自分の都合のいいように解釈する

自分の都合のいいように解釈する人の特徴・心理・対処法

都合のいいように解釈する

叱責されても反省するどころか自分の事を想ってくれているからだと勘違いする人。

明らかに間違った事をしているのにミスを認めない人ってどうゆう神経しているんだろう。

謝るどころか平然としている人。

良く言えば前向き、悪く言えば自分勝手な人。

このように自分の都合のいいように解釈する人は自分は傷つかないように自己防衛していますが、自分が受け入れやすい方向に勝手に解釈するのは自己中心的人間です。

例えば「今日は雰囲気がいいね」と褒めても、素直に「ありがとう」と受け止めるのではなく「じゃあ昨日までは悪かったとでも言いたいわけ?」と突っ返します。

「え、、そういう意味じゃなかったのに」

そういう素直じゃない人は恋愛においても

「今日、つらそうだね、もう帰ろうか」と心配したところ

「なに?もう一緒にいたくないってこと?!」と不機嫌になります。

自分勝手に解釈する人を相手をする方は疲れるものです。

なぜそうしてしまうのか疑問にお答えします。

自分の都合のいいように解釈する人の特徴や共通点

こちらの言うことを自分の都合のいいように解釈する人に見られる共通点は言い訳をすることです。

言い訳をして自分は悪くないと正当化します。

自分の都合のいいように解釈する人はどんな特徴があるのかどんな人がチェックしながら見ていきましょう。

思い込みが激しい

自分の都合のいいように解釈する人は思い込みが激しい性格です。

こうと思ったら絶対に意見や考えを変えない頑固だとも言えます。

責任感が薄い

自分の都合のいいように解釈する人は、名指しで依頼されていないから自分だとは思わなかったと言い訳をします。

自分がやらなくても他の人がやるだろうと人任せなところがあり、責任感がまるでありません。

できれば面倒な事はやりたくないと思うタイプに多く見られます。

自分を正当化する

自分の都合のいいように解釈する人は、プライドが最も高い人です。

自己評価を下げたくないため不利な状況に陥った時やミスをした時にうまく言いくるめて自分の言い分が正しいと主張します。

例えばうっかり期日を忘れていたとします。

それでも「それって今日じゃないとダメなんですか?」とミスを隠して強い口調で聞き返します。

「取引先との期日が迫っています。

明日まで待ってもらえませんか?」と無理を押し通そうとします。

鈍感である

人は言いにくいことがあると気を使って相手が傷つかないように遠回しに言ったり、曖昧に言ったり趣旨をハッキリ言わない時があります。

しかし、自分の都合のいいように解釈する人は、それを「この人、何が言いたいのかわからない」「ハッキリしない人だな~」と相手の気持ちを察することができません。

ナルシストである

自分ってかっこいいなと自分に酔いしれている人は、自分を見ている人はみんな自分に気があると勘違いしています。

笑顔を向けられたり、喋りかけられたり、よく目が合う人は自分の事を好きに違いないと勘違いしているところが痛々しいです。

打たれ強い

少々のことを言われても気にも留めない、失敗しても批判されても落ち込まない性格は、自分の都合のいいように解釈する人にとっては助かります。

ですが、他人から見たらどうでしょう。

人から陰口を言われたとしても、自分の性格を見直すのではなく

「陰口を言うってことは本当は自分のことが妬ましいのね」

「羨ましいから意地悪するのね」

と勝手に解釈する人で、自分への評価を高く持ってる人です。

自信家である

自分の都合のいいように解釈する人は、自分は頭が良いと周囲に言い散らしていますが、そう思っているのは自分だけ。

自分で頭が良いと言う人に限って理屈を並べて上から目線で物を言う人。

周りが言ってくれないから自分でアピールしているだけです。

能天気である

自分の都合のいいように解釈する人は、まあこれくらいなら許してくれるだろう、何とかなるだろう、その時に考えればいいだろう、まっいっかとと物事をあまり深く考えません。

