人任せな

人任せな人の特徴・心理・対処法

人任せな
人任せな人は口が達者。

身近に人任せな人がいると迷惑で困ったものです。

「これよろしくね!」

「後はお願いね」

「暇でしょ?これやってくんない?」

―その後、

「あれどうなった?」

「まだ?」

と、まるで他人事。

人任せな人の特徴と心理を知ってうまく交わす対処法を覚えておくと便利です。

是非試してみてください。

人任せな人に共通する特徴

人任せな人はその名の通り他人に任せる事です。

人に頼ってばかりいると評価が下がるばかりか人として成長できません。

口が達者である

人任せな人は、

「私よりあなたの方が上手」

「あなたが適任」

「あなたの出来は好評よ」

などとおだてる。

「私は○○があるからあなたにお願いしたい」と言い訳をして逃げる。

「スキルアップのためだと思ってやってみて」など口が達者です。

もっとも自分がやりたくないから押し付けているだけです。

無責任である

責任を果たす人は信頼が厚くどこからでも評価が高いため多方面で活躍されています。

一方、無責任な人はどうでしょうか。

頼んだ仕事も中途半端、言い訳をして責任転嫁する人任せな人では信用度ゼロです。

面倒くさがり屋である

人任せな人は、何をするにも面倒くさがりな性格で腰が重い。

やりたくない仕事には精が出ない、時間が掛かりそうな作業は後回しにするタイプ。

で、結局やらない。

締め切り時間に間に合わない。

慌てて人に助けてもらう。

同じことの繰り返しで負の連鎖から抜け出せません。

人に厳しく自分に甘い

人任せな人は、自分勝手に押し付けたくせに出来が良くないと激しく批判する自分には甘く他人には厳しい人。

人任せな人は、自己愛が強くて、向上心がない。

(叶う・叶わないは別として)夢や希望があって目標に向かって努力している人は素敵ですね。

一方、夢や希望もなく努力が嫌いな人は意欲もなければ、やる気もありません。

なんでも人任せにする傾向があります。

決断力がない

人任せな人は、「これとこれどっちがいい?」と聞かれても

「なんでもいい」

「どっちでもいい」

「みんなと同じでいい」

と自分で決断することができません。

自己主張がないとも言えます。

「反対意見がなくて話がスムーズに進んでいい」と思うかもしれませんが、単に考えるのが面倒なだけ。

人任せな人の心理

人任せな人ってやたらとリーダーシップを取りたがる人と自分に自信がない人、口が達者な人など、性格で心理も全く異なってきますので紹介していきます。

責任を負いたくない

できる事なら責任は逃れたいもの。

人任せな人の気持ちはわからなくもないですが、失敗しないように確認をしながら慎重に事を進めていけばたいていの事は大丈夫です。

失敗を恐れている人は自分に自信がないためと責任を負いたくないため率先してやりたがりません。

もしも責任問題が出たとしても「自分は携わっていないから知らない」と逃げるのが先です。

面倒くさいから

面倒くさがりな人はいかにして楽して過ごすか。

成功するかもわからないのに時間を掛けるのが嫌、時間の無駄だと思ったことはやりません。

楽をするために考える時間や行程は無駄ではないのです。

人任せな人は、ただ単に自分がやりたくないだけ。

お願いを聞いてくれそうな人や後輩を見つけてはいいように丸め込んでやらせてます。

自信がない

自分に自信があれば何事にも挑戦しますが、人任せにしているのは内心自信がないから人にお願いします。

「苦手な人がやって出来が悪くなるよりも得意な人がやって評価が上がる方がいい」と自分に都合の良いように勝手な解釈をします

やる前から「自分には無理」と最初から決め付けてしまっています。

能天気である

人任せな人は、

「誰かがやってくれるだろう」

「あの人ならなんとかしてくれるだろう」

「苦手な人がやるよりも得意な人がやればいい」

「苦手なものは苦手なんだからしょうがないじゃん」

と非常にお気楽な考えです。

無能さがバレるから

今まで散々自分勝手に自己主張してきて勝気な性格だけど自分の能力は自分が一番よくわかっています。

しかし、人任せな人はそれが周囲にバレるのが一番イヤ。

恥ずかしいし、バカにされるのが目に見えているし、自分のプライドを必死に守ろうとしています。

無能さを隠すには難しい依頼は人に任せていつまでもごまかしています。

人任せな人への対処法

「私は便利屋じゃない!」「自分でやれば?」と言い返したいけど、言えない…

まずは引き受ける姿勢でいましょう。

では次になんて言えばいいのでしょう。

4つ紹介します。

「これだけでもお願い」

キッパリ「それは私の仕事ではないのでできません」と言えればどんなに楽になるだろう。

仕事を丸投げされたら自分の仕事にも支障が出ます。

依頼された一部は快く引き受けますが、それ以外はできませんと言うよりは「わかりましたでもこれだけはい願いしてもいいですか?」と逆にお願いしてみましょう。

プライドが高い相手だと「できませんか?」と言えば「できない」とは言えないはず。

一部だけでも負担が減ります。

「これが終わってからでもいいですか?」

他人の仕事を優先して自分の仕事が遅れる、締め切り間近になって焦って自分の仕事が雑になるなんてそんなバカげたことはありません。

上司からの急ぎの指示でない限り、誰かに仕事を丸投げされたら

「今やってる仕事が終わってからでいいですか?」

「いついつになりますけど(ちょっと遅めに)それでもいいですか?」

と言って自分の仕事を優先させましょう。

なにも後ろめたい気持ちになる必要はありません。

「自信ないですけど..私でもいいですか?」

「やったことがないので時間が掛かると思いますけど、それでもいいですか?」

と自信なさげに言えば相手だって不安になって頼みたくなくなるはず。

言ってみる価値はあります。

「できないんでしたらやりますよ?」

「そんなのもできないの?」というニュアンスを込めて

「そちらでできないんならやってもいいですよ」

と上から目線で引き受けてみましょう。

これが続くと相手は気分を害し、頼まなくなる可能性大です。

以上の事を試してもそれでも頼んでくる人はいるかもしれません。

そこは自分のスキルアップのためだと割り切ってやれば自身の成長につながると思えばストレスが軽減できるかもしれません。

まとめ

人任せな人は自分に自信がない人、怠慢な人だということがわかりました。

いつまでも人任せでいる人は成長できず後輩に抜かれていくでしょう。

相手の性格を変えようと努力するのは時間が掛かりすぎまし、早々変わるものではないので期待もできません。

自分の対応を変えるところから始めてみるのがおすすめです。

相手は人を選んで丸投げしていますから頼みやすい人と認識させないことです。