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足元を見る人の特徴・心理・対処法



職場に人の足元を見る人はいませんか?

言葉通りに人の足元や靴を見る人もいますが、今回は比喩の意味での足元を見る人について考えてみます。

足元を見るというのは人の弱点を探すということで、弱点を探して弱みに付け込むのが足元を見る人です。

足元を見る人は常に人の弱点を探しているので、職場では気を抜けない存在と言えるでしょう。

特に自分でライバルだと思っている人に対しては弱点を利用して足を引っ張ろうとする厄介な人です。

今回は人の足元を見る人の特徴や心理、対処法について考えてみましょう。
 

「足元を見る」とは


江戸時代の交通手段は籠や馬方でしたが、現在のタクシー業界のように料金は統一されていませんでした。

そのため客の様子や見た目から、料金を高く取れそうであればふっかけることも多かったようです。

そのときに料金の判断材料となるのが足元なのです。

足元が泥だらけでくたびれているほど疲れていると判断できるので、多少料金が高くても利用するだろうと判断できます。

これが「人の足元を見る」の語源です。

つまり「足元を見る」というのは「人の弱みに付け込む」という比喩表現です。

「足元を見る人」は人の弱点を見つけてその弱みに付け込む人のことを言います。


同じような意味の言葉に「揚げ足を取る」という表現がありますね。

「揚げ足を取る」は人の失敗やミスを鬼の首を取ったように騒ぎ立てることで、主に会話の中での言い間違いなどが対象です。

しかし「足元を見る」になると積極的に人の弱点を探すというニュアンスが含まれるので、より悪質な行為と言えるでしょう。
 

足元を見る人の特徴・心理


それでは足元を見る人の特徴や心理から考えてみましょう。
 

嫉妬深い


足元を見る人の中には嫉妬深いという心理を持つ人がいます。

たとえば職場で自分がライバルだと思っている人が仕事で成果を上げると、それに対して嫉妬心を抱くような人です。

嫉妬心を抱いても自分が努力してその人を超えれば、嫉妬をモチベーションにして努力したということなのでなんの問題もありませんね。

しかし、嫉妬してその人を引きずり下ろすことを考えるのが足元を見る人の心理です。

嫉妬深さに加えて執念深さも持っているので、時間をかけてでもライバルの弱点を探して、その弱みに付け込むということをします。
 

自分の現状に不満がある


足元を見る人の特徴には自分の現状に不満があって、それに比べて他人の現状がよりよく見えてしまうという点があります。

自分の現状に対する不満に嫉妬心や執念深さが加わることで、他人の成功による評価を少しでも下げようとする心理が働きます。

その結果、人の足元を見るようになるのです。
 

自分が優位であることを確かめる


足元を見る人は他人の弱みに付け込むことで、他人を見下して自分の立場が優位であることを確認しているという特徴があります。

自分が優位であることを確認すのは精神的な安定を求めているからという側面があります。

足元を見る人は常に他人よりも優位であろうとする心理があるので、常に人の弱点を探す癖がついているのです。
 

弱いものに強く強いものに弱い


足元を見る人は自分よりも圧倒的に優位だと思う人にはへりくだり、自分よりも下だと思った人に対しては高圧的な態度をとる特徴があります。

職場で例えると上司にはへつらう人が、同僚や下の人に対しては高圧的になる人のことになります。

常に自分より上か下かで判断するので、足元を見て人の弱点を探していないと不安にかられるのです。

また、自分が不利になることは徹底的に避けるという特徴もあるので、いわゆる負ける勝負はしないというタイプです。

絶対に勝てると思った場合にだけ勝負をかけるので負けるということはなく、虎の威を借りる狐のようなことも平気でできるという特徴もあります。
 

能力がない


人の足元を見る人は他人よりも優れている点はほとんどない、と言ってもいいでしょう。

反対に考えると自分に能力がないので人の足元を見て弱点を探しているのです。

普通に努力をしたり能力を使ったりと言ったことができないため、他人を蹴落とすという方法でしか自分の立場を優位にできないのです。

そのため能力だけではなく人望もないのは当然のことでしょう。

人のあら探しばかりしている人を尊敬する人はいないからです。
 

格付けをしたがる


人の足元を見る人は自分で勝手に格付けやランキンをするという特徴があります。

常に自分がどの位置にいるのかを確認する必要があるからです。

自分より格下だと思う相手に対しては常に目を光らせて弱点を探すのが、人の足元を見る人です。

また、格付けをすることで自分が最下位ではないことを再確認して精神的に安定したいといういともあります。
 

洞察力がある


足元を見る人は相手が自分よりも優秀なのかそうでないのかということを見抜く力、洞察力や観察力に優れているという特徴があります。

相手が自分よりも植替したかを見抜くだけでなく、下だと判断した場合にその人の弱点を見抜く力にも優れたところがあります。

足元を見る人は考え方は卑劣ですが。こうした観察力を生かすことで別の方向で能力を発揮する可能性を秘めています。
 

相手をカモにする


一般的に足元を見るというのは相手をカモにして儲けるという意味で使うことが多いでしょう。

語源となった馬方や籠が足元の汚れによって料金をふっかけるというそのままの意味になります。

しかし、このこと自体は商売の鉄則とも言えることで、悪いことではありません。

料金や価格は必要とされるものほど高くなるのが当たり前だからです。

品薄なものは価格が上がるのは当然で、急に雨が降ったときに傘を売って儲けるのも当然のことなのです。

