何とかなるが口癖

何とかなるが口癖の人の特徴・心理・対処法

何とかなるが口癖
「何とかなる」が口癖の人はどんな性格の人?

ミスをしたり、悩みがあっても「なんとかなる」が口癖の人がいます。

「ま、いいか」

「どうにかなるさ」

「なるようになる」

「あなた一人じゃないよ」

も同じようによく言います。

それに似たような性格の人が集まってこう言われると

「そうだよね」

「なんか元気出た、ありがと」

「ちょっとだけ安心した」

と心が軽くなりますね。

励みにもなります。

一方、

「こんな時になにノンキな事言っているんだ!」

「簡単に言うなよ!」

「何とかなるってなんの根拠があって?」

「ドン底を味わったことがないからそんな事が言えるんだろ!」

「もっと真剣に考えろ」

と批判する人もいます。

具体的な説明をしてもらわないと納得がいくわけありません。

果たして「何とかなる」が口癖の人は周りにどうとられるのか。

「何とかなる」が口癖の人に共通する特徴

時と場合によって良くも悪くも取れる「何とかなる」が口癖の人に共通して言えるのは楽観的であることです。

その性格の特徴を挙げていきますので、自分はどちらのタイプにあてはまるかチェックしてみてください。

ポジティブである

ポジティブな何とかなるが口癖の人は、底抜けに明るいです。

たとえ窮地に陥っても収入が減っても深く考え込まない。

「何とかなる」「乗り越えて見せる」と言った強い精神の持ち主です。

ですから周りの人も心強いところがあります。

しかし、その根拠のない「何とかなる」姿勢には危機感が薄れているという見方もありますので、すべての人がそう思っているわけではありません。

切り替えが早い

ショックな出来事があったり嫌な出来事があると頭では理解していても、実際にすぐ気持ちを切り替えるのは難しいものです。

楽観的な考えの人もそりゃ~落ち込む事はありますが、いつまでもくよくよしません。

何とかなるが口癖の人は、
「結果はダメだったけどいい経験になった」

「どうにかなるさ」

「次、頑張ればいい」

と気持ちの切り替えが早く「さっきまで泣いてたの誰?」と周りも驚きます。

決断力と行動力も兼ね備えています。

大切なのは、失敗はしたけどこれからどのような行動を起こすか、なのです。

「あー怒られるのが怖い、会いたくない」と雲隠れするか、「取りあえず、誠意を見せて謝るのが先だ、その先はなんとかなる」同じ失敗でも両者は雲泥の差です。

ガッツがある

何とかなるが口癖の人は、意外と根性があります。

大事な家族や恋人や友人が窮地に陥れば、助けてやりたいと思うのは自然な感情だと言えます。

自分が何とかしようと立ち上がります。

「お金の事なら心配しないで」と尽くす一面も持っています。

「何とかなる」あるある

どんな場面で「何とかなる」と思ったかあるいは言われたか聞いてみました。

リアルな街の声を一部紹介します。

・住宅ローンにマイカーローンでギリギリの生活だったけど、長男・次男の私立高校進学によって教育資金に思いのほか掛かりすぎて家計は火の車。

「軽自動車1台にすればいい」

「家族の携帯料金/保険料の見直しをしよう」

「最悪、私大の場合は奨学金でいけばいい」など今は減らせるところから減らしていくしかない。(40代/保育士)

・3人目が生まれた。3人の子どもの教育資金を考えたら不安もあるが、愛しい我が子。「私もパートに出れば何とかなる!」(32歳・専業主婦)

・今は失業保険で食いつないでいるが、不安と焦りがある中、思うように仕事が見つからない。

「私がシフトを増やせば何とかなる」「最低限の生活ができればいい」と今は踏ん張り時である(20代/コスメ販売)

・公立高校に落ちた。我が家は母子家庭。お母さんはそれまで私立は無理と言っていたので、申し訳ないのと悲しいのとただ泣いて謝った。「パート掛け持ちすればまぁ何とかなるよ、気にしないでいいよ」と励ましてくれた。早く働いて少しでも恩返ししたい(高校3年)

「何とかなる」が口癖の人の心理

悩みや心配事がない人なんて少ないかもしれません。

それでも人はどうにかこうにか生きていこうと思っています。

結果は決まっているベストは尽くした。

なるようにしかならないので、今さらあがいたって仕方がない。

心配や不安もありますが、今は何も考えられないと無気力気味です。

気丈に振る舞っている

何とかなるが口癖の人は、表では明るく「何とかなる」と気丈に振る舞ってますが、

「家族に心配かけたくない」

「迷惑を掛けたくない」

「弱い姿は見られたくない」

と一人で抱え込んでしまいます。

「絶対何とかしてみせる!」という意地だけが心のモチベーションを保つ支えとなっています。

諦めてはいない

どうにもこうにもならない場面って人生、長く生きていればひとつやふたつあると思うんですよね。

例えば恋人ができない、昇進できないなど…

しかし、諦めてはいません。

何とかしてやろうと気合は十分入っていますが、なんともならない時だってあります。

掛ける言葉が見つからない

何とかなるが口癖の人は、どうにもならないような時に本当になんて言ったらいいのかわからない。

「だから言ったじゃん」「いうこと聞かなかったからだよ」と否定するよりは「何とかなるよ」としか言えません。

「何とかなる」が口癖の人への対処法

「何とかなる」と言う方も言われる方も、慰め合ったりしています。

しかし、時と場合によっては、不快感を表す人もいますので、その人の性格や状況を見て口にした方がいいと思います。

「何とかなるさ」には軽々しく聞こえる人もいるかもしれませんが、そのままでいいわけがないじゃないですか。

今はすぐには対応できないけど「どうにかしよう」「なんとかする」という気持ちも含んでいることを伝えましょう。

「もうだめかもしれない」「無理に決まっている」とネガティブな人は気持ちも沈む一方で何をするにもやる気ゼロ。

結果が出る前に諦めている..

それよりも常に前向きな言葉を使う人は自然とうまくいきやすいです。

「大丈夫、きっとうまくいく」とポジティブに考えていれば勇気も湧いてきます。

気持ちの持ち方次第で全然変わってくるのです。

まとめ

以上、「何とかなる」が口癖の人についてまとめました。

思いつめるのもよくありませんし、何にも考えていないのもそれはそれで問題です。

時には「何とかなる」くらいの気持ちくらいがちょうどいいのかもしれません。