他人の話を真剣に聞かない人には何を言っても無駄です。もとから他人の話を聞かないので、まともに聞くことはないでしょう。ではどうすればいいのでしょうか?

職場の人間関係における人の話を聞かないの意味

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「聞く」にはさまざまな意味がありますが、ここでいう「聞く」とは「人の言葉を受け入れて意義を認識する。」という意味で使っています。

そして、今回のメインテーマである「人の話を聞かない人」とは「人の言葉を受け入れず意義を認識しない人。」という意味になります。

他人との信頼関係は相手の話を聞くことから始まります。

真剣に話を聞いてくれる人には信頼を寄せるようになります。

逆に人の話を聞かない人は「この人には何を言っても無駄だ。」と思われて相手にされなくなります。

ビジネスでも同じことが言えます。

ビジネスでは必ず相手がいます。独りよがりの考えでは失敗します。

スーパーやビデオ屋さんにお客様の意見を取り入れるBOXが設置されているを見かけたことはありませんか。

あれはとてもいいアイデアだと思います。

お客様の声に耳を傾けることによって、お店の改善につながります。

お客様へ配慮することはもちろん大事なことですが、職場で働く人の声にも耳を傾けるべきでしょう。

これができない上司には不信感が募り、部下は離れていきます。

人の話を聞かない人とはこんな人

「困ったことがあったら俺のとこへ来い。いつでも相談に乗るから。」

営業部のI課長が部下に言う口ぐせです。

一見、人の面倒をよくみて頼りになる上司に映りますが…

I課長の意に反して部下はよほどのことがない限り、I課長に相談を持ちかけることはありません。

I課長は人の話を聞かないことをみんな知っているからです。

部下が相談を持ち掛けても「分かった分かった、要するにこういうことだろ?」と途中で話をさえぎって自分なりに解釈します。

「そうではありません。」と言っても、I課長は思い込みが激しいタイプなのか、自分の意見を曲げません。

I課長に悩みを相談しても解決にならないのです。

ある日のこと。

「あの~、課長に相談したいことがあるのですが。」

事情を知らない入社したばかりの女性社員がI課長に相談を持ちかけました。

その女性社員の相談事とは次の通りです。

取引先の担当者から何度も食事の誘いを受けた。断り切れずに一緒に食事をしたところ体を触られた。もう嫌なので担当を変えてほしい。

その女性社員は涙ながらに訴えました。

I課長は答えました。

「キミのほうにもスキがあったんじゃないのか。」
「営業マンに男も女もない。セクハラだと騒ぎ立てるのは女に甘えている証拠だ。」
「取引先の担当者に好かれているのならそれを仕事につなげることを考えるべきではないのかね。」

I課長の返答は、勇気を出して相談を持ち掛けた女性社員が求めているものではありませんでした。

それ以降、その女性社員はI課長に心を閉ざすようになりました。

I課長は人の話の深刻さを理解できずに的外れなことを言うためまったく人望がありませんし、なぜ人望がないのかI課長は分かっていないようです。

人の話を聞かない人の特徴

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 ・自己中

・人の忠告や興味がない話は聞かない

・面倒臭がり屋

・自分の都合よく解釈する

・責任転嫁する

・せっかちである

・周りの空気が読めない

・自分の意見はいつも正しいと思っている

・思い込みが激しい

人の話を聞かない人は言葉使いに特徴がある

人の話を聞かない人は相手が全部話終わる前に「要するに〇〇だろ。」と自分勝手に解釈します。

もう一つ特徴的なのが、人の話を聞かない人は「私は・俺は」や「絶対に」を多用します。

頑固で自己主張が強いことの表れです。

人の話を聞かない人の心理

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人の話を聞かない人は「こいつがタメになることを言うはずがない。」「ヤツの話を聞かなくても大して問題ではない。」と軽く考えています。

その心理は、長い年数を会社で過ごしたという功績と自信から自分の考えを過信しています。

加えて、自分よりも歳が若い者の言うことは「フン、若造が何か言ってる。」くらいにしか思わないため耳を傾けません。

つまり、人の話を聞かない上司は思い上がり相手を下に見ています。

目下の者の話は取るに足りないので、聞かなくて良いと思っているのです。

もし人の話を聞かない人と意見が対立した場合は大変です。

自分の考えが絶対的に正しいと信じているため、何が何でも自分の言い分を通さないと気が済みません。

人の話を聞かない人の対処法

目下の者が言うことは価値がないと言える根拠はありません。

上司よりも部下の方が有能である可能性もあるわけですから、人の話を聞かない上司は先入観でそのように思っています。

上に立つ人間としてはあまり優秀ではなくトラブルを引き起こしがちです。

人の話を聞かない上司を諭そうとしても無駄でしょう。

もともと人の話を聞かないので、その諭す話もまともに聞くことはないでしょうから。

人の話を聞かない上司は、痛い目を見るまで変わらないと思ったほうがいいでしょう。

メールやチャットで伝える

取り返しが付かない大きなトラブルが発生したときに、その原因を自分のせいにされてはたまりません。

「そんな話聞いていない。」と言い逃れができないように、人の話を聞かない上司には話を伝えたという証拠を残すことを考えましょう。

上司に何か提言する際はメールやチャットで内容を伝えるのが効果的です。

人の話を聞かない上司は、会話のやり取りでつい感情的になったり焦ったりするせいで、落ち着いて話を聞くことができない面があります。

そういう上司でも、文章という形なら比較的リラックスして向き合うことができるので、文面にして伝えるというのは有効な手段です。

口頭で伝えることを要求する上司には、「念のためメールでもお送りしましたが」と先に断って話を切り出すと良いでしょう。

先に結論を話す

人の話を聞かない上司に、長々と説明するのは時間の無駄です。

先に結論から報告しましょう。

理由などは結論を話したあとに伝えます。

目上の人を通して伝える

人の話を聞かない人は誰の話も聞かないわけではありません。

自分よりも目上の人の話ならある程度聞く耳を持っています。

人の話を聞かない人に話を通したい場合は、その人よりも目上の人を通して伝えると効果的です。

専門家の意見を借りて説得する

人の話を聞かない人でも権威には弱い。

「この件について研究している〇〇教授によると~」と言って、自分の意見と合致する有識者の意見を前面に出しながら話すと割と話を聞いてくれます。

まとめ

いかがでしたか?

人の話を聞けない人は敬遠されます。

人の話はきちんと聞くべきです。

といくら言っても、人の話を聞かない人が聞くことはないでしょう。

人の話を聞かない人は反面教師にして、自分だけは人の話を聞くいい上司になれるようにがんばりましょう。