感受性が強い

感受性が強い人

感受性が強い人の特徴・心理・対処法

感受性が強い人が楽に生きる方法大公開!

感受性とは外部から多くのものに強く印象を受けたり感じ取る働きです。

使用例:
①感受性が強くて涙もろい
②穏やかで感受性豊かだ
③「そんな事まだ気にしてたの?感受性が強いね」

多くの人が気づかないような道端に生えている草花にも目が行くような、そして誰がお世話しているわけでもなく、水やりをしているわけでもなく、雑草は自然の力で力強く生き抜いています。

その生命力からパワーを感じるというような感性豊かな人です。

敏感という良さがある半面、人よりも多く刺激を受けるためストレスも抱えてしまいがち。

今回のテーマは感受性の強い人の特徴と楽に生きていけるようになるためのヒントをお伝えします。

人よりも自分がどんなことに対して過剰に反応するのか確認してみてください。

感受性が強い人の特徴

感受性が強い人は外部から受ける刺激が普通の人より多くて敏感です。

他人の感情に影響されやすい特徴がありますので、どういう人をいうのか挙げていきます。

素直で純粋である

子どもの頃ってお菓子を買ってもらうだけでうれしかったですよね。

年齢を重ねるごとに、「これだけ?」とか「してもらって当たり前」という気持ちも出てきて子どものときの純粋な気持ちは薄れていくものですが、大人になってからでも子どものような純粋な心を持っています。

感受性が強い人は、喜びを全身で伝えます。

幼い部分もありますが、とても素直です。

嘘などつかず自分の感じたことをありのまま伝えます。

繊細で傷つきやすい

感受性が強い人は、人一倍繊細で傷つきやすいガラスのハートの持ち主です。

人の痛みがわかるため、人にも優しくて人が嫌がるようなことはしません。

でも自分の事となるとちょっときつく当たられただけで、いつまでも引きずってしまう、私って駄目な人間だ・・嫌われているかもしれないと思い込み、毎日が生きづらくて苦しいです。

落ち込みやすい

感受性が強い人は、嫌な事があったりミスをすれば人よりひどく落ち込みます。

一度落ち込んだら立ち直るまでに時間が掛かります。

いつまで経っても尾を引き気持ちの切り替えができないのです。

気にしすぎる

感受性が強い人は、過敏に反応します。

たまたま笑っただけなのに、こっち見て笑った、あの人が怒っているなど

「私、なにか気に障るようなことしたかな・・」

「私の何がいけなかったのだろう・・」

「私のせいかもしれない・・」

とすごく気になります。

人からしてみればどうでもいいような内容かもしれませんが、本人にとっては真剣で眠れないほど。

周りからよく「そんなこと気にしていたの?あなたには関係ないよ」と言われます。

感動する

感受性が強い人は、ちょっとした進歩や散歩道に新芽を発見したなど小さな出来事にも喜びや感動を感じます。

人に親切にされただけでもその日1日ずっと幸せな気持ちになるような心が豊な人です。

自分だけでなく人の喜びも自分の事のようにうれしく感じます。

穏やかで優しくて人から好かれやすいのも納得がいきます。

涙もろい

感受性が強い人は、悲しい出来事があると感情を抑えきれずに涙が溢れ出しますが、喜びや感動した時も同時に涙が出ます。

他人の悲しみや痛みもわかります。

芸術作品を見て自然と涙が出てくる、不運に見舞われた人を見て涙するなど
年を取ると涙もろくなると言いますが、あながち間違っていません。

感受性が豊かである

感性が豊かな人は喜怒哀楽の感情を感じ取る働きが優れています。

本を読んでいて主人公になりきたつもりですぐに感情移入してしまいます。

役者が感受性が豊かなのもそのせいです。

完全に役になりきるには普段の生活からその人にメイクもファッションも髪型も寄せているとインタビューでと答えた俳優さんがいました。

人の気持ちがわかる

自分の事で精一杯という人が多い中、感受性が強い人は、人の気持ちを察して寄り添う事ができます。

余計な事は言わず、詮索せず、変に気を使わずいつも通り接してくれます。

細やかな気遣いができて一緒に居て安心させてくれる人です。

物事の捉え方が多彩である

独自の世界観を持っていて独創的な人です。

芸術・音楽・文学の分野で活躍します。

凡人には言葉以外は真似できませんが、喜びをダンスで表したり、音楽や生け花で表現したりとても独創的で個性的な人です。

変化にすぐ気がつく

感受性が強い人は、ちょっとした変化にすぐ気がつく人です。

・表情からつらそうにしている人を心配する

・他人の髪型から服装・メイクの仕方・口紅の色・持ち物などが細部まで変わったのがわかる

・体調の変化

このようにいつも全体に目を通しているのがよくわかりますので、いつもと様子が違うとすぐに気がつきます。

感受性が強い人が楽に生きる方法

感受性が強い人は、人よりも外部から多くの刺激を受ける分、ストレスも多くなります。

つねに音や匂いや光や味が気になったり、失敗を引きずったり、ちょっとしたことにでも動揺したり、毎日いろいろ考えすぎて精神的に疲れます・・。

生きづらさの原因は、あなたの敏感さや繊細さといった性格がゆえに起こりゆるもの。

生きづらさを感じたときの対処法を紹介します。

喜びを楽しむ

感受性が強いのは悪い事ではないとまずは自分に言い聞かせましょう。

ただ外部から受ける刺激の感じ方が人よりも多いだけ。

言い換えれば物事を深く読み取る力があるのです。

そんな自分を誇に思いましょう。

道端に咲いている花を見つけて「きれいだな、今日一日良い事がありそう」と胸が弾んだり人に「ありがとう」と言われてうれしい気持ちになったり心に余裕が生まれます。

小さな喜びや幸せでも大いに感じてください。

感銘を受けやすい人は芸術的なものに触れて、その美しさや喜びを味わいましょう。

自由な発想で創作活動ができれば理想的です。

夢中になれるものがあればそれだけでも幸せ。

有意義な時間を過ごせます。

繊細さは欠点ではない

繊細さは欠点ではなく配慮である。

物事に対して人より過敏に反応する人。

周囲に対して思いやりがある人。

自分が傷つきやすいと自覚しているため、他の人にも自分と同じ思いをさせたくないという気持ちを強く持っている優しい人です。

優しく穏やかな性格であることは、とても魅力ですよ。

そんな人を煙たがる人なんていません。

何より良好な人間関係が築けます。

まとめ

以上、感受性が強い人についてまとめました。

基本的に穏やかで思いやりにあふれている魅力ある人です。

反面、繊細で傷つきやすい部分があるので、気づかってあげることでお互い良い時間が過ごせるでしょう。