タメ口で喋る人の特徴・心理・対処法

タメ口
人と話す時、どんな喋り方をしているか意識していますか?話す相手が友達・顔見知り程度・会社の人・初対面だとそれぞれ使う言葉が違ってくるのは当然ですが、中には誰と喋る時でも変わらない人がいます。

いわゆるタメ口で喋る人ですね。

昔は年上には敬語で話すのが当たり前で、敬語を使わない者は、怒られたり必ず指摘が入ったものです。

ところが、今はどうでしょう。

テレビを見ていてもキャラなのか素なのか誰に対してもタメ口調で話すタレントママや人気モデルがいます。

テレビでの影響力は大きいので、我が子には参考にしてほしくないです。

学校や職場などどこに行っても聞くのは「近頃の若いもんは敬語も使えないのか」と呆れる始末です。

仲が良い、同級生、知り合いならまだしも、初対面でもタメ口で来られると第一印象が悪いです。

しかもその第一印象はずっと残るもので、今後の付き合いにも影響が出る場面もあります。

同級生など友達に対してはごく自然な口のきき方ですが、相手が目上の人なら違和感を覚える人もいますので、タメ口はどんな影響を及ぼすのか知ってほしいです。

筆者が事務員をしていた頃の会社の取引先の営業マンY君(推定25~26才)は、ウチの会社の課長と話す時に敬語交じりの時々タメ口が出ます。

課長は当時35才でしたが、実際、30才と言われても違和感がないほど若く見えました。

「おはようございます」の挨拶はきちんとできますが、懇親会や酒の席では「お疲れっした」「そうっすか」と敬語を砕けた言い方をしますし、親睦会などでは「おしぼり取って」と言えば「あいよ」と返事して、飲みっぷりが良い人には「イケるね~」と盛り上げてはいるんですが、だいぶ酒が入ると完全にタメ口になります。

そんなY君を見て「愛嬌があって悪い奴ではないんだけど、私らが寛大で恵まれただけ、よそ行くと今のアイツは通用しない」「出世は無理」と鼻で笑っていました。

案の定、Y君は出世どころか3~4ヶ月置きに職を転々としていると風の噂で聞いたと次の担当者が言っていました。

タメ口で喋る人の特徴や共通点

タメ口で喋られると相手によって馴れ馴れしい、失礼だと不快感を与える事が多いです。

そもそも謙遜語、丁寧語、尊敬語は小学校・中学校までに習うはずなので誰に対してもタメ口で話す人は問題があります。

タメ口で喋る人には以下の共通点が挙げられます。

自分に自信がある

タメ口と言えば友人や親しい間柄で使います。

それ以外に使う時は少々の年上だとしても経歴・学歴や地位など自分に自信がある人です。

何も言わせないオーラを漂わせています。

人懐っこい

タメ口で喋る人は、誰にでもフレンドリーで人懐っこい人です。

甘え上手な人でもあります。

重い空気を明るくすることができます。

要領も良く人の心に入り込むのが得意な人です。

育った環境のせい

タメ口で喋る人は、親や身近な人が指導をしなかったせいで、敬語の重要さを知らないまま育ちました。

外見からは判断できない人もいる中、初対面でもいきなりタメ口をきく人は配慮に欠けています。

タメ口で喋る人の心理

タメとは、「対等」や「同じ」を意味する言葉です。

ですから明らかに同じレベルでないのにタメ口で喋る人は、少なくとも相手を上に見ていないと思われます。

全員が全員とは限りませんが、入社した時はそれなりの敬語を使っていたはずの人がいつの間にかタメ口で喋るようになったというパターンはよくある話です。

悪意がないタメ口もあります。

ここからはタメ口で喋る人の隠された心理を解いていきます。

仲良くなりたい

初対面であっても年が近い、環境が似ているなどで親近感が湧きます。

タメ口で喋る人は、敬語はかしこまっている、距離を感じる、壁を作ってしまうなどの心理から仲良くするにはフレンドリーに話すのが一番効果的だと考えています。

ですから年上だろうが出会って間もない人であろうが自分が仲良くなりたいと思った人にタメ口は悪いとは思っていません。

むしろ「タメ口で喋ってもいい?」と聞きます。

敬語を知らない

敬語は日常生活を過ごしている上で自然と身に付くものでもあります。

常識がない人は敬語を使うという意識がないです。

言葉を知らないために結果的にタメ口調になってしまうのです。

使い分けができない

年下ではあるが、入社日が早い先輩っていますよね。

それは同級生同士であっても同じです。

タメ口で喋る人は、一応先輩にあたるのだから敬語で話さないといけないのか?

