベートにせよ、自分に有利なように事を運ぶのが得意です。

損得勘定で動く

マキャベリストは、物事は基本的に損得勘定で動きます。

当然のように人を利用するのが得意です。

自分にプラスに働くような人には、取り入るのも口が達者なせいか、上手で相手からはだいたい好かれます。

その変わり、利用価値がなくなったらポイ捨ては当たり前です。

マキャベリストの心理

マキャベリストが企んでいる心理とはどんなものでしょう。

なぜ人に敬遠されてまでも常識外れな行動を取るのでしょう。

好かれようと思っていない

マキャベリストは別に人から好かれようが嫌われようがそんなの関係ない。

尊敬されたいなんて1ミリも思っていません。

自分がやりたいように行動しているだけ。

自分さえよければどんな手を使おうが結果良ければ全て良し!

相手を陥れる

目標達成までには努力と長い時間を所要します。

マキャベリストは努力は嫌いではないですが、そんなに待てません。

ライバルを躊躇なく蹴落として排除する方が手っ取り早く自分が一番になれると考えています。

誰かが犠牲になることはやむを得ない

マキャベリストは多少犠牲を払ってでもやり遂げる価値があるのであれば、誰かがやらなければいけない、誰かが犠牲になることはやむを得ないと考え自分以外の人に犠牲になってもらいます。

脅威だと感じている

マキャベリストは自分に一番近い他人が邪魔で仕方がない。

自分のポジションを奪われるかもしれない、居場所がなくなるかもしれない、いつ追い抜かれるか不安です。

脅威を感じると人は威嚇したり攻撃して強い自分を見せつけたくなります。

利用できるものは何でも利用する

マキャベリストは嫌な事はしたくない。

言い訳をして逃れたり、人を丸め込んで自分は楽をすることばかり考えています。

利用価値がありそうな人に気に入られたくて近づくのはお手のものです。

マキャベリストから身を守る方法

交友関係が長くなると、マキャベリストの本性が見えてきます。

断ち切ってもいい相手ならばこちらからハッキリ迷惑だと言うべきですが、仕事上の付き合いとなると

うまく交わさないと職場に居づさを感じます。

人に利用されているという不満がたまれば自分の手柄を横取りされた気分になり段々腹も立ってきます。

いつまで経っても自分の評価を周りに認めてもらえません。

そうなってくると仕事にやり甲斐を感じなくなってきます。

自分が利用されているなと感じたら取るべき行動は2つ。

提供しない

マキャベリストに自分の持っている大事な情報や知識は絶対に提供しないでください。

盗まれると思って間違いありません。

かと言って嘘や間違った方法を教えてしまうと後で痛い目に遭うので「知らない」で通します。

カモにならない

マキャベリストのカモにならないためには自分の力で立ち上がるしかないのです。

おとなしくて何も言わなさそうな人をターゲットにしていますから、今まで気弱だったあなたがひとこと断るだけで相手は驚きます。
マキャベリストも「もう言う事を聞いてくれなくなった」と諦める可能性がありますので、勇気を振り絞って断り続けてください。

まとめ

以上、「目的達成のためなら手段を選ばない」という意味のマキャベリストを紹介しました。

性格上、結果を残すことに強いこだわりを持つマキャベリストは敬遠されがちですが、マキャベリズム的な考えが悪いとは一概に言えません。

何事もほどほどだということです。

【関連書籍】

悪の交際術―マキャベリストは成功する (人間開発シリーズ) | 小林 克己