他人の時間を奪う

他人の時間を奪う人の特徴・心理・対処法

他人の時間を奪う

他人の時間を何とも思わない人との付き合い方

会社の飲み会は必要ですか?

1日の時間は決まっています。

1分1秒でも大事にしたいのに社会人になると会社の飲み会や他人の趣味に付き合わなければいけない時ってありますよね。

自分の時間が減ってしまうので正直行くのが嫌な人もいるでしょう。

そんな時のとっておきの対処法をレクチャーします。

他人の時間を奪う人に共通する特徴

双方の意見は必ずしも同じとは限りません。

良かれと思っていても相手にとってはありがた迷惑だと言う事もあります。

ですから他人の時間を奪っているという自覚はありません。

では特徴をひとつひとつ説明していきます。

思考回路が停止している

他人の時間を奪う人は自分で考える事がありません。

そのため質問が多いのも他人の時間を奪う人の特徴の一つです。

理由は自分の主張に自信がない、わからない、楽したい、面倒くさいなどが挙げられます。

寂しがり屋である

他人の時間を奪う人は常に誰かと一緒に居たい人。

家に帰れば一人になるわけですが、寂しさが倍増します。

そうゆう時に便利なのがラインやネット。

友達にコメントを送ったり相手してくれる人がいない時はネットパトロール。

ネットの世界は24時間休む間のなく誰かしらと繋がりが持てます。

寂しがり屋の他人の時間を奪う人はSNSなどで常に誰かとつながっていたい人です。

噂話が好き

プライベートにまで介入してくる他人の時間を奪う人は、誰にでも興味津々でお喋りが大好きです。

根堀葉ほり質問攻めであったり噂話が絶えない人です。

話しているうちに本題からどんどん外れていき話がとても長くなります。

興味無い話を聞いている時は「早く終わらないかなー」「作業が遅れる~」など上の空なので質問返しをされた時は焦ります。

近所では井戸端会議に出くわしたらおしまい。

なかなか抜けられません。

無計画である

他人の時間を奪う人は仕事にせよプライベートにせよ行き当たりばったりの無計画で行動する事が多く

・納期に間に合わない

・効率が悪い

・約束の時間に間に合わない

といったミスがあります。

トラブルが発生時でも助けてもらえたなどの経験から一人で解決しようとはせず、人任せにしてきた人です。

時間にルーズである

待ち合わせに遅刻してきたり約束をドタキャンしたりするなど非常に時間にルーズです。

5分10分の遅刻ならまだなんとか許せますが、1時間、2時間だと待っている時間がバカらしくなるレベルです。

これが常習犯だと今後約束はしたくないですね。

そうゆう人は返事も遅いです。

仕事にせよプライベートにせよ幹事は日程を抑えなければならないし、出欠も早く知りたいところです。

先の事はわからない・その時にならないとわからないというタイプなので返事が遅いと困ります。

確かに先のことはどう状況が変わるかわかりませんが、先に日程を抑えておいてその日を開けておくという事が頭にないようです。

プライベートに時間の余裕がある

他人の時間を奪う人は、恋人がおらず家で暇している人や独身者や土日祝日休みで定時で帰れる職業に就いている人が多く、比較的フリーな時間が多いため暇を持て余しています。

休みの日に誰かをどこかに誘ったり週末は飲みに出かけたりと充実な生活を送っています。

しかし無理に人を誘うのは自己満足にすぎません。

他人の時間を奪う人の心理

人の時間を奪っているつもりはないのだけれど、相手からしてみれば興味がある話であれば話に乗りますが、そうでなければ自分の時間を奪われたとしか思えません。

つまりその人にとって話が合うか合わないかで“時間を奪う”という言い方になります。

ではその時の状況についてひとつひとつ説明していきますので、相手の気持ちにもなって考えながら見てください。

してあげているという認識

他人の時間を奪う人は、親切心から

「一人でかわいそう、あの人も誘ってあげよう」

「どこどこ連れてってあげる」

など自分が上の立場に立っている感覚で人に接しています。

自分の気持ち優先で他人も「私のお陰でしょ?」と思うだろうと決めつけています。

相手からしてみれば

「頼んでない」

「余計なお世話」

「恩着せがましい」

「断りづらい」

と迷惑です。

共有したい

他人の時間を奪う人は

「飲み会、楽しいからおいでよ」

「これ良かったから是非あなたにも」

と相手の事を想って勧めています。

他人の時間を奪う人は楽しい・嬉しい出来事はみんなと共有したい気持ちが強く善意のつもりが相手からしたら面倒くさいと思われてしまいます。

決めてもらっている

他人の時間を奪う人はなかなか楽な状況から抜け出すことができません。

疑問に思った事や決断に迷ったら「これどう思いますか?」「どうしたらいいですか?」とアドバイスをもらっています。

確かに人の指示に従って動くだけなら楽ですし、何か問題が起こったときも「誰誰さんも言っていました」「こうしたらいいと言われました」と少しは責任から逃れられますからね。

何とも思わない

他人の時間を奪う人は仕事中にひと言も私語を発さないって考えられない。

コソコソ話や上司不在の時に解放された気持ちになるのでしょう。

単にわからないから質問しているだけ、そんなに時間は取ってない、時間つぶしに話しかけています。

容認が必要

他人の時間を奪う人が

「こう書いてあったんですが、これでいいですか」

「確認をお願いします」

と容認を求めるのは不安や失敗を恐れているから。

容認がないと前に進めません。

良くも悪くもこれではいつまで経っても成長できません。

他人に時間を奪われた事ありますか

「時間の無駄だったなー」と思う時はありましたか?

