「もう嫌だ」が口癖

「もう嫌だ」が口癖の人

「もう嫌だ」が口癖の人の特徴・心理・対処法

「もう嫌だ」は休息のサイン?

長引くコロナ禍の影響で人々の生活は大きく変わりました。

多くの国民が先の見えない不安に駆られていることでしょう。

不採用が続く、シフトが減った、職を失った、住む家を失ったなど危機的状況に置かれている人も増えていると言います。

仕事や恋愛などうまくいかない事が続くと「もう嫌だ」と心が折れそうになります。

なにもかも投げ出したくなりますね。

「もう嫌だ」と思ったとき少しでも心が楽になるよう、つらい状況をなんとか乗り越えるための対処法を紹介しますので、参考にしてみてください。

「もう嫌だ」が口癖の人の心理

「もう嫌だ」が口癖の人は、

「しんどい」

「疲れた」

「もう耐えられない」

「辞めたい」

「もう自分ではどうしていいかわからない」

といった気持ちでありながら、でも、なんとか踏ん張っているギリギリの精神状態なのではないでしょうか?

仕事に恋愛にダイエットに・・とうまくいかない事は多かれ少なかれ誰にでもあります。

そんな時、「あと少し、頑張ってみよう」と思うか「もう嫌だ」と音を上げるか。

「もう嫌だ」が口癖になる時の心理状態を挙げていきます。

仕事がうまくいかない

売り上げが上がらない、契約が取れないとなると収入に直結します。

上司からは叱責されるし「次はない」とプレッシャーも重くのしかかります。

仕事が順調にいけばどんなに楽だろうか。

そんな中、周りを見渡せば契約を次々に取って順調に売り上げを伸ばしている。

妬ましく思う自分がいる。

「もう嫌だ」が口癖の人は、生活にも心にも余裕がなくなります。

将来に不安がある

「もう嫌だ」が口癖の人は、メンタルがとても弱く、繊細で傷つきやすい性格です。

うまくいかないことがあるとすぐ悲観的になります。

「自分なんていてもいなくても同じ」

「誰からも必要とされていない」

「消えてしまいたい」

などSNSに投稿しているあたりは「助けて」のSOSサインなのかもしれません。

心が病んでいるようにも見えます。

職を失った

会社が倒産したり病気やケガなどを理由に退職した人や、さまざまな理由で退職すると、失業保険が受給できる人はまだいい方ですが、いずれ就職活動をしなければいけません。

コロナ禍の影響もあり、なかなか自分の思い通りの会社への就職が厳しい時代なのかもしれません。

何十社も不採用が続くとやはり心が折れそうになるのではないでしょうか。

「もう嫌だ」と言いながらもやるしかないのです。

人間関係がうまくいかない

どこに行っても職場には苦手な人や自分と合わない人が1人はいるものです。

ところが1人どころか周りがみんな敵だらけだとトラブルが絶えません。

双方に問題があったとしても、どちらかが折れないと収拾はつかない。

会社は仕事をする所です。

人間関係のせいで自分が思うような仕事ができないとやる気がだんだんと失せてきます。

「もう嫌だ」が口癖の人は、「もう嫌だこんな会社」と退職も視野に入れながら仕事しているかもしれません。

時間に追われている

やる事が多すぎてやってもやっても終わらない。

徹夜しても間に合わない。

1日24時間じゃ足りない。

残業が多すぎる。

「もう嫌だ!こんな生活」と疲れ果てています。

諦める

人は、つらいときは弱音を吐きます。

それでいいのです。

諦めるのはよくないと頭ではわかっていますけれど、実際、長く続けてもうまくいかない事だらけだとそりゃ、嫌になりますよね。

目標があれば突っ走ることができますが、先の見えないゴールというのはモチベーションが上がりません

「もう嫌だ」が口癖の人は、いつ終わるかもわからない今の状況に不安を覚え「もう嫌だ」と愚痴が多くなります。

災難が続いたとき

交通事故に遭った、スリの被害に遭った、ケガをした、自然災害に伴う修繕費がかかったなど出費が重なると経済的にも負担がかかります。

金額が大きい場合は精神面にも肉体的にも堪えます。

恐怖でトラウマにもなり兼ねないでしょう。

事故の後遺症で生活にも支障が出たり、何かと不便です。

結果がついてこない

一生懸命頑張って努力して良い結果が出ると今までの苦労が吹っ飛ぶくらいうれしいですよね。

しかし、いくら頑張っても頑張っても結果がついてこないと

「もう自分は向いてないんじゃないか・・」

「この辺が潮時かな・・」

「これ以上、何をすればいいのかわからない」

と諦めモードに入ります。

「もう嫌だ」が口癖の人への対処法

「もう嫌だ」が口癖の人は、気持ちが疲れた時の解消方法を試してもらいたいです。

誰にも相談できずに、悩みを1人で抱え込むのはよくありません。

心が沈んで何もかもが嫌になってどうでもよくなってしまいます。

疲れた身体をそのままにしておくと、気づかない間にうつ病を発症する可能性があります。

そうなる前に、今すぐ心の充電を行いましょう。

つらい状況をうまく乗り越えるための対処法を紹介します。

自分で自分を褒める

「もう嫌だ」が口癖の人は、

「よくやった自分」

「十分頑張ったね」

と、心から「お疲れ様自分」と自分で自分を労ってみてください。

ご褒美にいつもよりプチ贅沢を味わってみてください。

ちょっと幸せな気分になって嫌な気持ちを忘れることができるでしょう。

休息する

疲れた時は何も考えずに寝る・食べるに限ります。

十分な睡眠を取って頭をスッキリさせる。

眠れなくても目をつぶって無になる。

美味しいものを食べて幸福感を得る。

腹が満たされると心も少し満たされます。

気分転換をする

少しでもいいから休息を取りましょう。

気分転換に散歩したり、マッサージに行ったり、ネイルサロンや美容室でイメチェンしてみるのはいかがですか。

思い切って欲しかった物を買う。

新しい物を手に入れるとうれしい気持ちになります。

前向きになる

ネガティブに生きるのは疲れます。

ネガティブな心をいつまでも引きずっていては顔つきまで暗くなってしまいます。

「今日はつらかったけど、明日からはきっと良い事がある」と前向きになれるように気持ちを切り替えてみませんか。

「次こそは頑張るぞ」という意欲が湧けばきっといい方向に向かい自分に自信がついてくるはずです。

まとめ

以上、「もう嫌だ」が口癖の人に。

人生、思い通りに全てがうまくいけば良いのですが、長く生きていれば誰だってうまくいかない事もありますよ。

それをみんな隠して、なんとかやっているのです。

「もう嫌だ!なにもしたくない!」という口癖より、

「今はつらいけど、がんばろう!」

と、前向きな口癖に変えた方がモチベーションが上がってくるのではないでしょうか。

その方がずっと心も楽になれるはずです。