暴言を吐く

暴言を吐く人の特徴・心理・対処法

暴言を吐く

暴言を吐く人から身を守ろう!

「お前なんか死んじまえよ」

「お前は生きてる価値なんてねーよ」

「死んで詫びろよ」

「いつ死んでくれるの?」

「お前が死んでも誰も悲しむ人なんかいねーよ」

こんな暴言投げかけられている人はとても苦しんでいます。

言っている本人は冗談?本気?

言葉の暴力とは恐ろしいものです。

暴言を吐く人といえば記憶に新しいのはなんといっても元衆議院議員・豊田真由子氏の

「このハゲーーー!」

「死ねば?生きてる価値ないだろ、もうお前とか」数々の暴言が政策秘書によって音声が公開され、国民に強烈な印象を与えましたね。

子どもの頃から優秀で東大卒・ハーバード大学院留学までした政治家とあろうものが暴力沙汰疑惑まで持ち上がるなんて・・

まぁどんなに優秀な人でも人間ですから失敗もするだろうし、暴言を吐かないとも言い切りませんが、もし、身近に暴言を吐く人がいたらどうでしょう。

「あり得ないミスをするから」と釈明していますが、何がきっかけで暴言を吐くようになるかわかりません。

人によっては精神が壊れてしまう人もいるでしょう。

暴言を吐く人の特徴や心理をとらえて身を守る方法や暴言を吐く人への対処法は知っておく必要がありますので最後までご覧ください。

暴言を吐く人の特徴

暴言を吐く人に言葉使いがきれいな人はいません。

言葉使いが汚い・荒いほかにどんな特徴があるのか挙げていきます。

命令口調である

暴言を吐く人は、上司でもないのに命令口調で指図や不適当な言葉を言う人。

「休んでる場合か?」

「仕事できていないんだから休む必要はない」

「消えろ!お前の存在自体が目障りだ」

「幼稚園からやり直してこい」

社内でもリーダー格の存在で割と仕事はできても人間性に問題があります。

周りは誰も逆らえません。

パワハラ気質がある

上にいる立場の人は部下に指示を出します。

部下はその指示に従わなければなりませんが、上司は何を言っても構わないわけではありません。

その指示の出し方を一歩間違えると、パワハラととらえられかねません。

「一回言えばわかるだろう」

「お前が一人でやれ」

「徹夜してでも終わらせろ」

「俺のいうことが聞けないっていうのか?!」

「この能無しが!!いつになったら覚えるんだ?あ?」

「役立たずが!この給料泥棒!!金返せ!」

この手の傲慢なタイプは気分次第ではますますエスカレートしていく傾向があります。

常に上司の顔色をうかがいながら、ちょっとでもミスをすると罵倒される・・。

そんな劣悪な環境で怯えながら仕事をしてもどんどん効率が悪くなっていく一方です。

気が強い

暴言を吐く人は、理性よりも感情が優先する人です。

気が強い上に短気で非常に怒りっぽいです。

「今なんつった?」「俺が悪いとでも言いたいわけ?」と威嚇します。

人のせいにしたり些細な事にでも敏感でスルーすることができません。

暴言だけに留まらず、手も出ることがあります。

今日は何を言われるのかと、ビクビクしながら周りはいつもピりついています。

偉そうにしている

上から目線でものを言う人は人を見下すことで自分が優位に立とうとしています。

自己中心的で常に自分が基準。

自分の言う事が一番正しいと偉そうにして自分と違う意見の人を非難します。

暴言を吐く人の心理

暴言を吐く人はそもそも特別暴言だと思っていません。

思うがまま発しているだけにすぎません。

その心理は性格的なものが影響していますので、心理を挙げていきます。

自分のことしか考えない

人を傷つけても平気な人は相手の立場になって考えることがない人ですから

「自分の発言によって傷つくかもしれない」

「これは言ってはいけないかも」

と考えもしない人で他人がどうなろうと知ったこっちゃない。

人を傷つけても全然気にならないのです。

