歩くのが遅い

歩くのが遅い人の特徴・心理・対処法

歩くのが遅い

人ごみの中、前を歩いている人の歩く速度が遅かったら追い抜きますか?or前の人のペースに合わせますか?

足が長い人は歩幅が広く、モデルのように颯爽と歩く姿はカッコいいですよね。

中にはゆっくり歩く人もいます。

・朝の通勤ラッシュ時トロイ人がいるとイライラする

・横一列になってしゃべって歩くな!通行の邪魔

・抜きたいけど抜けないときイライラする

・子ども連れの後ろを歩くときは必ず抜く

など世間からの目は厳しいようです。

筆者のように田舎育ちだと東京・神奈川を観光していてビックリしたのは「都会の人は歩くのが早い!!」と思いました。

進学で東京に上京して久々に会った姪たちまでもが歩くのが早くなっていて、「周りが早いから合わせていたら早くなった」と言っていました。

確かに都会は人が多くて、横断歩道なんかももたもた歩いていたら、人とぶつかりそうで気を付けなければいけませんでした。

東京・大阪・福岡くらいでしか経験ないけど、そちらでは左右どちらに立って、もう片側をスタスタ追い抜いていく人がいますよね。

田舎は企業だろうと商業施設だろうとエスカレーターの片側を開けることはありません。

こちらでは普通に左右バラバラに立っています。

なんなら二人で並んで立っているのも普通っちゃ普通です。

片側開いていて尚かつ急いでいたら追い抜きますけど、基本、乗った順に昇降するまで待っています。

後方から「通りたいので開けてもらえませんか」なんて言ったことも言われたことなど筆者だけかもしれませんが、今のところ一度もありません。

だいたいエスカレーターはそんなもんだと思っていますから、都会の人がいたらイライラするかもしれませんね?

改めて考えてみると歩くスピードって小さい事かもしれませんが、プチストレスになってますよね。

一緒に並んで歩いている人の速度が遅かったらどうでしょう。

あなたはその人にペースを合わせますか?それとも「もう少し早く歩けない?」「歩くの遅くない?」となにかひとこと声を掛けますか?

歩くのが遅い人の特徴や心理を挙げてみますので、対処法までご覧ください。

歩くのが遅い人の特徴

歩くのが遅い人には身体的・性格的特徴がそれぞれあります。

太っている

やはり身軽な人に比べれば太っている人は、体を鍛えている人以外どうしても体が重いためスタスタとは歩けません。

また太っている人は太ももに隙間がないため普通に歩くだけでも股ズレを起こしやすいのです。

歩くのが遅い太った人は、股ズレを最小限に防ぐには歩幅が自然と狭くなります。

しかも長く歩くと厚い皮下脂肪が断熱材の役割を果たし、体の熱が体内にこもりやすくなり大量の汗をかいてしまいます。

結果的に長く歩けない、動きたくない、と動作が遅くなるのです。

足腰が弱い

年を取ってくると体が衰えてきて若い頃のようにスタスタと歩けなくなってきます。

若くてもケガや障害があったり膝や腰が悪くなるとかばうように休みながら歩きますので、どうしても歩くのが遅くなります。

無理は禁物です。

体力不足である

若い人のみならず中年になっても体を鍛えている人はいます。

中年になったからこそ、体の衰えや老後の不安や危険を感じて運動を始める人もいます。

とても良い事ですね。

キツイ、汗かくから嫌だ、面倒くさい、続かないと思っている人は運動不足により動かさない筋肉は衰えていくばかりです。

歩くのが遅い人は、少し歩いただけで息切れがする、足が痛いなど体が悲鳴をあげます。

運動不足を解消するにはたった1回1時間運動をするより、毎日10分でもいいから運動を続けることに意味があります。

マイペースである

歩くのが遅い人は、マイペースでせかせかしているせっかちさんと違って全体的に動作がスローです。

周りに流されずそして周りを気にせずに自分のペースで動きます。

他人にとやかく言われることが嫌いな人で協調性に欠けています。

時間にもややルーズで間に合わなければ「まぁ仕方がない」であっさり済ませます。

合わない靴を履いている

女性はヒールを履き男性は革靴を履きます。

新しい履物だと履き慣れていないため、靴ずれができて痛くて歩きにくいです。

それは合わないサイズを履いてもそうなります。

本当にツライですから、必然的に歩くのが遅い人になります。

歩くのが遅い人の心理

周りに人がいたら自分の速度がどれくらいなのか知ることができますが、比較対象がない場合、自覚がありません。

普通だと思っている

歩くのが遅い人は、太っている自覚はありますけど、歩くペースは人と比較したことがないのでそれが普通だと感じている人もいます。

年々、年のせいもありさらに歩くスピードが遅くなっていることを人から言われて初めて気づきましたのです。

何も考えていない

歩くのが遅い人は、普通に目的地に向かって歩いているつもりで何も考えていません。

何も考えていないからこそ周囲に目が行かず、横並びで歩いて前方から人が来てもよけることがなかったり、人の流れによる予測や配慮ができていないのです。

スマホを見ながら歩いている

スマホを見ながら歩くと当然下を向いていますから前方に注意がいきません。

近年スマホを見ながら歩行者や自転車との接触事故が多発しております。

SNS、インターネット、地図、通話などながらスマホは危険がたくさん潜んでおりますので、人がいない道路ではない場所に立ち止まって操作するのが好ましいです。

事故なんて滅多に起きるものではない、自分は大丈夫、相手がよけてくれるだろう、誰でもやっている、と安易に見ている人が多すぎます。

歩くのが遅い人への対処法

歩くのが遅い人は体に支障がない限り自覚がありません。

自分が普通だと思っていますから。

人によって通路が妨げられた場合の対処法は以下のとおりです。

追い抜く

前の通行人が歩くのが遅いと感じたら自然に足早になります。

追い抜くにしてもぶつからないように気を付けましょう。

前方からくる人にも注意しながら、できれば前に人がいない時、道幅が広くなった時が狙い目です。

別の道を行く

込み合っている中、この先、何百メートルも歩くのが遅い人と同じ進行方向を行くようであれば、近道をするなど別のルートに変えてみましょう。

少々、回り道だったとしてもスイスイ歩ける爽快感を考えたら損ではないはずです。

連れが歩くのが遅い場合

歩くのが遅い人が言える相手であれば、

「前から思っていたんだけど歩くの遅くない?」

「いつも合わせていたんだけどなんか歩幅が合わないんだよね」

と軽く言ってみる。

相手がどう言うか待ってみましょう。

「あ、ごめんごめん」と察してくれればいいのですが、「そお~?」と言う人は気にしていない様子。

もう少し早く歩けないかお願いしてみる。

言えない相手の場合

余裕を見て出たにもかかわらず、ペースダウンしてきたら自分だけスタスタ少し前を歩いてみる。

そして時計を見て

「少し、急ぎましょう」

「何が起こるかわからないので余裕を持って到着していた方がいいです」

と促してみましょう。

まとめ

人によって歩くスピードが違うのは当たり前ですけど、見知らぬ人に「邪魔」なんて言えませんし、

自分で対応するしかありません。

時と場合によって周囲に合わせるのも必要だと思いますが、そこだけでもわかってもらえたら幸いです。