依存体質

依存体質の人の特徴・心理・対処法

依存体質

あなたはなにに依存していますか?

依存体質の人は何かに頼らなければ生きていくのが難しい。

恋愛依存症、ギャンブル依存症、アルコール依存症、買い物依存症など人や物に依存している人がいますね。

恋人からの連絡がないと不安でたまらない、連絡が取れないと会いに行く、気づいたらこんなに大金をつぎ込んでいた、特別に欲しいものではないが衝動買いが止まらないなどなど

自分では制御できなくなっています。

依存体質で困るのことはなにか。

特徴と心理を挙げて克服する方法までを紹介しますので、最後までご覧ください。

依存体質に共通する特徴

恋愛においてもギャンブルやアルコールにしても依存症の人はの尽くす、めり込むという共通の特徴があります。

のめり込んでしまう人にはどんな特徴があるのかそれぞれ紹介していきます。

誰かに優しくされたらすぐに好きになる

人を好きになるまでに掛かる時間は人それぞれ。

何年何十年友達だった人が恋人に進展するパターンもいれば自分に優しくしてくれる人に惚れやすい体質の人がます。

このタイプの人じゃないと絶対にダメだというのがなく好きになった人がタイプというわけ。

すぐに人を好きになる恋愛依存体質の人です。

好きになったらもちろん尽くします。

期間はどうであれ恋をするのは素敵ですね。

毎日の刺激にもなりますし、モチベーションが上がります。

相手の事をよく知らずに付き合って失敗もしますが、あまり引きずらず、気持ちの切り替えも早い方です。

だってまたいつどこでどんな出会いがあるのかわかりませんからね。

不安症である

自分に自信があれば周りと違う意見があっても堂々としていられるのですが、自分に自信がない依存体質の人は、人と違う事をすることを好みません。

自分と違う意見を持っていたとしても自分は諦めて周りに合わせます。

たとえそれが間違った方法だとしても何も言えません。

『赤信号、みんなで渡れば怖くない』ではないですけど、集団になると規則を守らなくてもいい。

そんな場面に直面しても一人でいるよりは仲間がいる安心な方を選びます。

思考回路がマヒしてしまってます。

一人になるのが嫌

昔も今も見られる光景ですが、学生の頃を思い出してみてください。

女子はトイレに行くのに誰かを誘ったり、逆に自分は行きたくなくてもついて行ったりします。

移動教室に行くのもグループで。

帰宅も誰かを待って一緒に帰るというようなこれは女子特有に見られる独占欲と周りの目を気にしすぎているようですね。

一人でいる姿を見られたくない、自分がいない隙に自分の話をされたら嫌、自分以外の人と仲良くされるのが嫌とのことから独占したり誰かにくっついて回ります。

向上心がない

向上心が高い人は今の現状に満足しておらず、さらなる上を目指して努力しています。

夢に向かってチャレンジする姿はかっこいいですね。

一方、依存体質の人は向上心がなく、はなっから人に頼っているため、「この人がダメなら次はあの人」というように自分で努力して成長しようという気持ちがまったくありません。

