仕事を教えない人の特徴・心理・対処法

仕事を教えない

皆さんの上司はどんな人ですか?

「技術は盗んで覚えろ」「仕事は目で見て覚えろ」とか言う上司、いつまでそんな事言ってるの?

ザ・昭和といった昔気質(むかしかたぎ)の人や職人さんはそんなセリフを言うイメージですが、果たしてそれは正解なのでしょうか。

一般常識はわかっていても会社ごとのルールがあるので、一般的に清掃は隅から隅まで丁寧にやるのが正解だとは限りません。

これは筆者が結婚退職して家庭に収まり、子育てに一段落がついた頃、初めて職に就いた時に経験した話です。

専業主婦の期間が長く、子どもが小学生になったら空いている時間が長くなり、掃除にしても料理にしてもゆっくり時間をかけてやっていました。

決してとろいというわけではありません。

そんな筆者は9年前、地元の建設工業の事務員として採用されました。

朝一番の仕事は事務所前の掃き清掃と会議室・給湯室・休憩室の清掃から始まりました。

初めての作業と言う事で掃除機掛け・デスクの雑巾掛け・洗い物を念入りに片づけました。

そのあとの仕事は、日報を本社に送る作業や作業用品の在庫管理とデータ入力の仕事を一通り教わりました。

二日目の清掃終わりに「掃除が遅いんだよ!!そこまでやらなくていいからちゃっちゃと済ませてよ」と所長に指摘されました。

丁寧な仕事が良かれと思って出た行動が裏目に出ましたので、次からは早くスピーディを心掛けました。

それからも作業員の作業着のサイズ確認をしようと上司に尋ねたところ

上司:「そんなの健康管理表確認すればわかるでしょ~」
私:「あ、はい、それどこにありますか?」
上司「そこの棚にあるでしょ」
私:「(そこってどこの棚?その棚から全部を見て探せと?)」

これ以上聞いても無駄だと思ったので、ラベリングからざーと見て探し出しました。

他に事務員さんはいないし、日中は所長と二人きりだしパソコンの使い方もそうだけど聞いても教えてくれないので時間をかけて自分で習得しました。

しかし、案の定、「仕事が遅い」と。

一番腹が立ったのは私の出勤表に誤りがあったので指摘したところ、間違ってはいないと言い張るので何を提出して証明したのかは忘れたけど、やはり筆者は間違ってなかったです。

その時、所長は謝りもしなかったです。

ちょうどその時期、夏休みということも子どもの預け先をどうしようか迷っていた事もあり、この会社に不信感を抱いていたので、引継ぎもなくスパッと退職できました。

会社がスーパーに行く途中の国道沿いなので、今も事務員さんの車が3ヶ月おきから半年・1年おきに変わっているのを横目に通り過ぎています。

職場でつらい経験や仕事を教えてくれない上司や先輩がいてお困りのあなたのために対処法を紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

