要領が悪い

要領が悪い人の特徴・心理・対処法

要領

仕事の要領が悪い人がいると残業を強いられたり二度手間だったりイライラしますよね。

「いくら言っても利かない、何かいい方法ないかな?」と悩んだことありませんか?

一生懸命頑張っているのはわかりますが、もう少し効率よく動いてくれたら職場の雰囲気も変わります。

毎日一日の1/3以上を職場で過ごすわけですからストレスなく過ごしたいと誰もが切実に願っています。

お悩みを受けたことろで今回のテーマは“要領が悪い人”。

特徴を挙げてみますので、当てはまる人がいたら、ぜひ心理を掴んで対処法を学んでいただきたいです。

要領が悪い人の特徴や共通点

要領が悪い人には、共通点があります。

不器用なくせに実は強いこだわりを持っています。

マイルールがあるのです。

要領が悪い人はもっと大事なすべき仕事があるのに今している事を最後までやり遂げないと次へ進めない、簡単な資料を頼まれたら何日もかかって丁寧に仕上げるなどよく言えば真面目な性格だとも言えます。

しかしそのマイルールのせいで要領が悪い人とレッテルを貼られるのです。

効率が悪いとも言います。

他にも以下のような特徴を持ちます。

どんくさい

要領が悪い人は、周りが見えないため自分の進捗状況を把握しておらず、遅れている事に気づかないのです。

手際が悪く段取りも悪いため、仕事のペースが非常に遅いのが特徴です。

要領が悪い人は一度にたくさんの事ができませんので一つ一つ終わらせるタイプです。

おっちょこちょいである

要領が悪い人は人の話をよく聞いていない事が多く、何度注意しても同じ事の繰り返しでいくら言っても改善しません。

落ち着きがなく焦ってデスク上の物を落としたり、飲み物をこぼしたり、何かにつまずいたりドジな人が多いです。

面倒くさがり屋

要領が悪い人は面倒な事が嫌いで計画性がなく、行き当たりばったりの行動が多いです。

収支の計画を立てずに衝動買いしてしまうのも悪い癖です。

不器用である

要領が悪い人は自分の能力をわかっていないため、他人が助け舟を出しても「大丈夫です」とその時は自信あり気に答えます。

しかし、結局締め切りになっても「すみません、、まだ終わってなくて、、」と周りに迷惑をかける事があります。

何でも一人で解決しようとするのが原因だと思われます。

片付けができない

要領が悪い人は整理整頓ができなくてデスク周りや引き出しの中には物がバラバラに散乱してあります。

書類や本が山積みであったり、物がどこにあるかわからなかったり、探すことなく同じものを購入する羽目になります。

そのためボールペンなど同じ備品が多くあります。

「頼んだ資料できてる?」「はい!えーっとこの辺に…あれ?どこ行ったかな」と人を待たせてイライラさせる人です。

一人で背負う

要領が悪い人は、何でも一人で解決しようとしているため他人に助言は求めません。

または言い出すことができません。

要領が悪い人は頼まれ事を断れない性格で、できそうにない事も嫌と言えず引き受けるので優しいと言えば優しいですが、最初に頼んだ人はそうは思ってません。

だって頼んだ仕事がまだなんですから。

要領が悪いとしか思えないですよね。

要領が悪い人の心理

要領が悪い人は優先順位がつけられない。

仕事でもプライベートでも重要性・緊急性の判断力が乏しく周りの状況をすぐには把握できないのは、自分の事で頭がいっぱいで今しか見えていないからです。

要領が悪い人はやらないといけない事はわかってはいるんですが、いざ山積みになっている書類を前にすると、どこから手を付けていいのか気ばかりが焦ってうまく処理する事ができなくなります。

指示してくれればどんなに助かるか…と思っていても言い出せません。

忘れっぽい

要領が悪い人が頼まれた事や約束事をすぐ忘れるのは、人の話をよく聞いていない証拠。

集中力もなく人が話している時はながら作業か何か別の考え事をしています。

要領が悪い人は今手がいっぱいで後回しにする、「あれこうだったかな?」と確認はしない、結果、ミスを引き起こすのです。

決断力がない

自分に自信がある人はどっちにするのか、やるかやらないか決断が早く、前に突き進んでいきますので、その結果、多くのチャンスを掴み取り、仕事でも成果を出します。

一方、要領が悪い人は慎重派で決断するまでに時間が掛かり、取り掛かりが遅いとおのずと仕上がりも遅くなります。

一人では決める事ができなくて誰かの後押しが必要です。

要領が悪い人への対処法

要領が悪い人に頭ごなしに怒っても解決はしません。

萎縮してしまい自信を失くすばかりです。

ポイントさえ押さえる事が出来れば仕事自体はできますので、遠回りに見えますが、長い目で見ると指導法を変えた方が効率が良いです。

以下を実践してみてください。

整理整頓をする

まず仕事場の環境から整えましょう。

デスク周りが散らかっていては何がどこにあるのかわかりませんので、探すにも時間が掛かりますし、それこそ無駄な時間です。

見た目も非常に悪いです。

要領が悪い人には、スッキリして気分よく仕事を始められるように片付けを推奨しましょう。

指示を出す

仕事でもプライベートでも要領が悪い人に決めてもらおうと思わないであなたが決めればいいだけの事です。

要領が悪いだけで明確な指示には従う傾向はあります。

段取りのコツさえ掴めばだんだん慣れてきて指示も少しずつ減っていくでしょう。

能力に合う作業を

適材適所という言葉があるように苦手科目を頼んでも遅い、できない事は目に見えています。

苦手克服を目的としているのならば構いませんが、最初のうちは能力に合った仕事を与えるべきです。

要領が悪い人はコツコツと細かい作業が得意なデータ入力や校閲作業を任せると、本来仕事は丁寧です。

その方がお互い楽じゃないですか。

計画を立てる

プライベートでない限り、行動を起こす前は計画を立てる事は大事です。

思い付きや無計画で事業を起こそうなんて人はいませんから。

要領が悪い人には最終的な目的に向けてどのように仕事を進めていくか計画を立てさせましょう。

目に見える所に貼っておくと、今、自分がやっている仕事が明確になります。

他人と比較しない

要領が悪い人を見ているとイライラしますが、良い人と比較するとますます悪い所が目に入ってきます。

要領が良い人とは考え方からして違うのですぐには改善できません。

ですから比較は禁物です。

こうゆう人なんだと理解してあげましょう。

ゴールを確認する

ただ言われるがままに何となく作業させるのではなく、この仕事は何のためなのか?

納期はいついつまでだと進捗状況を確認をさせながら作業を進めると、後れをとっていないか、あとどれくらいで仕上がるか把握できて要領が悪い人でも仕事がはかどります。

アプリを利用する

今のスマホはとても便利な機能ばかりで今どき地図片手に目的地を探している光景なんてあまり見ません。

分厚い辞書を引いている学生なんてもういないのではないでしょうか?

要領が悪い人にはパソコンの便利ツールやアプリを駆使させると、翻訳もできますし、料金表示と共にナビゲーターもわかりやすくとても効率がいいと言えます。

まとめ

要領が悪いとは決して良い言葉ではありませんが、マイナスポイントばかりでない事は理解できましたか?

指示さえあれば的確に動くこともできますので“褒めて伸びる”タイプだと思えば教育し甲斐があると思いませんか?