もっと言えば人を傷つけていることに気づいていないのです。

相手を黙らせたい

相手が強い人だと関わらない方がいいと避けるかどうしても尻込みするものです。

自分の存在感を知らしめたく高圧的な態度を取って強く見せて

「この俺に何を言っても無駄だ」

「俺に勝つ者はいない」

と思わせることによって相手を黙らせる作戦。

相手がひるむ姿を見て気分爽快です。

我慢できなくなった

暴言を吐く人は、立場をふまえておとなしく聞いていたが、相手がどんどん調子に乗ってきたので言い返します。

「売り言葉に買い言葉でついつい我慢できなくなった」

「ついひとこと言うつもりが止まらなくなった」

感情が爆発してしまったことに自己嫌悪に陥ります。

怒りが収まらない

相手のミスやケンカで口論になった時に怒りが収まりません。

人目もはばからず大声で怒鳴り散らしています。

どうしても許せなくて言い出したら止まらないくらい暴言を吐きまくります。

それでスッキリさせる人とずっと根に持つ人に別れますが、のちに人間関係にヒビが入ります。

負けたくない

暴言を吐く人は、負けず嫌いな性格がゆえに負けを認めることができません。

見下されているようで悔しくて捨て台詞や暴言を吐いて対抗します。

勝ち負けにこだわっちるので勝つまでやめません。

人に負けたくないと自分を奮い立たせ物事に取り組む姿勢は良いのですが、勝つことだけで頭がいっぱいになると、見境なく手段を選ばないやり方には感心できません。

暴言を吐く人への対処法

言葉の暴力や暴言を吐く人の本質は死ぬまで変わらないと言いますが、だからといって黙って見過ごすわけにもいきません。

このまま暴言を聞き続ければ精神が壊れてしまいますので、早めの対処が必要です。

しかし、相手を変えることは一筋縄ではいきません。

ではどうすればいいのか。

自分が身を守る術を身につけるのです。

対抗しない

暴言を吐く人に対抗しても相手を刺激するだけで何倍になって返ってくるだけです。

無駄な時間とエネルギーを消費するだけなので、弱い犬ほど吠えるものだ」と心の中で呟いて「そんなこと言わないでくださいよ~」と絶対に折れない心を持ち続けてください。

一人にならない

暴言を吐く人は、人がいる前では何も言いきれない人もいますから、一人になった時が狙い目です。

そうならないためにもなるべく一人にならないように仲間の近くにいてください。

一人になるのを狙われたらその場を離れてください。

指摘する

暴言を吐くたびに

「それパワハラですよ」

「今の発言は問題になりますよ」

「次は報告しますよ」

と勇気を出して指摘してみましょう。

みんな嫌な思いしているはずだから協力してくれる仲間がいれば心強いですね。

会社に知られるという事は出世の道が閉ざされる、左遷になる、居づらくなって退職するなどが考えられますからそれでだいたい相手も恐れるはずです。

相談する

暴言を吐く人と言うのはみんなにも同じことを言っているのできっと同じ悩みを持っている人がいるはずです。

周りの人や上司に相談してください。

上司に限らず暴言を吐くようであれば立派なパワハラです。

その際、証拠が必要となりますので、その都度、日付、言われた言葉をメモに残しておきましょう。

ボイスレコーダーがあればなお効果的です。

スマホでも簡単に録音できますので言い逃れできません。

まとめ

今の日本は、格差が大きく広がったストレス社会といわれ誰もがストレスを感じやすくなっています。

暴言を吐く人は不満やストレスを抱えているのに、それを発散できなくて弱者をターゲットにしてうっぷんを晴らそうとしています。

あってはならないことです。

暴言を吐く人を黙って見過ごしていると仕事にも影響がでます。

なにより精神が崩れてしまっては元も子もありません。

早めの対処で解決できることを心から願っています。