と同時に相手の都合などお構いなしで計画性がない人です。

面倒な事は後回しにするかもしくは全くしないタイプです。

自分の都合いいように解釈する人の心理

自分の都合のいいように解釈する人は、自分は傷つきたくないと思う事が大半です。

ですから、ショックを受けないように無意識に取る言動があります。

恥をかいたりするのが最も嫌で見栄も張ることもあります。

その時の心理を解説します。

ミスを認めたくない

ミスは素直に認めて謝罪する人は潔いです。

誰にでも持っている本能ですが、特に自己防衛が強い人で、自分の都合いいように解釈する人は自分の非を認めれば、周りからの自分の評価は下がると考えています。

ですので、自分には落ち度はないと訴えます。

自分を守ろうとしている

自分が傷つきたくないため自分の都合のいいように解釈する人に多い言い訳が、恋人に別れを告げられた時で言えば「そろそろ別れるつもりでいた」「そもそも君とは釣り合ってなかった」などの負け惜しみです。

先に別れを切り出されたことに対して恥ずかしい、悔しい想いでいっぱいですが、冷静さを装い平然としています。

泣きついてまで未練は残しません。

真実を知るのが怖い

自分の都合のいいように解釈する人は、本当は心の中では見当はついているけども

・真実を知ってしまうとショックを受ける

・自分の願い通りであってほしい

という想いから無意識に自分にとって都合の良い解釈へと導いてしまいます。

自分は周りから嫌われているのではないか、とても評価が低いのではないかといった不安が常に付きまとっています。

ダメージを最小限に抑えるためにも話しかけられると言う事はまだ脈がある、クビにならないのは仕事ができているからだと解釈します。

相手のせいにする

自分の都合のいいように解釈する人は、相手の立場になって考えることができません。

自分勝手に振る舞って自分が嫌われているという自覚はなく、

・むしろ相手の性格が悪い

・自分とは相性が合わない

・あの人は攻撃的で意地悪だ

と自分に都合の良いように解釈しています。

過大評価している

自分の都合のいいように解釈する人は、根拠のない自信があります。

企業の基準を見ているのではなく、自分よりレベルが低いと思われる人と比較しているからです。

自分の学歴から言えばどこそこの企業に勤められて、これくらいの年収が見込めると自分を過大評価しています。

周りから「考えが甘い」と否定されると逆ギレします。

悪い方に考える

仕事中に何回も席を立ってトイレに行く人を見るとどう思いますか?

普通に考えて「お腹の調子が悪いのかな?」と思うでしょう。

ですが、自分の都合のいいように解釈する人は、

「お腹が痛いと嘘付いてトイレでスマホをいじっているのでなないか」

「仕事をサボってズルイ」

と人を心配することなく悪い方に解釈します。

自分の都合のいいように解釈する人への対処法

自分の都合のいいように解釈する人は、早々に変わりはしません。

これ以上、ストレスをため込まないようにするには言い方を変える必要があります。

曖昧な言い方はしない

何年も同じ仕事をしていれば普通は仕事の流れが把握できていて当たり前です。

自分の都合のいいように解釈する人に仕事をお願いする時は

「これお願いね」

ではなく、

「いつまでにやってと指示がなかった」

と言われないように期限をハッキリと伝えましょう。

そういう意味だとは思わなかったと後で揉めないようにメールやメモに残すのも有効です。

言葉のやり取りを確認する

ニュアンスや発音で相手の捉え方次第では、時には勘違いをさせてしまう事があります。

ですから、自分の都合のいいように解釈する人に対しては特に念を押したり復唱して確認する必要があります。

間違いは正す

誰でも勘違いする事はあります。

ですが、悪意のある解釈は本人が気づかない限り直りません。

その都度、ムキにならずに詳しく説明して理解してもらいましょう。

簡単な事ではないですが、敵ではないと思わせることで徐々に聞き入れてくれるようになるでしょう。

まとめ

自分の都合いいように解釈する人には自覚がある人とない人がいます。

相手との相性もありますが、できればストレスなく過ごしたいですね。

まずどちらのタイプかを見極めうまく付き合っていく方法を実践してください。