仕事を教えない人に共通する特徴

まず仕事を教えない人と言うのは上司、指導者、あるいは先輩にあたる人と言うのが共通点ですね。

「自分で考えろ!」「なんでこっちから教えなきゃならないんだ?」と考える上司は少なくありません。

かと言って尋ねたところで教えてくれるはずなどないです。

これでは良い指導者だとは言えませんね。

そんな人の特徴を挙げていきます。

見下す

仕事を教えない人は、これくらいもできんのかと偉そうにしたり相手をバカにしたり、人と比較してばかりです。

傲慢で人を寄せ付けない威圧感がある人です。

気迫がある

すぐに手が出る、大声をあらげるなど非常に短気な人です。

職人や現場で働く人、ある程度年齢がいっていて厳しい昭和時代を生き抜いてきた人は「見て覚えろ」という傾向があります。

そんな人が上司だと「やり方がわかりません」なんてとてもじゃないけど怖くて言えませんね。

昔気質の人間である

仕事を教えない人は、厳しい家庭環境に育った人や先代から伝わる根強い風習をを守り抜こうとする昔気質の人です。

自分も教えてもらった経験がなく自分で何とかするものだと頑固で融通が利かず、一度こうと決めたらテコでも動かない頑固な人です。

厳しい

仕事を教えない人は一度は教えても二度目はない。

指導者としては多少厳しめな人です。

関心がない

仕事を教えない人は、人に関心がなく自分の事だけを考えている人です。

他人が困っていようが自分には関係ないと冷たく人あしらいます。

人と関わることを避けています。

チームにそんな人がいると仕事が進みません。

仕事を教えない人の心理

新人が来るとわかっているのならば、教育係が一人くらいいてもいいじゃないかと思いますよね。

まぁ人手が足りないから人員を増やしたという事も考えられますが。

しかし、仕事を教えないという事は部下が育たないという事でもあります。

それでもいいのでしょうか。

そこのところどう思っているのか心理を挙げていきます。

教えるほどでもない

仕事を教えない人は、仕事を簡単だと思っている、出来て当たり前だと思っています。

会社は仕事をするだけ、仕事をしている社員にこそ金を払うところと傲慢な経営者です。

言い換えれば仕事をしない社員には1円も払わないということです。

社員を大事にする事よりも会社の利益の方が一番大事です。

嫌がらせしている

仕事を教えない人は部下を気に入らない、馬が合わないなどの理由から嫌がらせをします。

出来る部下や恵まれている環境にいる人に対して周りが嫉妬心を抱くこともあります。

無視したり聞こえないフリしたり忙しそうに動き回って話しかけづらい状況を作っています。

残念ですが、仕事を教えないのは快く思われていない証拠です。

信頼している

仕事を教えないのは、肩書や経歴から判断して部下を信頼している場合があります。

「何も言わなくてもわかるでしょ」「君ならできるでしょ」と勝手に判断され任せています。

試している

仕事を教えない人の中には、研修後どれだけ人の話を聞いていたか、どこまで成長したのか試している人もいます。

「君のためにあえて言わない」「答えをすぐに教えると考える力がつかなくなる」などの理由から仕事を教えないで自分で解決法を身に付けさせる目的があります。

余裕がない

仕事を教えない人は、自分も手がいっぱいでそれどころじゃない可能性もなくはないです。

マニュアルや資料を渡してあとは何とか自分で処理してほしいと考えています。

快感を得ている

仕事を教えない人は自分より劣る人を見ることで安心感を得たい、自分の出来が引き立ち優越感に浸っています。

意地悪な人は仕事ができなくてオロオロしている人を見て「上司に怒られればいい」「失敗すればいい」などの理由から仕事を教えません。

困る姿を見たいだけでストレス発散のはけ口としています。

自分もそう習ってきた

仕事を教えない人は自分も入社当時、誰にも教わらないで手探り状態で頑張りました。

試行錯誤の末、完成した製品をやすやすと教えられません。

失敗を繰り返してからこそ学ぶものがあると思っています。

面倒くさい

仕事を一から十まで付きっ切りで教えるのは面倒だし、時間も取られてしまいます。

教えるよりも自分がやった方が遥に早い。

結果、仕事を取り上げる形となります。

わざと教えない

仕事を教えない人は、自分の仕事を取られたくない、後から入ってきた者に先を越されたくないなどの理由でわざと教えようとしません。

ひどい人になるとわざと効率が悪いやり方を教えたり、違う事を教えて後れを取らせようと企んでいたりします。

自分の今の評価を保つためです。

ライバル視している

自仕事を教えない人は自分の昇給の邪魔になる人を排除したい、ライバルを作りたくない、自分の仕事より出来が良いと評価を与えたくないと非常に警戒しています。

仕事を与えて成功の機会を与える事は絶対に避けたいです。

中途採用に研修や教育は必要ない

中途採用は初日から即戦力となって働いてもらう事を想定して採用しているわけですから、在籍している社員と同等に見られています。

何も言わなくても段取りが組める、仕事ができると思われても仕方がない部分も多少あります。

ですから、仕事を教えられない人は、自分から聞かない限り先輩は仕事を教えてくれることはありません。

仕事を教えてくれないあるある

仕事を教えてくれなくてつらい経験をした身近な人の一部の声を紹介します。

・わからなかったから先輩に尋ねたら、「前の資料見て」と言われた(25才/事務員・女性)

・一通り作業が終わり後は何をすればいいかわからなくて立っていたら「サボってないで自分で探しなさいよ」とニラまれた(18才/販売員)

・いつ聞いても「忙しいから後で」と言う先輩がいる。

もう3回は言われてこれ以上は聞きづらい(20才/医療事務)

・未経験者歓迎で採用されたは良いが、経験者ばかりで肩身が狭い(自動車部品製造/30代男性)

・先輩に質問したら舌打ちされた(営業/20代男性)

・年下の先輩から「自分の方が年が下だから教えないよ」と初日に宣言された(印刷会社/25才男性)

仕事を教えてくれず放置された時の対処法

初めての職に就いたらある程度覚えられるようになるまでは丁寧に教えてほしいもの。

1日でも早く仕事を覚えたいのに先輩や上司が仕事を教えてくれないとどうしたらいいか困りますよね。

なにか仕事をしないといけないと焦る一方、許可無しに手を付けていいものか。

勝手に触ったら怒られないだろうか。

無視しているのか嫌われているのか不安になりますね。

対処法としては以下のものがあります。

コミュニケーションを取る

仕事を教えない先輩と仲良くなるためにコミュニケーションを取ることは大事です。

きっかけは基本である挨拶を徹底してランチや飲み会に参加するなどしてコミュニケーションを積極的に取りましょう。

あくまでもしつこさは禁物です。

ある程度良好な関係を築く事が出来れば無視はできないはずです。

確認する

仕事を教えない人からただ一言「これお願いね」と言われただけで特別な指示がない場合、周りに聞こえるように「○○でいいんですね」と大きな声で確認しましょう。

いざとなった時に証人になってくれる人がいるかもしれません。

仕事を教えない上に怒る

仕事を教えない人が習っていない作業に対して理不尽に怒るときは人事に相談しましょう。

入社した人がすぐに辞めると評価に影響するので、取り合ってくれる可能性が高いです。

直属の上司がそうであれば立派なパワハラです。

労働基準監督署に相談に行ってください。

精神的にもダメージが続くようでしたら転職も視野に入れるのも最終手段です。

他をあたる

直属の上司が教えてくれないのなら他をあたるしかありません。

その際、理由も告げましょう。

もしかしたらその人が味方になってくれるか上司に掛け合ってくれるかもしれません。

全部を聞かない

仕事を教えない人には、謙虚な姿勢で聞くしかありません。

そこで大事な事は「何もわかりません」ではなく自分なりに調べられることは調べて、それでもわからなかったら「こういうやり方で良いでしょうか」と具体的に示しましょう。

事前に自分で調べてやる気を見せることが大事です。

まとめ

初めての職に就いたらわからないのは当然です。

教えないままでいると勝手な判断ミスをおかしたり二度手間になったりし兼ねないので、最初は丁寧に指導した方が育ちます。

仕事を教えない人がいる職場は新人の育成にもなりませんし、離職率が高くなります。

そのたびに募集をかけては面接に時間をさいて、教育係を付けていては業務に支障をきたしますので、質問がしやすい環境にしてやることが大事です。