「もういいや」が口癖

「もういいや」が口癖の人の特徴・心理・対処法

「もういいや」が口癖
「もういいや」が口癖になっているあなたへ

「もういいや」

「何もかもうまくいかない」

「生きることに疲れた」

長引くコロナ渦で失業・休業による収入減で先が見えない不安を抱えている人が多くいます。

恐怖や不安を感じて毎日過ごしていくのは精神的にもダメージが大きく本当につらいものですね。

一刻も早く、折れそうな心を取り戻すにはどうしたらいいか。

「もういいや」が口癖になっている人が近くにいたら心に闇を抱えている可能性があるかもしれませんので、寄り添ってみてください。

また「もういいや」と言われた側からすると人によっては何だか拒絶された気になるという人もいます。

さまざまな方向から見た「もういいや」が口癖の人の特徴や心理を知ることで対処していきましょう。

「もういいや」が口癖の人の特徴

「もういいや」となる瞬間はどんな時なのでしょうか。

短気である

「もういいや」が口癖の人は、気に障るような言葉を言われ不機嫌になって急に「もういい!帰る!」と怒って帰ることがあります。

お願いしたことをちゃんとやってくれない相手に対して

「もういい!あんたには頼まない」

「頼んだ私がバカだった」

と腹を立てます。

周りの人は「なんかした?」と戸惑います。

かまってちゃんである

「もういいや」が口癖の人は、「ねぇねぇ」と大好きな恋人に相手してもらいたくて声を掛けます。

「今、忙しいから」と恋人に素っ気なくされたら悲しいです。

寂しいです。

「かまってくれないんだったらもういい!」とすねます。

これまで目標を達成したことがありません。

大きな壁にぶつかると自分の自信のなさからすぐ諦めてきたからです。

何度もお願いしているのに聞き入れてくれなかったり、 門前払いにされるとさすがに心が折れます。

そんなことが繰り返されると、

「もういいや、自分ひとりでできるわけがない」

「もういいや、どうせ自分なんか相手にしてもらえない」

と諦めることが多くなってしまいます。

せっかちである

せっかちな人は落ち着きがなく先を急ぎます。

「うん、うん、それでそれで?」と急かしたり、「○○だったんじゃない?」と先にオチを言って相手の話を横取りします。

何事にも待てない性格だからとろい人を煙たがります。

とろい人の動作を見るとまどろっこしくて見てられません。

「もういい!私がやった方が早い」と手を出します。

「もういいや」が口癖の人は、周りからは理由もなく怒っているように見えます。

人の話を最後まで聞かないので早とちりすることも多いです。

面倒くさがりである

何かあると、すぐに「もういい」が口癖の人は面倒なことが大嫌いです。

人の長話に付き合うのは、時間を取られるからまっぴらごめんです。

「まだまだ続きそう」と思ったら「もういい」と言ってしまいます。

何か作業をしていて長く掛かりそうだったら「もういい」と途中で投げ出します。

このように面倒くさがりの人は飽き症で中途半端に終わります。

「もういいや」が口癖の人の心理

「もういいや」にはイントネーションや音の強弱によって心理がまったく異なります。

「誰もわかってくれない」

「誰もわかってくれない」には全く違う2パターンの心理が存在します。

誰かに自分の話を聞いてもらいたい。

「大変だったね」

「わかるよ」

と共感してほしい。

それが誰もわかってくれないとなると

「わたしなんかどうなってもいいや・・」

と孤独感に襲われる人と

自分の意見やアイディアなど受け入れてもらえなかったら

「もういい!誰もわかってくれないんだね」

「もういい、わからない人に話してもムダ」

と不機嫌になる人がいます。

やけクソになる

「もういいや」が口癖の人は、当たって砕けろみたいなチャレンジ精神があります。

ダメもとでチャレンジしたものの、失敗から自信をなくし「もういいや・・」と意外にも落ち込みます。

悪い事は続くものです。

「どうでもいいや」とやけクソになってしまいます。

現状に満たされている

現状が満たされていれば心に余裕が生まれます。

人から頂き物をされたときなど相手を気づかうことができます。

丁重に「もういいですよ」とお断りをいれています。

自分で解釈する

せっかちな人は人の話を最後まで聞かない傾向がありますね。

少し聞いただけで全て分かった気になって自分なりに解釈してしまいます。

「もういいや、わかったから」という気持ちです。

聞きたくない

自分を攻撃してくる人や正論ばかり並べる人、長々と説教をする人の話は聞きたくないものです。

「もういい!これ以上、聞きたくない」と相手の話を止めます。

抑えている

「もういいや」が口癖の人は

「本当は言いたい事あるんだけど、自分が何か言って喧嘩になるのは避けたい」

「仲がこじれるのは避けたい」

「自分が黙っていれば丸く収まるかもしれない」

といった気遣いがあります。

「もういいや」が口癖の人への対処法

「もういいや」にはさまざまな意味が込められています。

人によって対処法が違いますので、相手を見極めてから試してみてください。

人生に疲れた人

人は休息なしでは身体を壊します。

「もういいや」と人生投げやりになっている人は一刻も早く誰かに相談してください。

話を聞いてもらえるだけでも心が楽になります。

心が落ち着いたところで前向きに考えることができます。

趣味でもなにかに打ち込めるものを見つけましょう。

なにか楽しい事を考えているだけでも心が弾んでくると思います。

そしてなにか行動に移したくなります。

行動を起こさない限り現状は何も解決しません。

なにも始まりませんから。

離職・転職・離婚・人間関係などで悩んでいる方は心機一転、まずは簡単でできる外見から変えてみませんか。

ヘアカラーをする、明るい色を取り入れるなどして気分を上げることによってお出掛したくなります。

街コンに参加するなど社交性の場を少しずつ広げましょう。

いつか素敵な出会いがあると信じて。

スキルを磨くのも自分のためです。

就職に必要なスキルアップを目指してみましょう。

将来の選択肢を増やすという意味でとても大事です。

資格を取るために勉強して得たものは自信につながります。

途中であきらめる人

言いたいことを抑えている人はストレスがたまります。

途中で言いかけたら相手も気になります。

「言いたいことあればハッキリ言えば?」って感じです。

「もういいや」と自分を抑えないで自己主張をしましょう。

その際、相手の意見を一旦受け入れることで「自分の話も聞いてもらっていいかな」と話し始めるとすんなり聞き入れてもらいやすくなります。

話を打ち切る人

話が長い、つまらなそうと感じたらこちら側の話を最後まで聞いてもらえません。

「わかった、もういいいや」って話を打ち切る人にいくら話をしたところで
聞いてもらえるはずがありません。

お互い不快になるだけですから結論から話すようにしましょう。

一方的に話さないように相手にも質問形式で投げかけることで会話が成立します。

まとめ

以上、「もういいや」が口癖の人についてまとめました。

「もういいや」には諦めや打ち切りといった負の連鎖に陥ります。

少しでも前向きになれるようにいつもと違う事をして新鮮な気持ちになってみましょう。

リフレッシュして気持ちを切り替えることができれば何かが変わるはずです。