攻撃的

攻撃的な人の特徴・心理・対処法

攻撃的な

何かにつけて威圧的な態度で向かってくる攻撃的な人ってたまにいますよね。

同じ事をしてもどうして私だけ?って思ったり、あまり関わっていなくても嫌味を言われたり、些細な事にでも突っかかってくる人とは付き合いたくないものです。

飲食店に務めるA子さんは必要以上に攻撃的なシフトリーダーの事で悩んでいます。

A子さんは19歳の専門学生アルバイトで飲食店でのアルバイトが初めてとなります。

お客様に笑顔を届けたいとの想いから接客業を選びました。

入って間もない頃、A子さんがオーダーを間違えた時、お客様に迷惑かけたのは申し訳なかったと思っています。

お客様が代金そのままなら構わないとおっしゃってくださり、その場は事なきを得ました。

ただシフトリーダーだけが「たまたま運が良かったのよ!ままごとじゃないんだからもっと責任を持って仕事しなさい!」と叱責されたのは当然ですが、それからというもの何かにつけて「声が小さい!笑顔が足りない!もっとテキパキ動いて!」などと毎日言われて落ち込んでいます。

すれ違う時は忙しさに見せかけてぶつかってくることもしょっちゅうです。それもA子さんにだけ。

立ち止まって通るのを待っていてもぶつかってくるので悪意があるとしか思えません。

もちろん謝りもしません。いつも謝るのはA子さんの方です。

どうして標的になったのかはA子さんがミスをしたにも関わらず、お客様が寛大であったため叱られなかったA子さんが気に食わなかったと思われます。

はじめに攻撃的になる人の特徴と心理を理解してうまく付き合う方法を見つけだしましょう。

オーダーミスの一件以来、若くて可愛らしいA子さんの行動が何かに付けて鼻に付くと思われます。

シフトリーダーを避けて他のスタッフの近くにいるとかシフトリーダーとは逆のシフトに入るとか人手が足りない時に進んでシフトに入るとかすればどうでしょうか?

素直にありがとうと言ってもらえるとは期待できませんが、助かったと思う気持ちは間違いありません。

攻撃的な人の特徴

①自分が一番だと思っている

②劣等感を抱いている

③勝ち負けにこだわる

④常に優位に立ちたい

⑤強情である

⑥素直になれない

⑦被害妄想意識が強い

⑧嫉妬心が強い

攻撃的になる心理

特に理由はなく自分より有能な人間が何もかも気に食わない時があります。

常に優位に立たないと気が済まないため、自分がなるはずだったポジションを奪われたりしたら、素直に喜べないはずです。

それどころかネチネチ嫌味を言い続けることでしょう。

そもそも自分に自信がなくいつでも不安が付きまとっています。しかし、他人には見破られたくないため他人を攻撃して自分を強く見せようとしているのです。

弱い犬ほどよく吠えるということわざがあるように、相手に反論する隙も与えず威嚇しているのです。

実力がないのもわかっています。劣等感から嫉妬心に感情が変わり、攻撃的になるのです。

その証拠に他の誰かに追い越されようとすると姑息な手を使ってある事ない事デタラメばかり吹き込んで妨害してきます。

いずれにせよ、強いコンプレックスを持っているため不安を消し去る行為が攻撃として表れるのです。

攻撃的になった原因とは?

育った家庭環境が関わっていると思います。

子どもの頃からきょうだいと比べられて劣等感を感じている、親に否定ばかりされてきた、言いたい事も言えず親の言いなりだったなど子どもの頃から褒められる事を知らない孤独感を味わった人は、大人になって親のようにだけはなりたくないと強く思い、そうならないためにも弱い自分を隠して強く見せているのです。

本当は寂しい人なのかもしれません。一度腹を割って話してみてはいかがでしょうか?

どんな人に攻撃的になるのか?

嫉妬心から若くて可愛い、周りからチヤホヤされている人

嫉妬心・不安感から年下で実力がある人

優越感からオドオドしている人などが標的になります。

どんな時に攻撃的になるのか?

・上司から褒められているのを恨めしそうに見る

・異性にチヤホヤされているのを見た時

・自分とは違う態度を取っているのを見た時

自分は褒めてもらった事がないのに他人が自分と同じようにして褒められている事が腹立たしいのです。

攻撃的な人は無視するとどうなるのか?

攻撃的な人に対して無視したり反論したりすると火に油を注ぐようなものです。

揉め事や面倒な事にならないよう無視はせずに、ここは大人の対応ですぐさま相手の怒りを鎮める発言をしましょう。

ただ一言「申し訳ありません」「○○さんを見習います」「どうしたら○○さんみたいになれますか?」でいいのです。

すると褒められて良い気分になり、話題をすり替えることができるのです。

攻撃的な人への対策

・標的にされてもオドオドしない事です。ますます見下されてしまいます。

一人で抱え込まないで友人や家族に話をするだけで精神的にも楽になります。

・エスカレートしてパワハラ問題にも発展し兼ねないので、念のため日付と受けた言葉を記録しておきましょう。

動画やボイスレコーダーは最も効力があります。

・転職サイトを見ているだけでも気が紛れます。自分には次があると思うだけで気持ち的にも楽になるのです。

・頼りにしていますというフリをして相手を褒めて持ち上げましょう。

ここで気を付ける事はただ一つ。過剰すぎると周囲が不信感を抱き始めるという事です。

本人がいる時といない時の言動が違いすぎると、媚びていると思われ嫌われます。

ですから、会話の流れから自然体で褒めるようにしましょう。

まとめ

いかがでしたか?できることから実践してみましょう。

あなたの心が少しでも軽くなれば幸いです。