詰めが甘い人の特徴・心理・対処法

詰めが甘い
仕事をスピーディーに進めて自信があったのに「詰めが甘いんだよ!」と言われたことがありますか?

平成生まれの10代・20代の若者は「ツメが甘い?」何のことだかわからない人もいるかもしれません。

知らない人のために説明しますと

“詰めが甘い”とは、物事の最後の場面で行うべき対処がおろそかであり、これまでの過程が台無しになってしまうことです。

簡単に言えば、せっかくこれまでいい出来だったのに、最後の最後で失敗したということです。

詰めが甘くて仕事や恋愛での失敗したエピソードも併せて紹介します。

またどうすれば詰めが甘いとバカにされなくなるか、スキルアップのためにも改善方法を探ってみましょう。

詰めが甘い人に共通する特徴

詰めが甘い人は注意力に欠けているという共通点があります。

注意力が散漫するとどうなるか?

どのような人が“詰めが甘い”と言われてしまうのか特徴を挙げていきます。

注意力に欠けている

スマホを見ながら、音楽を聴きながらと、「ながら作業」をしている人は注意力に欠けています。

注意力に欠けている詰めが甘い人は、人は運転しながら周りの状況をよく見渡せていなくて違反や事故を引き起こす可能性があります。

ボーっとしていて信号を無視するところだった、標識の進入禁止時間帯をよく見ていなかったなど思い当たる人は自分だけではなく周りにも危害を加える危険性があるので最も注意しなければいけません。

せっかちである

詰めが甘い人は依頼された仕事を早く終わらせようとせっかちな性格です。

人の話を真剣に聞かないことが多く、自己解釈をします。

そのため指示を最後まできちんと聞かないで作業に取りかかったり、中間報告を怠ったりする傾向があります。

そうなるとミスも多くなります。

計画性がない

詰めが甘い人はフットワークが軽いのが特徴のひとつです。

せっかちな性格を兼ね備えているので、綿密に計画を立てて行動するよりも思い立ったらすぐにでも行動するアクティブ派です。

なにせ計画を立てずに行動しますから、乗り物に間に合わなかった、宿泊先をようやく確保したなどのトラブルが発生します。

「なってみないとわからない」「そうなった時に考えればいい」といった緩い構えが判断ミスを招いてしまいます。

ミスが多い

詰めが甘い人は大きなトラブルを起こすのではなく、うっかりミスが多いです。

快く幹事を引き受けたりしますが、当日になって出席者数の間違いに気づくとか余興の出し物を忘れるとか大事な場面でミスをする傾向があります。

積極的で自分から誘う方が多いのですが、集合時間の待ち合わせ時間の勘違いが多く遅刻もしばしば。

わざとではないのですが、こうしたちょいちょい起こすミスが、詰めが甘い原因と言われても仕方がありません。

確認不足である

詰めが甘い人はせっかちな性格がゆえに出来上がっても確認をしないでいるとミスに気づくことができません。

大丈夫だろうという勝手な思い込みがミスを引き起こす原因となっています。

たとえ確認を促されてもざっと目を通すだけで安心しているので詰めが甘い人には大きなトラブルに発展しないように第三者のチェックが必要となります。

気の緩みが出る

詰めが甘い人は「もうすぐで出来る!」というところで気の緩みが出てしまいます。

緩みが出てしまうと、集中力が途切れ他のことが気になり始めます。

販売員はお客様に物を売ってはい、おしまいではありません。

アフターサービスまでもが大切だと言う事です。

―あなたはいくつ当てはまりましたか?

多ければ多いほど周囲から詰めが甘いと思われている可能性があります。

詰めが甘くて失敗した経験

身近な人で詰めが甘かったと痛感したリアルな声を聞きました。

①前日初デートのプランを遅くまで練って下見までもして完璧だったのに、興奮して嬉しさから眠れなくて朝方眠りに就いたらしく1時間も寝坊した。
連絡を入れた時点でアウト!!その後は言うまでもなく連絡は取っていません。(25才男性/飲食業)

②“数打ちゃ当たる”作戦で出会い系アプリで仲良くなった子とようやくデートまでこぎつけた。
映画館や水族館で楽しんだ後、盛った話だったから誰に何を話したかごっちゃなって帰り際、彼女の名前を呼び間違えてあっけなくフラれた、女性ってこれだけでも気にするんだなと反省。(20才/男子大学生)

