根拠のない自信がある

根拠のない自信がある人

根拠のない自信がある人の特徴・心理・対処法

その根拠のない自信はどこからくるの?

「自信」には、「根拠のある自信」と「根拠のない自信」の二種類があります。

成果や実績を基にしっかりとした根拠のある自信が一番良いに違いはないですが、根拠がない自信がある人よりもうまくいかなかった時のダメージが非常に大きいです。

もちろん失敗しなければいい話ですが。

根拠がないゆえにその自信はいつまで経っても崩れることはなく実は強みなのかもしれません。

実業家やエリート層、世界で活躍するような人などに、根拠のない自信を持つ人は多いです。

孫正義氏の明言にも『最初にあったのは、夢と根拠のない自信だけ』とありますね。

筆者も実業家でも有名人でもありませんが、根拠のない自信がある方に近いです。

それはなぜっかって。

これまでに精神的ダメージを受けるとかお金にまつわる損失を出すなどといった失敗をしたことがないから。

そもそも起業したい、お金持ちになりたい、オリンピックに出たい、スポーツや文学で功績の残したい、有名人になりたいなど人生の中で大きなことにチャレンジしたことがないからとも言えます(笑)

「実績が無いにもかかわらず、自分を信じられることは良い事だ」と言う人もいるでしょうし、「根拠もないのに信じられない」と言う人もいるでしょう。

ですが、自信というのは無いよりはあるに越したことはありません。

自信を持っている人と、自信なさそうな人どちらに大事な仕事を任せたいですか?

だいたいの人は前者じゃないでしょうか。

そこで今回は今まで自分に自信がなかった人が根拠がなくても持てるようになる方法をご紹介しますので、最後までご覧ください。

根拠のない自信がある人に共通する特徴

根拠のない自信がある人に見られる共通点は、未経験なのに「自分ならきっとできる」と激励の意味も込めて自分を信じているところです。

自分を信じるというのは大切です。

自分を信じきれない人は、どうしても他人に頼ってしまいがちです。

人の意見を聞き入れることも大切ですが、それで失敗した場合に後悔したり文句を言うことがあります。

まずは自分の考えをしっかり持った上で他人と比較して参考にするのがいいでしょう。

自分に自信がある

自分を信じている人は周りの意見に惑わされない特徴があります。

新しい仕事を始めるにあたって

「やった事がないから不安です」

「できません」

「失敗したら責任取れません」と言う人より周りが「無理だ」と言っても

「自分にやらせてください」

「必ず成功させてみます」

と自信を持っています。

自信がない人よりは根拠のない自信がある人に任せたくないですか?

ポジティブ思考である

根拠のない自信がある人は、非常に楽観的でなんでも物事を明るく捉えます。

「何とかなるさ」「大事なのはこれから」と過去を引きずることがありません。

でもそのポジティブさが

「大丈夫!大丈夫!」

「君なら絶対うまくいく」

そう言ってくれる人が周りにいればなんとなくそんな気がしてきたというのも根拠のない自信につながります。

行動力がある

失敗を恐れず積極的に行動を起こすには、「根拠のない自信」が必要です。

同じ後悔でも挑戦せずに後悔するよりも、やって後悔する方がスッキリします。

「あ~若い頃やっとけばよかった」と心残りで話す人はだいたい自分の経験談からして「やった方がいいよ」とアドバイスします。

うまくいかなかったけど、失敗や辛さも含めて貴重な全部経験!思い出!