時間を奪われた時の怒りの声を一部紹介します。

・「どうしても見たい映画があるから付き合ってほしい」と言われたが、つまらなかった。映画代は出してもらったが、バイト休んでまで付き合ったのに…興味が無いものは次から断ろうと思った (大学生/男性)

・貴重な休憩時間30分の間はゆっくりSNSのチェックや返信をしたいのに子どもや家庭の話ばかり聞かされるのが毎日ツライ(30代・女性/パート)

・さっさ昼飯を食べて寝たいのに「奢るからジュース買って来い」とパシリに使われる(10代・男性/塗装業)

・「どうしてもあそこの焼き肉が食べたい」と言うので車を1時間半走らせたが、つぶれていた(20代・男/飲料メーカー)

・友人の大遅刻により高速バスセンターで一人3時間も待たされた。あと一人いたら置いていっても仕方がない状況だった(20代・男性/保険業)

・私は朝6時に起きて家族4人分のお弁当作って子どもの準備や化粧も終わらせて出かけようって時に旦那が二日酔いで昼から出かけようと懇願して きた時(30代/主婦)

・彼女の身支度に時間が掛かりすぎる。なぜに2時間も?(20代/塾講師)

・月一の定例会と称して飲み会が多すぎる~しかも二次会までとか。

プライベートの飲みが金欠だわw(20代・男性/製造業)

みなさんは共感できるものはありましたかorどれが一番許せませんか?

他人から時間を奪われないようにするには

自分の時間は誰にも邪魔されたくありませんよね。

他人の時間を何とも思わずに平気で奪ってしまえる人たちへの一番の対策はスルーしかありません

相手にすると自分の手が止まってしまったり、せっかくの集中力が途切れたりします。

相手にするからずっとターゲットにされてしまうのです。

しかし先輩であるがゆえに我慢しなきゃならないという意見も十分に理解できますし、納得もできます。

1日の限られた時間の中で有意義に過ごすためには効率よく動くしかありません。

人間関係にヒビが入らずそれでいて緩ーくうまく対処できる方法がありますので、状況や相手を見て試してください。

考えてもらう

他人の時間を奪う人になにか質問されたら

「え~私なんかの意見でいいんですか~?」

「う~~ん」

「えっとですね~」

と言いながら考えるフリをする。

待たせて相手をイライラさせて「もういい!」と相手に言わせることができたら作戦成功です。

まぁ言えたら「自分で考えてください」が一番手っ取り早い手段なんですがね。

時間を設ける

仕事中であれば先輩だろうと無駄話に付き合う理由なんかいりません。

「今手が離せませんので…」とキッパリ言えればいいのですが、「〇分だけしかありませんが」と前置きした上だと、「そろそろ時間ですので…」その場をすんなり抜けやすくなります。

話題を変える

他人の時間を奪う人に、貴重な休憩時間を愚痴に付き合わされそうになったら

「ホントだね~」と相づちだけして

「考えたら頭痛くなりそう。

お茶でも飲もうか」

と席を立ってしばらくその場を離れましょう。

戻らなきゃいけない時は楽しそうな話題に変えましょう。

それでもまた愚痴が始まったら「早く仕事を済ませたい」と言ってその場を去って無駄な時間をなくしましょう。

断る

他人の時間を奪う人に頼まれ事をされたら

「今時間がないから」

「出来そうもない」

「失敗したら責任取れない」

「あなたのためにならない」

と断る勇気も必要です。

なかなか言いにくい言葉ですが、自分の時間を奪われるよりはマシだと思って1回勇気を出して言ってみてください。

1回言ってみれば自分に自信がつくものですよ。

相手だって責任とれないとまで言われたら嫌です。

意外とすんなり引き下がるかもしれないですよ

まとめ

1時間でも2時間でもいいから自分の時間は持ちたいですよね。

自分の時間が取り戻せたらどんなに有意義な時間を送れるでしょう。

筆者は子育てに必死で子どものためだけに時間を割いてきました。

しかし、成長して手がかからなくなって嬉しいはずなのに、寂しい気もします。

自分の時間は長すぎるほど余っているからです。

塾の送り迎え、部活の車だし・買い出し、学校行事、役員の仕事etc..今なら喜んで率先してするでしょう。