周りが見えなくなる

ギャンブルが好きな人は男女年齢関係なくいます。

パチンコにしろ競馬にしろ自分の収入に見合った遊び方ができればいいのですが、負けた分を取り返すために借金してまでのめり込む人は危険です。

借りた金を返すためにまた別のどこからか借りるという負のループから抜け出せなくなっています。

ギャンブル依存体質の人は周りが引き止めても何も聞こえません。

周りはホトホト呆れて友達は離れていきます。

依存体質の人の心理

自分でも気が付かないうちに依存体質になっていることがあります。

例えば煙草を吸う、衝動買いをすると落ち着くというようなことはありませんか。

人や物に依存してしまう心理とはいったいどんなものなのか。

スマホがないと生きていけない

今の人には欠かせない必需品のひとつと言ってもいいくらい大事なのがスマホです。

多機能で便利なスマホはお財布機能も果たすし何よりも多くの人とコミュニケーションが取れます。

若者はほとんどと言っていいくらい持っているのではないでしょうか。

幅広い年齢層で多くの人が利用していますね。

待ち時間や空き時間、車内の中でスマホを見ていない人はいないというくらい誰でも手にしています。

生まれた時からスマホがあるのが当たり前の世代にとってはコミュニケーションをとる大事なツールとなっています。

トイレ行く時もスマホを手放さない、24時間いつでもどこでも誰かとSNSでつながっていたい。

SNSにあげるために旅行に行く、写真を撮るだけで満足するというスマホ中心の生活になりつつあります。

感情を埋めようとしている

怒りや不安や寂しさを人や物に頼って埋めようとします。

イライラしている時はタバコを吸って一旦落ち着かせようとします。

その時は吸うペースが非常に早くなります。

大量のストックがないと落ち着きません。

独占したい

依存体質の人は一人でいるのが嫌です。

どこへ行くにも金魚のフンのようについてまわり常に誰かといて安心したいのです。

自分が仲良くしている友達が自分以外の人と仲良くされるのが気にいらない、のけ者にされた気がする、と過剰に嫉妬心を抱きます。

割り込んで、もので釣ったり友達を取り返そうと必死です。

SNSを細かくチェックして、あの子は今何をしているのか、自分のことを裏切ったりしないかと隅から隅までチェックします。

自分に自信がない

自分に自信がある人は何事にも前向きでいられますが、自分に自信がない人は、相手にプレゼントを贈って貢ぎます。

一生懸命尽くします。

人によっては重いと思われがちですよね。

何か別れを察すると、泣きわめく、「あなたがいないと生きていけない」「死んでやる」と相手を脅かします。

同情をひいてなんとかつなぎとめようとします。

依存体質の人の克服法

人に頼って生きている人はいつまで経っても成長できません。

今は自分ひとりで生きていくなんてことは考えてもいないでしょうが、それでもやっぱり親はいつまでも元気でいられるとは限らない。

本来ならば高齢になった親を助ける方でありたい。

周りにいる人たちもいつか離れていくかもしれません。

そうならないために何をすればいいのか、依存体質を改善していく必要があります。

自信を付ける

まずは自分に自信を付けることです。

自分に自信がない時は何事にも消極的になったり、誰かに任せっきりだと思うんですよね。

せっかく回って来たチャンスも挑戦することなく終わっていたのではとてももったいないです。

そのためにはなにか目標を持つことです。

いきなり大きな目標を立てるのではなく、まずは小さくてもいいからなにか目標を設定して達成感を味わってほしいのです。

その達成感こそが次につながる成長となります。

少しづつ一人でできることを確実に増やせば必ず自信につながります。

自信が付けば周りに合わせなくても自分の居場所はあるんだという事がわかります。

物に執着している場合

タバコやギャンブルに依存している人はすぐにはやめられません。

タバコの本数を徐々に減らしていこうと意識するか、「自分がこうしようとしたら叱ってくれ」と周りに宣言して注意してもらうなど協力が必要になってきます。

大事な家族やパートナーからのひとことは効き目ありそうですね。

断捨離をする

なにかに依存してしまう人って、なかなか物が捨てられず家の中が不要なもので溢れかえっています。

特に気に入ったものでもないのに衝動買いをして袋すら開封していない未使用の物が多くあるはずです。

思い切って人にやったり、リサイクルに出して断捨離しましょう。

物が減った分、スペースに余裕ができ部屋がスッキリするどころか、心にも余裕が生まれます。

肩づけるよりも維持する方が難しいかもしれませんが、使ったら元の場所に戻す習慣を徹底する。

本当に必要なものなのか1日考えるなど最低でもこの二点を心掛けていけばいいです。

まとめ

子どもの頃から甘やかされて育った、一人じゃ何もできない。

ダメな子と言われ続けて自信をなくしたなど依存体質は育ってきた環境が影響していることもあります。

大事なのは自覚することで人は変われます。

依存された側だって一人になりたい時もあるし、真似ばかりもされたくない。

連絡が多いのもウザイ。

重い。

距離を置きたいと思うのも当然です。

自分がしたことを相手の立場になって考えればわかる事ですよね。