「ありがとう」が口癖

「ありがとう」が口癖の人

「ありがとう」が口癖の人の特徴・心理・対処法

「ありがとう」を頻繁に使う人

人は感謝の気持ちを表す言葉として「ありがとう」と言います。

これは万国共通です。

何かをもらった時や親切にしてもらったら「ありがとう」と言うようにまず両親から子どもの頃に教わりますよね。

照れて言えない子どももいましたが、成長していく過程で挨拶や礼儀は学んでいくものです。

「ありがとう」をと言われて悪い気になる人はいませんが、中には

「○○さん、課長が呼んでるよ」「うん、ありがと」

「昨日、帰り道大丈夫だった?」「うん、ありがとう心配してくれて」

普通に聞いただけ・話しただけのつもりだったのに「ありがとう」と言われるのに違和感を感じます。

A:「手伝うよ」

B:「助かる~ありがとう」

とここまではよくある会話ですが、

A:「今日、仕事終わったら飲みに行かない」

B:「ありがとう誘ってくれて。でも今日は用事があるんだ」

Aは一瞬期待します。

この場合、「ごめんね」の方がしっくりきます。

「ありがとう」を連発して

「こんなことにまで言う?」

「いちいち『ありがとう』と言われても別に何もしてあげてないのに」

と疑問を持つ人もいます。

「ありがとう」を言わないよりは言う方がいいと思いますが、頻度の問題、言わなくてもいいような場面でも使うと感謝の意味が薄れて聞こえます。

「ありがとう」が口癖の人の特徴

どんな時でも「ありがとう」が言える人は相手に感謝の気持ちを伝えたい人です。

そんな人の特徴を挙げていきますので、当てはまるものがあるかチェックしながら見てください。

素直である

「ありがとう」「ごめんなさい」という言葉は、状況や人によっては恥ずかしくて言えないときもあります。

心の中で「ありがとう」と思っていてもあえて口にしません。

なぜなら照れたり「言うほどの事ではない」と思ってしまうのです。

どんな時でも「ありがとう」と言う人はとても素直です。

「ありがとう」が口癖の人は、落ちている物を拾ってもらったり「こないだ探していた資料、○○にファイリングされてたからがデスクに置いといたよ~」と言われて

「え、どこにあったの?」とお礼よりも内容の方が気になる人がいる中、「ありがと~」が真っ先に出ます。

思いやりがある

「ありがとう」が口癖の人は。相手を思いやる気持ちがあります。

  
人が困っていたらすぐに手を差し伸べます。

もし、自分に良くしてくれる人がいたら純粋に感謝の気持ちを伝えます。

アドバイスをくれたり会社の備品を貸してくれたりちょっとした出来事にでも素直に「ありがとう」が言えます。

常識が身についている

感謝の気持ちや謝罪の気持ちを表すのは社会人である前に人としての常識です。

程度に関係なく感謝の気持ちを常に持っている人はどんな時でも「ありがとう」がすっと出てきます。

「ありがとう」が口癖の人は幼い頃からしっかりと身についているのでしょうね。

愛情を持って育てられた

親から常々

「生まれてきてくれてありがとう」

「心配してくれてありがとう」

「手伝ってくれてありがとう」

というように家庭内で「ありがとう」という言葉を多くもらったりして自然と身についたケースが考えられます。

愛情たっぷり注いでもらっていたことがわかります。

「ありがとう」が口癖の人の心理

「ありがとう」と言われて怒る人はあまりいません。

普通に考えたら「ありがとう」と言えば喜んでもらえると思っています。

頻繁に「ありがとう」を使う人の心理は2パターンです。

穏便に済ませたい

「ありがとう」が口癖の人は相手が言った言葉をすぐに理解して嫌味には「ありがとう」で返すようにしています。

そうすると相手は何も言えないですからね。

もしくは話が通じないと思わせておいて話を切り上げる効果を狙っています。

癖になっている

普段から誰に対してでも感謝の気持ちを伝えている人は親切にしてもらったりしたとき以外でも、例えば

コンビニでお釣りをもらう時でも「ありがとうございます」

断りを入れる時も「ありがとうございます、でも大丈夫です」

というように単なる癖で本当に無意識で言ってるので指摘がない限り自分では気が付いていないパターンです。

まとめ

以上、「ありがとう」が口癖の人についてまとめました。

人間関係を円滑にしてくれる魔法の言葉「ありがとう」

「ありがとう」と言われて不快に思う人は少ないと思いますが、違和感を感じる人もいます。

「掃除終わりました」

「ありがとう」

自分の仕事してるだけなのに「ありがとう」と言われても・・・というようにね。

店員:「こちら○○になります」

 客:「ありがとうございます」

店員:「こちら追加のお品になります」

 客:「ありがとうございます」

店員:「お会計の際はこちらの伝票をレジまでお持ちください」

 客:「はい、ありがとうございます」

『慇懃無礼(いんぎぶれい)』という言葉があります。

意味:あまりにも丁寧すぎると返って失礼にあたること。

例えば同期なのにプライベートでも敬語を使ってこられると距離を感じますよね。

いつまで経っても仲が深まりそうにないです。

お礼も謝罪も一回でいいような場面で丁寧すぎる言葉を連発して言うと本来の意味が薄れて聞こえます。

使う頻度に気を付けましょう。