ワンマンな

ワンマンな人の特徴・心理・対処法

ワンマン

知っておきたいワンマンな人との付き合い方4つ

ワンマンな人にいつも怒鳴られてばかりでビクビクしている…

もううんざり…このまま従うしかないのか?

ワンマンとは

①単独・ひとり・一組

例:ワンマンショー、ワンマンライヴ、ワンマンバス

この場合は一人であっても、グループでもワンマンと言います。

②一切、他人の意見には耳を傾けず、自分の思い通りに人を支配する人です。

無理強いする人もそうです。

例:ワンマン社長、ワンマン経営

類義語に独裁者・高圧的・傲慢・横柄などがあります。

そんな人の下で働いていると言いたい事も言えず、ストレスがたまっていきますよね。

エネルギーと時間の無駄ですので、必要がなければ付き合いたくないタイプです。

ここで頭に入れておきたい付き合い方を紹介しますので、最後までご覧ください。

ワンマンな人に共通する特徴

ワンマンな人に共通しているのは、経営者や比較的上の立場にいる人です。

または能力の有無に関係なく自分はできると思っているに見られます。

経営者のみながワンマンではなく、ワンマンな人を見るとだいたい経営者だという見解です。

まあ指示する側ですから性格によってはキツイ言い方になっているのかもしれませんね。

ワンマンな人の特徴を挙げていきますので、自分はワンマンでないかチェックしながら見てください。

権力を武器にしている

ワンマンな人は圧倒的に多いのが地位や権力がある人。

だから偉そうにしているのは言うまでもありません。

権力で物を言わせる力があるので怖いところもあります。

何でも金で解決しようとします。

自己中心的である

ワンマンな人はなんと言っても自己中心的な人で何でも自分基準で物を言います。

自分の言うことが一番正しいと自己主張も強めな人です。

なので反対意見は絶対に受け入れようとしません。

わがままである

ワンマンな人は裕福な家庭に育ち、甘やかされ何不自由なく育った〇代目の経営者や坊ちゃんやお嬢様。

言えばどんな願いも叶えられる環境にあり、まったく苦労を知らずに家業を継いだ人は世間知らずで苦労を知らない。

自分勝手でわがままで人を思いやる気持ちがありません。

尽くしてもらうのが当たり前すぎて感謝の気持ちが薄いです。

感情をポンポン表に出し、まったく我慢をしない人です。

一般家庭に育ってもワンマンな人はいます。

どの過程でなったのかは定かではありませんが、根気強く指導してくれる人がいなかったのでしょう。

頑固である

ワンマンな人は一度、こうと決めたらテコでも動かない頑固者です。

周りがなんと言おうと突き進むタイプで手が付けられません。

何を言っても無駄です。

下手すりゃ逆ギレされます。

見下す

ワンマンな人は自分よりできない人や若い人を見下します。

賃金を払ってやっている、仕事を与えてやっていると「~してやっている感」でしかありません。

あごで使って、してもらって当然と感謝の気持ちがありません。

逆に感謝されたいくらいだと言い切ります。

そんな人は誰からも嫌われます。

お金が大事である

ワンマンな人は最も数字や結果にこだわる人です。

従業員をいたわるよりも、会社のイメージの方が大切です。

業績を上げるためなら少々手荒な手段もいとわない傲慢なやり手社長だと言えます。

無能な社員は物扱い、会社に損害を与えた者は切り捨てるなど厳しい処分を与えます。

決断が早い

ワンマン経営では、経営判断や決裁がすべてトップに委ねられているため、よって物事の進み具合がとても早いのです。

そのスピーディさは取引先からも信頼を得ることができます。

責任がどこにあるのかも明確なので、部下の責任のなすり合いがなく部下にとっては正直助かります。

声が大きい

ワンマンな人は気性が荒い性格です。

普段からの声も大きいですが、威張り散らした態度が高圧的で怒鳴り声も非常に大きいです。

人の話も聞かないでガミガミ一方的に怒鳴り散らすので、下の者は萎縮してしまいます。

委縮してしまうと本来の実力が発揮できずに、活き活きと仕事できなくなってしまいます。

ワンマンな人の心理

ワンマンな人は自分でワンマンだとは思っていません。

例えば経営者が嫌で去っていく者に対し、

「根性が足りないヤツだ」