「あの時の失敗がバネになった」

「あの時の失敗があったから今の自分がある」

「全力でやったのだから悔いはない」

と胸を張って言える方が素敵です。

許容力がある

根拠のない自信がある人は、失敗しても責めたりせず、または落ち込まずに失敗はきちんと受け入れます。

「どこがいけなかったか」

「次はこうすればいい」

「これでひとつ学習できた」

としっかり原因を追究して次につなげようとします。

自己肯定感が高い

基本的に根拠のない自信がある人は、『自分の存在には価値がある』と自己肯定感が高い傾向にあります。

「○○が自分の良い所だ」

「お疲れ様自分、今日もよく頑張った」

「誰かの役に立てて良かった」

と頑張った自分をいつも褒めています。

時には落ち込む込んだりつらい出来事があって自分のダメな部分も含め、自分を丸ごと愛せる・受け入れていれることができます。

根拠のない自信がある人の心理

なぜ根拠もないのに自信があるのだろう。

どこから湧いてくるのだろうと気になりますよね。

順調に進んできた

根拠のない自信がある人は、さまざまな経験をした結果、運も含め大きな壁にぶつかることなく物事がつまづいたり、止まったりせずに順調に進んでいくことばかりだったから。

大きな失敗をしたことないから。

この2点が影響しています。

「次もうまくいくに決まっている」

「以前と同じようにやればうまくいくはずだ」

と根拠のない自信が生まれます。

自分を信じているから

初めてのものに挑戦するには失敗や不安はつきものです。

「失敗したらどうしよう」「評価が下がるかもしれない」と恐れます。

でも自分を信じている人は「やればできる」「きっとうまくいく」と信じられる存在がいつもいるので安心できます。

根拠のない自信でも持てるようになるには

今まで自信が持てなかったのはなぜだろう。

成功体験がなかったから?

失敗が続いたから?

経験が浅かったから?

いいえ。

未経験でも自信を持つ人はいます。

自信が持てないのは普段からネガティブ気味だからです。

普段から以下のことを意識してればだんだん自信は付いてきます。

楽観的に考える

失敗は誰にでもあります。

その後が大切なのです。

いつまでも引きずらない。

「もうやりたくない」と思うか「次はがんばろう」「次からは気を付けよう」と意気込むかでモチベーションが全然違ってきます。

時には「ま、いっか」「こういうこともたまにはある」と受け流すことも大事です。

達成感を味わう

今まで成功したことがない人は小さな事でもいいから目標を持ってみましょう。

何にも考えないでただただ1日を過ごすだけでは刺激もハリもありません。

いきなり大きな目標を持つのではなく、日々の生活の中でいいのです。

例えば〇時までに仕事を終わらせるという目標を持って取り組むだけでもスピードアップが期待できます。

時間内に終わらせることができたら「やればできる」とちょっとだけ自信がつきます。

他にも周りから慕われる・頼られる存在になるために

・身だしなみを整えて好感度を上げる

・1日何人の人に笑顔で挨拶する・声を掛ける

・知識を得てトーク術を磨く

など積極的に動きましょう。

達成感を味わう事でさらなる目標ができます。

それを繰り返しすることで自分に自信を付けていくのです。

他人と比較しない

ネガティブ思考をやめましょう。

そのひとつに

「なんでアイツにできて僕はできないんだろう」

「アイツとの環境が違いすぎるせいだ

」と他人と比べていませんか。

他人と比較すると焦りやひがみが出てきます。

劣等感を抱きますます自分が嫌になるかもしれません。

実力も環境も違えば差が出てくるのは当然です。

人と比べてばかりでは何も始まりません。

今置かれている環境をしっかり受け止めてこれから先を考えるのが賢明です。

『人は人、自分は自分』今、自分にできることはなにか、今やるべきことをしっかり成し遂げよう。

自ずと評価は付いてくるものです。

周りから認められることが自信につながり何よりも喜びとなるはずです。

◆まとめ

以上、根拠のない自信がある人についてまとめましたが、いかでしたか。

要は気の持ちようです。

不安が大きかったり、失敗が頭をよぎってばかりではダメージを最小限に抑えようと最大の力が発揮できません。

根拠はないけれど「自分を信じていれれば必ず報われる」

「きっと成功できるはず」と自信をもって取り組ば良い結果につながりやすいはずです。

しかし、ここで注意していただきたいのは

『根拠のない自信』と『自信過剰』は紙一重だということです。

『根拠のない自信』は自分に対しての自信・覚悟・激励です。

「俺の言うことが絶対に正しい」「俺はお前より見る目がある」「お前にはムリだから俺に任せろ」と

相手を非難する人はただの自信過剰な痛い人になりますので、そこはご注意を。