自分を責める

自分を責める人の特徴・心理・対処法

自分を責める

自分を責めていませんか?

「あの時、こうしたからこうなった」「私が言ったばかりにあの人の人生が変わった」と悔やんで自分を責める人がいます。

本当にそうなのでしょうか。

確かにおすすめはしましたが、決断したのは本人。

すべて一人で責任を負う必要はないのに…

どうして自分を責めてしまうのか。

その原因と自分を責めずに楽に生きていく方法を紹介しますので、最後までご覧ください。

自分を責める人に共通する特徴

自分を責める人に見られる共通点は自分を否定する、責任を感じるところです。

その背景には自信がない、神経質である点が災いとなって悪い結果を招く場合があります。

また育った環境も大きく関係していて親や兄弟に「お前のせいだ」と責められていた、褒められたことがないなど幼いながらにも傷ついてしまいます。

自分は悪い子なんだと思い込んで、成長してもなにかあると自分のせいだと責任を感じるようになります。

詳しく特徴を挙げていきますので、自分を責めすぎていないか自己診断をしてみてください。

後悔ばかりする

人間ですから失敗することもありますし、間違った判断を下してしまうこともあるでしょう。

自分を責める人は、「あの時やめておけばよかった」とずっと責め続けてしまいます。

気持ちの切り替えができず、いつまでも引きずります。

自信を持てない

自分を責める人は、経験が浅く、知識も不足していると自分に自信が持てません。

これは結構な人があてはまる事ですが、それでもチャレンジする人/しないといけない人と諦める人に分かれます。

自分の言動に自信がない人は失敗したときに自分の実力のなさに落ち込みます。

「周りに迷惑を掛けることになるから…」とトラウマにもなります。

すぐ謝る人

些細な事でもすぐ「ごめんね」と何度も謝る人は責任を感じています。

自分が誰かに進めたものがうまくいかなかった時の結果を聞いてすごく負い目を感じます。

自分を責める人は、良く言えば他人の立場になって痛みがわかる人だと言えます。

人の顔色をうかがう

厳しい家庭環境で育つと幼い頃から親や周囲の顔色ばかりをうかがって行動します。

本来ならば子どもはワガママを言ったり、遊びたい時に遊ぶ、泣きたい時に泣くなど本能のまま動こうとします。

自分を責める人は、子供の頃親の顔を見て機嫌が悪い時は黙っておとなしく堪えるすべが身についてしまっています。

人の機嫌が悪かったり素っ気ない返事が返ってくると

「機嫌が悪そうだけど私何もしてないよね」

「もしかしてなにか気に障ることでもしたかな?」

「言ってはいけなかったかな?」

と非常に敏感になります。

責任をかぶる

自分を責める人は、少しでもその問題に関わっていると「私が悪い」と責任をかぶってしまいます。

それが責任を押し付けられたとしても、言い訳もせず黙って認めるでしょう。

上の人が気づいてくれない限りいつも損をしています。

その言動が定着してくれば利用してくる者が増えますので、すぐにでも直すべきところです。

気が弱い

自分を責める人は、おどおどしていてとても気が弱い人です。

頼まれ事に対してもそうです。

自分を責める人は、断れなくてなんでも引き受けてしまいキャパオーバーになる人。

自分より他人優先。

卑下する

自分を責める人は、自分を否定する事が多い人です。

たとえば

「自分なんか」

「どうせ何やっても同じ」

「できるわけがない」

「最初から無理だと思った」

と自分に対してネガティブです。

あらかじめハードルを下げておくことで、ダメージを最小限に抑えようとします。

謙遜する

自分を責める人は、普段から何をするにも控えめな人です。

褒められてもうれしいのに素直に喜べません。

「そうですか?」

「そんなことありませんよ」

「たまたまです」

と謙遜しがちです。

思い詰める

自分を責める人は、思い込みが激しい傾向にあります。

何事も思い詰める性格で誰かに相談する相手がいない場合、精神のバランスを崩して鬱病を発症する可能性があります。

食欲不振、体重の減少、めまいなど体調にも変化が表れますので、普段から悩みやストレスをため込まないことです。

相談相手がいない場合は命のホットラインに電話するか休息が必要です。

自分を責める人の心理

主に誰かを傷つけてしまった時、自分が失敗の原因になった時、罪悪感が生じた時に自分を責めるのではないでしょうか。

仕方がない

自分を責める人は、

「どうせ学歴ないし」

「自分の実力はこれしきのレベルだし」

「私、きれいじゃないし」

と自己評価がとても低く、自分を責めると同時に仕方がないと諦めています。

残念ではありますが、努力もしないで弱音を吐くだけです。

「頭が悪いのは遺伝だ」「こんな顔に産んだ親を怨む」とまあ人のせいにしないだけましに聞こえますがね。

自分の発言により相手が傷ついてしまった

自分を責める人は、自分の安易な発言により誰かが傷ついたとしたら強く罪悪感を感じます。

“相手が不機嫌になった=私のせい”と条件反射的にこういった思考パターンを持つ癖がついているからです。

無力感を感じる

親ならば、特に母親ならば思うところがあります。

例えば我が子が重い病気になったとなると「健康な体に産んであげられなくてごめんね」と強く責任を感じます。

大事な家族がなにか思いつめているようだとわかったら、まず、声を掛けます。

しかし、「大丈夫」と気丈に振る舞っていたのなら「どうして悩みを打ち明けてくれないんだろう」と心配ではありますが、それ以上はもう見守ることしかできません。

大事な人が苦しんでいるのに何もできない無力感を感じてなにもかも自分のせいだと責めます。

なんでもかんでも自分のせいにする人は、被害妄想的な自責の念に苦しめられてしまうこともしばしば。

純粋で生真面目な人ほど陥りやすいので、注意が必要です。

自分を責める癖を直す方法

まずは無意識に何でもかんでも自分を責めていることに気づいていますか?

周りはあなたが思っているほど責任を押し付けてはいません。

自分が何もできないせいでこうなったとただ激しく思い込んでいるだけです。

自分を許す

過去の失敗や失言も人間ひとつやふたつあるでしょう。

「あの時はああするしかなかった」

「今は大人になって考え方も変わった」

「今ならこう言える」

と過去を反省したら次は自分を許してあげてください。

そして自分に自信を持って自分を好きになってください。

日記に気持ちを吐き出す

これまで心配性だった人がいきなり何も気にするなと言われてもそれは無理な事です。

それでもやっぱり心のどこかで些細な出来事にも

「あれでよかったのだろうか」

「私のせいで予定が変わったのだろうか」

「私のせいで申し訳ない」

と謝り続けるでしょう。

声に出して吐き出せば周りが「そんなこと気にしてないよ」と言ってくれるのかもしれません。

声に出す勇気がなかったら日記に書き留めて心が少しでも軽くなるように吐き出してください。

まとめ

自分を責める人は幼い頃の記憶や大人になるまでの過程で受けた経験が大きく影響しています。

たとえ揉め事があったとしてもトラブルが生じても99%一人だけの責任ではありません。

全部責任を追う必要はないのです。

それは周囲もわかっているはずです。

自分が悪いという思い込みをなくすだけで少しだけ楽に生きられるはずです。

勇気と自信を持って積極的に周囲とコミュニケーションを取ってみませんか。

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