「長続きしないヤツだ」

程度にしか思いません。

『去る者は追わず』であっさりしたもんです。

他にワンマンな人の心理とはどんなものか紹介します。

仕切りたい

ワンマンな人は全ての行動を自分が取り仕切りたい。

他人の行動を把握しておきたい。

そして少しでもおかしな行動を取れば飛んで来て口を挟む。

誰にも文句を言わせない、黙って自分に従ってもらう。

思い通りにならないと気が済まないので、従わない人には平気で切り捨てる事ができます。

従うのが当たり前

ワンマン経営者は従業員が社長に従うのは当然だ、報酬を与えてやっているのでその分はきっちり働いてもらうのが当然だという見方です。

従わない者はやめてもらうとかなり強気です。

自分さえよけりゃ良い

自分さえ良ければではないが、自分のことだけで精一杯という人も多いです。

自分を犠牲にしてまで他人を助けて何の特になるのか。

周りがどうなっていようと関係ない、自分が可愛く巻き込まれたくない、自分さえよければ問題ないと無責任で冷酷です。

自分が一番スゴイと思っている

ワンマンな人は自分は一目置かれる存在である、注目されている、褒められるはずだと自信過剰で承認欲求がとても強いです。

ライバルが出現すると相手の評判を落として自分がのし上がる卑怯なやり方です。

それでも勝ちは勝ち。

罪悪感などなく喜びます。

他人に指示されるのが嫌い

ワンマンな人は人には命令口調だが、自分は人から指図されるのは嫌い。

見下されたようで腹が立ちます。

相手を怒鳴ったり、罵っても何も言えない姿を見て優越感に浸ります。

自分がすべて正しいと思っている

過去の経験や成功談からして誰が何と言おうと自分がの答えが一番正しいと思っています。

大層な自信もあります。

しかし、同じことを違う人がやっても必ず成功するとは限りません。

そもそも強引で無理に押しつけをする人ですからそれができない人は無能と見なします。

言い訳が嫌い

言い訳や口答えが非常に腹が立ちます。

ワンマンな人は

「言い訳をするな」

「とにかく自分の言う事を聞け!」

「つべこべ言わず黙って従え」

「自分の指示が絶対的だ」

で威嚇します。

「文句があるなら辞めろ」と説明すら聞こうともしません。

ワンマンな人との付き合い

絶対に付き合いたくない傲慢でワンマンな人。

仕事上でもできれば最低限の付き合いにしたいものですが、上司だとやはり従うしかないのでしょうか。

責任がどこにあるのか明確にする

ワンマンな人は自分の都合の悪い事には責任を持ちません。

「そんな事は言ってない」の知らぬ存ぜぬで通すでしょう。

上からの指示には
「○○という指示でしたが、これは●●ということでよろしいのでしょうか?」と復唱します。

「それですと△△という結果が予想されますが、どうしますか?」と問う。

「わかりました、では指示通りに作業を進めていきます」という流れをできるだけ人前で確認すればベストです。

その際、メモを取ればなお良いです。

相手の言いなりにならない

ヘコヘコ相手の言いなりにならないようにしましょう。

都合よく使われるのが目に見えています。

一度味を覚えるとまたコキ使われて依存されてしまうと抜けられなくなります。

挑発に乗らない

ワンマンな人の挑発に乗ってはいけません。

相手の思うつぼです。

口で勝てる相手ではありません。

倍になって返ってきます。

相手にしないつもりで返事だけして業務に集中しましょう。

味方だと思わせる

ワンマンな人は自分よりも有能な部下を排除しようとする場合もありますので、素直に聞いておいた方が身のためです。

程よく持ち上げて気分よくさせておけば攻撃が少しは減っていくでしょう。

録音する

パワハラ発言をボイスレコーダーを使って証拠を残して突きつけても人間関係を壊し兼ねないので、自分が居づらくなるだけです。

今退職する覚悟がなければ、あくまで最終手段としてとっておきましょう。

まとめ

会社には本当にいろいろなタイプの人がいます。

その人の特性を見極めて自分の意思はしっかり持ちつつ、周りとバランス良く合わせられるように過ごせたらどんなに楽でしょう。

どこに行っても対応できるように少なくともコミュニケーションだけには慣れておきましょう。

トークがうまいと何とかなるもんですよ。