口下手な

口下手な人の特徴・心理・対処法

口下手な

口下手な人は人前に出るのが苦手で1対1で物を言うなんてことも苦手な人も多いはずです。

思ったことをうまく人に伝えられないとモヤモヤしますね。

また言葉足らずで他人を誤解させてしまう事もありますので、損をした気にもなります。

日常生活でも「何でわかってくれないんだろう」と悩みが尽きません。

恋愛で言えば奥手。

一緒に居ても会話が盛り上がらないこともしばしば。

「好き」「ゴメンね」がなかなか言えなくて相手を不安にさせたり不快にさせてしまうでしょう。

口が達者な人が羨ましくもありますね。

しかし、口下手はあることをするだけで改善されます。

悩んでいる人は試してみてください。

口下手な人に共通する特徴

口下手な人には共通して出る症状は、どもる・言葉に詰まる・緊張する・恥ずかしいなどです。

口下手には消極的な人が多い中、真逆な人も存在します。

特徴を捉えれば、口下手になる理由・心理が見えてきます。

それぞれのシーン別に特徴を挙げていきますので、当てはまるものがあれば、相手がわかってくれないのではなく自分が口下手な可能性があります。

人前が苦手である

大勢の人前に立つ場面や初対面の人と会う時、緊張する人は多いと思います。

その時の特徴として顔が赤くなったり、どもったり手汗をかきます。

特に口下手な人は大事な場面で言葉が出てこない時があります。

相手が上司であろうが、自分より年下であろうがそれは変わりません。

コミュニケーションが苦手である

口下手な人は人と話すのが苦手で人づきあいもありません。

コミュニケーションが苦手だと職場で大事な「報連相」が的確にできません

「なんて言ったらいいかわからない」と戸惑っているうちにタイミングを逃してしまい、作業が中断したり仕事に支障をきたしたります。

聞き手役になる

口下手な人は自分が話すより聞き手役の方が多いです。

相手を否定せずにうなずいたり黙って人の話を聞いたりしてあげる人です。

肝心の言葉が抜けている

口下手な人は基本、口数が少ないというのもありますが、言葉ひとつ足りないので話の意味が大きく違うときがあります。

口下手な人に悪気はないのですが、言葉を省略して誤解を招くような言い方になってしまいます。

気が小さい

口下手な人はコミュニケーションが苦手で面と向かってしゃべることができません。

消極的で自分から率先して行動しませんが、言われれば行動に移します。

声が小さく相手と目を合わす事すらできませんので、オドオドして見えます。

「えっと…あの~」「どうしよう…」がクセになっています。

一生懸命頑張ってはいるものの頼りなさしか感じられず評価につながりません。

照れ屋である

口下手な人は多少人見知り的な性格も持ちあわせています。

クールで照れ屋さんはなかなか素直になりきれず「ありがとう」「ごめんね」が恥ずかしくてすぐに言えません。

『親しき中にも礼儀あり』ということわざがあるように職場以外でも、親子・友達感でもとても大事な言葉でもあります。

言葉を選んでいる

口下手な人は思ったことをズバズバ言わないで言葉を選んでいます。

良くも悪くもそのため間があいてしまい理解しにくい時もありますが、思った事をすぐに口にする人よりは失言が少ないです。

嘘が付けない

口下手な人は、特に「頼まれた仕事や行事を断りたい…」と思っているときに、罪悪感を感じているためとっさに言葉が出てきません。

嘘がヘタで嘘を付いたとしてもどうせバレるでしょう。

そもそも嘘はいけませんが、場合にもよりますよね。

どうせならもっともらしい理由を付けて堂々と断ってください。

社会に出ると時には嘘や社交辞令やお世辞も必要です。

口下手な人は接客業や営業に向いていません。

口下手な人にとっては一人で黙々と作業する方が気が楽そうですね。

口下手な人の心理

口下手な人は相手に上手く伝えられないでもどかしさを感じます。

話を聞いていて何となく気づきますよね。

聞き手の方が楽

口下手な人は自分の話を何からどこまで話していいかわからないし、相手の反応も気になります。

ですから相手の話を聞いている方が楽です。

自分の話をせずにすみますから。

言葉が足りない、多すぎる

口下手な人が会話を早く済ませようと省略すると、大事な言葉が抜けてしまいます。

