往生際が悪い

往生際が悪い人の特徴・心理・対処法

往生際が悪い
どこまで往生際が悪いの?

往生際が悪いとは問い詰められても言い訳をして自分の非を認めないことです。

どう頑張っても無理な状況にもかかわらず、何かにすがっているような状態でいます。

諦めが悪くあー言えばこう言って話がいつまで経っても終わりません。

使用例として

①「言い訳など聞きたくない、往生際が悪いぞ」

② 往生際の悪さからバッシングを受ける

③「いい加減、罪を認めたらどうだ?往生際が悪いな」

いつまでも非を認めなかったり、挙句の果て逆ギレする人との付き合い方はとても面倒ですよね。

できれば付き合いたくないのですが、仕事上だとそうもいきませんので、対処法をレクチャーしたいと思います。

往生際が悪い人に共通する特徴

往生際が悪い人に見られる共通点は言い訳が多い、認めない、同じことを何度も言うところが難点です。

そんな人の特徴を詳しく紹介していきますので、自分は往生際が悪いと言われていないか知ることができます。

自己主張が激しい

往生際が悪い人は、気が強い人です。

相手が誰であろうが怯むことがありません。

自分がこうだと思ったらこうだ!こうするべきだ!と自己主張が強めです。

自分の意見を主張することには問題ありませんが、相手の意見を尊重できない人は強引で、ただの意見を押し通そうとする人になります。

しつこい

往生際が悪い人は、

A:「この案じゃダメだ」

B:「どうして!?こうすればいいじゃん」

「誰誰もやってるじゃんじゃん」

「じゃぁこうすればいいじゃん」

「一生のお願い!」

としつこくて諦めが悪いので、最後には相手も根負けしてしまいます。

AはBの提案を受け入れたのではなく、このままでは何を言っても無駄だと思ってしぶしぶ譲歩した感じです。

恋愛でいえばフラれたのにしつこく連絡をよこしてくる人。

待ち伏せしたりブロックしても何度も断っているのに諦めない精神、ここで発揮する?

ある意味メンタル強すぎます。

負けず嫌い

往生際が悪い人は、勝ち負けにこだわる人です。

自分が勝つまで勝負します。

競争心が強くてライバルがいることで自分を奮い立たせています。

ライバルがいるからこそ頑張れるのですね。

往生際が悪い人のそこは感心します。

だから人一倍努力した結果、敗北に非常に悔しい思いをします。

正々堂々と勝負する人は素晴らしいのですが、中には他人を蹴落としてまで勝ちたいと思う者がいます。

何が何でも負けるのが嫌で勝つためなら手段を選ばない陰湿な人です。

頑固である

往生際が悪い人は、他人に意見されても間違いを指摘されても絶対に自分の考えを変えない非常に頑固な人です。

納得がいくまでとことん自分のやり方を続けます。

誰が何と言おうと聞く耳持ちません。

その癖に他人には強要する傾向があります。

自分の考えや価値観しか信じない視野が狭い人です。

根に持つ

小さな出来事にでも自分が気に入らないことがあったら不機嫌になります。

イヤな出来事を忘れられない人です。

往生際が悪い人は、ずっと前に言われたことよく覚えていて、相手は謝っているのに「あの時、お前がこうしろと言ったばかりに失敗したんだぞ」といつまでも根に持ちます。

素直じゃない

往生際が悪い人は、偏屈で頑固な性格がゆえ本当は自分の非に気づいていても素直に自分の非を認めることができない人です。

謝罪の言葉が出ないのも素直に認めることができないから謝らないのです。

でも本当は自分でも悪いとわかっているからこそ、人から指摘されてますます認めにくくなってしまうのです。

誰だって本心を見透かされるのは恥ずかしいですからね。

あなたはいくつ当てはまりましたか?

往生際の悪さが自分の評価を下げてしまいますので、ぜひ改善しましょう。

往生際が悪い人の心理

往生際が悪い人はなぜ諦めが悪いのか気になります。

どんな心理でいるのか説明します。

言いなりにはなりたくない

往生際が悪い人は、プライドが邪魔をして絶対に相手の言いなりになりたくない気持ちがとても強いです。

相手に従うという事は負けを認めること。

それだけは絶対に避けたいです。

人は多かれ少なかれ、人からの評価を気にしてしまうものですが、自分の意思が優先なので気にしていません。

認めたくない

負けず嫌いの性格のため目標達成に向かって努力する姿は素晴らしいです。

ですが、自分より格上の相手には特に何もせず、自分が下に見ている相手にだけ、競争心むき出しが人がいます。

ちょっと感じの悪いタイプですね。

自分が下に見ていた相手に不本意に負けた場合、相当悔しいです。

体調や環境のせいにしたり、なにか小細工をしたのではないかと相手を疑います。

納得がいかない

プライドがあって自分に自信を持っていただけに相手に否定されるとカッとなります。

「自分は間違っていない」「相手がおかしい」「も一度やり直しだ」と納得がいかず感情的になります。

別れたくない

フラれた恋人に許せない・別れたくないといつまでも執着しているときの心理は男女で違います。

男性なら「あいつのどこがいいんだよ」「お前にいくら使ったと思ってんだよ」「俺がプレゼントした物返してよ」と非常に女々しい。

女性なら「お願いなんでもするから」としがみついています。

この手のタイプは冷たく突き放すと「別れるくらいなら死んでやる」と言ったり、
別れた後もストーカーになる、嫌がらせをするなど何しでかすかわかりませんので、円満にサヨナラするべきです。

往生際が悪い人を撃退する方法とは

距離を置いて関わりたくありませんが、この悪い癖はなにか対策を打たないといつまでも続きます。

心理は人や性格によって違いますが、対処法は相手を責めないことが誰にでも有効です。

諦めが悪いタイプには思い通りにならないと気が済まない人が多いです。

人は肯定されると素直になれますが、責められると反発したくなります。

言えば言うほどエネルギーを使い相手は一枚も二枚も上手ですから疲れます。

その心理を逆手に取って頭ごなしに責めないで、指摘があればまずは相手に寄り添って話を聞いてみてください。

話を受け入れることで次はこちらのまっとうな意見も聞き入れてもらいやすくなります。

まとめ

往生際が悪いと粘り強いは紙一重にもなります。

往生際が悪い人は、しつこくて、冷静に物事を判断する能力に欠けていますが、諦めないタフな精神力は、往生際が悪い人の長所とも捉えます。

しかし、場合によっては無駄な知恵と労力使うくらいなら、潔く認めて謝罪した方が不名誉を挽回できます。