③会社の忘年会の幹事を引き受けました。
ビンゴゲームの景品が足りなくて一瞬盛り下がりました。周りに「罰としてお前が5,000円払え」と言われて損した(22才/営業)

詰めが甘い人の心理

大丈夫だろう

詰めが甘い人はある程度までは頑張っています。

しかし、終わりに近づくと途中から大丈夫だろうと根拠のない自信が湧いてきます。

自分が正しいと思って進めてきたわけだから間違っているとは考えきれません。

これまで順調にうまくいったのだから間違うはずがないと最終チェックがおろそかになってしまう原因です。

見栄を張る

詰めが甘い人はせっかちな性格がミスを誘発しやすくしています。

ついつい見栄を張りがちで依頼された仕事のスピードが速いと、デキる人だと思われるから。

スピードが速くてもミスがあれば、褒められるどころか評価が下がるだけなんですけどね。

プライドがある

詰めが甘い人は根拠のない自信があり、自分の考えは常に正しい、自分が間違うはずがないと思い込んでいます。

自信を持つ事はいいのですが、結果が伴っていないこともあり、自分の非を認めたくないあまり、環境のせいにしたり責任転嫁をするのです。

他人から指摘されるのを最も嫌い、「そんなの言われなくてもわかっている」と突っ返します。

報・連・相をしない

上司や関係者に報連相をするのは基本ですが、当初の指示自体が100%正しいとは限りません。

長い期間を要する仕事の場合、状況が変わってくることもあるからです。

中間報告を怠ったまま完成させても最後に大きなミスをしでかします。

詰めが甘い人は「最初にこう言われたからこうしました」自分は悪くないと言わんばかりに、指示に従ったまでだと主張します。

楽観的に考えている

詰めが甘い人は物事を深く考えません。

計画性がない人がよく言うセリフが、ダントツで「なんとかなるさ」「ま、いいか」が口癖です。

たとえ失敗しても「落ち込んでいても何も始まらない」と切り替えが早いです。

詰めの甘さを改善するには

せっかく頑張ったのにもう詰めが甘いなんて言わせない!

そのためには3つのことをしっかり意識して行動に出よう。

時間をおいて再確認

終わってすぐ再確認するのもいいのですが、大丈夫だろうという思い込みからささ~っと目を通すだけの可能性があります。

こんな経験ありませんか?

すごーく気に入って買った服なのに自宅に帰っていざコーディネートしたら合わせる服がなくて困った、衣替えをした時に「あれ?何でこんな服かったのだろう」と思い返すことがあったり、前の日記見なおしていたら文章がおかしかった、テストが帰ってきて「なんでこんな凡ミスしたのだろう…確認すればよかった」と後から気が付くことがあるものです。

ですから、時間や日にちをあけて集中して確認を行ってください。

誤字脱字まで気づくことができます。

忍耐力を養う

詰めの甘い人は、根気よく物事を続けることが苦手です。

最後の方になると、注意力も散漫になることがあります。

集中力がない、飽き症だとも言えます。

そんな性格をなおすためには、まず目標を立てて継続することから始めます。

報・連・相を徹底的に行う

組織にいる以上、報連相は必ず必要になります。

報連相を怠ると間違ったまま突き進んでミスを大きくしてしまいます。

途中報告さえしていれば最小限に抑えられたはずです。

ですから報連相を行うのは当然の義務ですが、中には、これくらいは大丈夫だろう、ここは報告すべきだと両者の境界線が食い違うこともあります。

こういった場合に備えて報告すべきという基準を決めておく必要があります。

多分、だろうはNG!

詰めが甘い人にとって、これでいいだろう、多分大丈夫はNGワードです。

もしかしたら間違っているかもしれない、次にこんなことを聞かれるかもしれない、こうなったらこうしようと非常事態に備えて考えを準備しておく癖を付けましょう

臨機応変に対応できる人だと評価が付きます。

まとめ

今回のテーマは、“詰めの甘い人”が克服するために有効な改善方法を紹介しました。

自分の失敗を思い出してください。

せっかく頑張ったのに無駄にしないよう普段から~だろうと自分勝手な予測はしないことです。

【関連書籍】

大人ADHD。落ち着きがない、詰めが甘いと言われる人のための手引き。(20分で読めるシリーズ)

『ツメが甘い』