ただし商売人ではないのに人の足元を見る人が、特に同じ職場にいる場合は周囲から嫌われ人望がなくなるというのも、ある意味当然のことかもしれませんね。
 

サディスト


人が困っているときに助けてくれるのではなく、むしろ困っていることを喜ぶようなサディスト傾向がある人も足元を見ます。

こうしたサディストの傾向がある人は一度だけでなく、何度も足元を見て弱みに付け込むので注意しましょう。

弱みに付け込んでなにかをしようとか言うことを聞かせようというのではなく、純粋に人が弱っているところを見て楽しみたいというタイプです。

こうしたサディストタイプの人には近づかないほうが無難です。
 

足元を見る人の対処法


足元を見る人の特徴がわかったところで、対処法についても考えてみましょう。
 

自分の意見をはっきりと言う


人の足元を見るような人は自分の意見をはっきりと言わない気の弱いタイプの人をターゲットにする傾向があります。

足元を見る人は基本的には臆病なので自分よりも弱い人に対してしか強い態度に出ることができません。

そこで、人の足元を見る人のターゲットにならないためには、普段から自分の意見や意志をはっきりと示すようにしましょう。

人の足元を見る人は人を格付けして自分よりも下の人をターゲットにします。

ターゲットにされそうになったら強く反論することで相手をひるませましょう。

足元を見る人が思わぬ反論にあってひるんでしまえば、次からはターゲットになる可能性は低くなりますよ。
 

仕事で実力をつける


足元を見る人は自分よりも優秀で実力がある人に対しては足元を見ることはしません。

むしろ反対にいいよっていくタイプです。

そのため足元を見られないようにするためには、仕事で実力をつけることが最も効果的と言えるでしょう。

もちろん仕事で実力を認められるためには一朝一夕の努力では難しいでしょう。

地道な努力を長く続ける必要があります。

しかし実力をつけるということは足元を見る人を寄せ付けないだけでなく、むしろ自分の職場における立場をより強くするために必要なことです。

足元を見る人への対策は2次的なもので、自分を高めるための努力をしていると考えましょう。

また、実力をつけると今度は人の足元を見る人は手のひらを返したようにすりよってくるかもしれません。

しかし、そのときは相手にしなければいいだけです。

足元を見る人は自分よりも実力があると思っている人には強く出ることはありません。
 

味方を増やす


職場で良い人間関係を作る目的は仕事をスムーズにするだけでなく、足元を見る人などのターゲットにされた場合に見方をしてくれる人を増やすという目的もあります。

足元を見る人だけが対象ではなく、職場で人間関係を乱す困った人に対抗するには一人では難しいものです。

そのためにも普段からよい人間関係を築くように努力しておきましょう。

もちろん助けてもらうだけでなく周囲の人を助けることで、お互いに協力しあう関係を作りましょう。
 

本当に足元を見る人の特徴


足元を見る人には比喩的な意味の人もいますが、本当に人と会っているときに足元を見る人も存在します。

実際に足元を見る人というのはどんな目的で足元を見ているのでしょうか?

テーマからは少し外れますが、本当に足元を見る人の特徴も考えてみましょう。
 

靴を見ている


人と初めてあったときは上半身、特に顔を見るのが普通ですが、たまに足元を見る人もいます。

水商売の人などは初めてのお客さんを値踏みするときに高級な靴を履いているかで判断すると言われています。

また、靴そのものは高級ではなくても十分に手入れしている靴を履いていると、その人が几帳面な性格であることもわかります。

つまり足元を最初に見る人は履いている屈からその人の情報を得ようとしている可能性が高いでしょう。
 

単にうつむいているだけ


人と会話するのが苦手で対人恐怖症に近い人は、靴を見ているのではなく恥ずかしくてうつむいているだけという可能性があります。

実際に会話をしてみて会話が苦手そうであればその可能性は高いと判断できます。

世の中にはコミュニケーション障害と言われる人もいるので、すべての人がスムーズな会話ができるわけではありません。

流石に職場ではそうした人はほとんどいないかもしれませんが、プライベートではその点も配慮して会話しましょう。
 

足元に問題がある


初めて会った人がいきなり足元を見ていたら、単純に自分の足元になにか問題があると考えてみましょう。

靴がひどく汚れていたり、靴下の見える部分が破れていたりということがあるかもしれません。

実際に靴が汚れていたときでもそれほど慌てる必要はありません。

靴が汚れていた原因などを話せば反対に会話を盛り上げることができるかもしれません。
 

恥ずかしがっている


足元を見る人は単純に恥ずかしがって目線を下に落としているという可能性もあります。

恥ずかしがる理由は人それぞれですが、あなたに好意を持っている、人と話すのが恥ずかしいといった理由が考えられます。

また、単に話題が思いつかなくて目線を外しているだけかもしれません。

相手に足元を見られているとあまり気持ちがいいものではありませんが、足元を見る理由は色々考えられます。

必ずしもマイナスの理由ばかりではないので、気になるのであればその後の会話で何気なく聞いてみましょう。
 

まとめ


足元を見る人の特徴や心理、対処法はおわかりいただけたでしょうか?

アイ本見ると伊野は物理的に足元を見ている場合と、人の弱みに付け込むという比喩的な意味の2つがあります。

どちらの場合もあまり良い意味ではありませんが、特に人の弱みに付け込む人が職場にいると人間関係には大きな影響があります。

この記事が人の足元を見る人の対策に役立てれば幸いです。