それとも仲良くなったのだから、敬語は使わないでいいかなと迷っています。

誰にタメ口で誰にどこまでの敬語を話せばいいか使い分けがわかりません。

あるいは入社日関係なく

「単に自分と同じくらいのレベルであろう」

「年上であってもせいぜい一つ二つで自分と変わりはないだろう」

と勝手に推測しているため、指摘されるまでタメ口でも大丈夫だろうと思っています。

角が立たない喋り方

時折、タメ口を交えて喋るのは先輩だけどどこか頼りない。

しかし、タメ口で喋る人は、年上である以上は縦の社会に従わなければならない理不尽さに小さな反抗をしているつもりです。

敬語も使いつつ、冗談も交えタメ口を使うのは不快に思われない程度のテクニックです。

見下している

タメ口で喋る人は、才能や実力がないと判断すれば、尊敬の意味もないと敬意を払おうとしません。

年上だろうと自分が認めていない以上は対等である、タメ口でも構わないと思っています。

中には派遣社員やパート社員も混じっていることでしょう。

正社員の自分からしたら立場的にも自分が上だから何歳年上だろうと敬語の必要性を感じていません。

人を選んでいる

タメ口で喋る人は、人もそうですけど時と場合も分けています。

この人は年上だけど、おとなしいから何も言わない、自分より学歴が低いから尊敬していないなどの理由からタメ口を使います。

しかし、地位がある人にはきちんと敬語を使います。

悪い評価を付けられたくないですからね。

入社時期を重視している

入社時期が同じでも最終学歴が違えば当然2~4才の差が出ます。

年上だろうと入社が同じであれば同期には変わりありません。

敬語の必要性ゼロです。

逆に先に入社した年下はどうでしょう。

タメ口で喋る人は、自分が仕事に慣れてくれば、結局は『年下は年下』にしか見ないです。

何も考えていない

タメ口で喋る人は、入社した時からアットホーム感を感じて、周りが敬語で話していないから自分も敬語で話さなくてもいいと感じています。

誰からも指摘がないため、特に何も感じていません。

タメ口で喋る人への対処法

そんなに親しくはない後輩からノリでタメ口を使われるとイラッときたりモヤモヤしますね。

最近の若者は注意の内容よりも言い方に敏感です。

下手にキツく言って逆ギレされないようにも注意したいところです。

でも何て言えばいいかわからない人も多いでしょう。

対処法として相手のタイプ別にまとめました。

年下に敬語で返す

年下にタメ口使われたら棒読みくらいの感情で敬語を使って話し続けてみましょう。

相手も居心地悪くなってタメ口はマズイと気づくはずです。

それでも改善できないようであれば、「仕事中のタメ口はよくないよ」などそれとなく指摘してみます。

(「仕事中は」と言っているけど「これから」もと言う意味も込めて)

反応を見る

職場にもよりますが、特にお客様と接する仕事は、フレンドリーな感じかそうでないかでも変わってきます。

しかし、あんまり馴れ馴れしくすると教育がなっていないとお叱りを受けます。

お客様の反応が一番大事です。

教える

年上には基本、敬語を使うべきだとハッキリ教えないと今後もその人のためになりません。

その都度、間違った言葉を正しましょう。

褒めつつ注意する

誰だって注意されると嫌な気分になりますので、「せっかくの美人がその言葉使いで台無しよ」と喚起するのも“タメ口はやめて”アピールの一つです。

「私は言葉使いで失敗した」と失敗談を作り話でもすると効果的です。

その際はどう言えばよかったのか、同じ目線になってアドバイスする事がポイントになります。

それとなく促す

職業にもよりますがタメ口で喋る人には、

「ため口で話してるのをお客様に見られてはいけないんですよ。

いつどこでお客様は見ているかわかりませんしね」

と言ってわざとらしく周りをキョロキョロ見渡すのはいかがでしょう。

これなら常識ある人なら敬語を使ってくるはずですがね。

まとめ

タメ口を使う人はフレンドリーで相手の心に入り込むのが得意です。

しかし、『親しき仲にも礼儀あり』という言葉があるように、最低限のあいさつだけはお互いにストレスにならないようにしっかり徹底したいものです。