職場で見下す人の特徴・心理・対処法

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人は本能的に相手を自分よりも下か上か判断していると言われています。

人は誰しも見下されると嫌な気持ちになりますが、自分でも気づかないうちに他人を見下しているかもしれません。

ここでは見下す人の心理や上手な付き合い方をご紹介します。


Mさんは財務省に勤めている国家公務員です。

東京大学を首席で卒業して、在学中に国家公務員総合職に合格しました。

入社早々、国費で海外留学をするメンバーにも選ばれたエリート中のエリートです。

男性中心の官僚の世界で女性ながら間違いなく出世コースを歩んでいると言えるでしょう。

頭が良く仕事ができて、竹を割ったようなさっぱりした性格なので、上司からの評価が高いようです。

ただし、問題点もあります。

Mさん周辺のアルバイトの人が次々と辞めていくのです。

Mさんが仕事についての要求水準が高いことが原因です。

例えば、仕事をしているアルバイトの人の横に来て「まだ終わらないの?私がその仕事をしたらすでに終わっているわ」と言います。

仕事ができない人には「そんなこともできないの?」「あなた全然使えないわね」「雇っている価値がない」と冷たく言い放ちます。

Mさんは思ったことをすぐ口に出すのでアルバイトの人から煙たがられていますが、Mさんは当然のことを言ったまでで悪いとは思っていません。

悔しいですが、Mさんは上司で仕事ができるので、何も言えません。

Mさんに従事するアルバイトの人は疲れてしまって「もう付いていけない」とグチをこぼして次々に辞めていくのです。

見下す人の特徴         

・プライドが高い

・思ったことをハッキリ言う

・リーダーシップを取りたがる

・自分が一番だと気が済まない

・粗探しが得意

・人に弱みを見せない

見下す人の心理

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大学受験などで激しい競争を勝ち抜いてきた人ほど、自分より劣る人を見下す傾向があります。

また、人を見下すことで「自分は人よりも優れている」という優越感を得ようとします。

職場で人を見下す人は、自分の仕事については一生懸命に取り組んで努力をするタイプが多いので、その点については上司の評判は高く、社内でも頼りにされます。

しかし、自分より仕事ができない人には冷たく当たります。

それくらいできて当たり前と考えるので、他人のできないことにイラ立ちを覚えます。

人はそれぞれ能力差があります。

仕事ができない人にはできるようにサポートしたり、相手の能力に応じた仕事を割り振ればいいのですが、見下す人は自分と同じレベルの仕事振りを要求します。

それができない人は見下し、切り捨てます。

自分は仕事ができるため、できない人の気持ちが理解できません。

そのため見下す人の人間関係は、仕事上の付き合いだけ、うわべだけの関係になりがちです。

見下す人の対処法

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見下す人は自分ができることは他人もできて当たり前だと思っています。

すべての面において見下す人の要求水準を満たすことは難しい。

だからといって同じ職場の上司なので「距離を取る」とか「聞き流す」のも限界があります。

それではどうすればいいのか?

得意分野を作る

「この分野なら誰にも負けない」という得意分野を作ることです。

得意分野については、申し分ない成果を出すことで、見下す人は一目置かれるようにしましょう。

不慣れな仕事を任されたときは

自分で自由に仕事を選り好みできるとは限りません。

ときには不慣れな仕事を任されることもあります。

見下す人は仕事に厳しいので、仕事の不出来には情け容赦ないことを言ってくるかもしれません。

そんなときは「自分だけじゃない。ほかの人にも辛く当たっているはず」と思えば、気が楽になります。

ささいなことで難癖を付けられる場合

もし見下す人があなたが仕事ができるのにも関わらず、ささいなことで難癖を付けてくるのなら、あなたをライバル視している証拠です。

仕事ができるからこそ見下すのです。

見下す人はいずれあなたから追い抜かれることを恐れています。

そんなときは「この人は焦っているんだ」とポジティブに考えましょう。

そうすると気持ちに余裕が生まれます。

遠慮なく追い抜いて、周囲の人から認められる人間になりましょう。

見下す人を成長の糧にする

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見下す人を全否定するのは良くありません。

成果を出している人が見下す言葉は参考になることがあります。

例えば、ある研究のため毎日8時間費やしている人に対して、すでに研究成果が上がって認められている先輩が「たった8時間?自分は最低でも12時間やっていたけど」と言われた場合、研究時間が足りないのではと気づきを与えてくれます。

見下す人は仕事ができる人が多いので、仕事についての考え方や取り組み方、資料の作り方など優れているところは見習いながら、見下すような言動については反面教師にすると良いでしょう。