逆に理解してもらおうと長々と説明しているうちに要点がまとまらない、焦って自分でも何言ってるのかわからなくなる事態に陥ります。

恥ずかしい

口下手な人は褒められたり、親切にしてもらったりしても素直に喜べません。

お礼が言えないのは自分が良い慣れてないからです。

「言わなくてもわかるだろう」と勝手に思い込みからきています。

諦めている

口下手な人はどうせ聞いてもらえない、言ったって理解してもらえないと決めつけています。

そのため質問ができない、わからないことをそのままにしておく傾向があります。

わからないのは恥ずかしい事ではありません。

『聞くは一時の恥・聞かぬは一生の恥』ということわざがありますが、わからないことをそのままにしておくといつか大きなミスにつながり兼ねますので、改善してほしい部分でもあります。

相手の反応が気になる

口下手な人は自分の発言に自信が持てずにいます。

また、口下手な人は相手の反応が怖くてなかなか本音が言えません。

「これを言ったらどう思うか」「これは言っていいのだろうか」とあれこれ考えているうちに結局何も言えずに終わります。

口下手のデメリット

話し上手な人は誰とでもすぐに打ち解けて、ビジネスでもうまく商談がまとまって出来る人って感じですよね。

一方、口下手な人は仕事でもプライベートでも損していませんか?

デメリットを挙げてみますので、のちに改善法も一緒に紹介します。

・「で、結局何が言いたいの?」とよく言われる―(20代・女性/事務員)

・「怒ってる?」とよく勘違いされる―(20代・男性/製造業)

・話がありすぎて途中から自分でも何言ってるのかわからなくなった―(30代・女性/販売員)

・本音が言えないので共感されたと思われてるが、本当はそうじゃない―(10代・女性/アルバイト)

・嘘がすぐバレてフラれる(25才・男性/美容師)

誰も好きで口下手に生まれたわけではありませんが、努力次第では変われます。

口下手を克服する方法

口下手な人は、人づきあいはあっても口数が少ないです。

話の内容で他人に賛同してばかりですので、意見が通る通らないは別として自分の意見は勇気を持って主張しましょう。

そのためにはまず人に慣れる事です。

挨拶をする

口下手な人は積極的に自分から挨拶をしてください。

自分からアクションを起こさないと何も始まりません。

顔見知りになると少しずつ会話ができます。

会話をしていくうちに自分に合う人がどこかにいます。

諦めないでください。

結論から述べる

口下手な人は話が長引けば要点をまとめるのが苦手です。

話せば話すほど論点がズレてきたり集中力に欠いたりすることもあります。

ですから、話を長く続けることはお互いにとってよくありません。

早く知りたいのは過程ではなく結論です。

無駄をなくして結論から伝えることが大切です。

善悪の結果に関わらず結論から述べるといいでしょう。

オドオドしない

お世辞を言うにしても意見を述べるにしても、堂々としていればそれなりに様になります。

姿勢を意識してできるだけ相手の目線に合わせて喋るように心がけてください。

一つに絞る

口下手な人はあれもこれも話したいことが多くてまとまらないときがあります。

そんなときはとりあえずひとつに絞って、ひとつずつ解決していきましょう。

いっぺんに話すと他の内容が忘れ去られます。

沈黙を気にしない

人と話をしていて沈黙の時間と言うのは何とも気まずい時間であります。

ですが、沈黙の時間があって当然。

人は24時間喋りっぱなしというわけではありません。

「これを言ったらドン引きされるのではないか」「反応が無かったらどうしよう」とか沈黙を気にしていたら思うように言葉が出てきません。

誰にだって沈黙はあります。

気にしないでください。

まとめ

口下手な人と付き合うのは少々疲れますが、一番もどかしさを感じているのは口下手な本人です。

普段からある程度コミュニケーションを取っていれば周りからも少しは理解が得られます。

ですが、そのコミュニケーションがなかなか上手に取れないのが口下手な人ですよね。

お互いのストレス軽減のためには

「何を言っているのかわからない」

「何も言わないからわからない!!付き合いたくない」

と言わずに、口下手な人が少しでも早く克服できるように周りの人も見守ってやりましょう。