マニピュレーター

マニピュレーターな人の特徴・心理・対処法

マニピュレーター

こんな人は要注意人物!

マニピュレーターってどんな人?

あなたの近くに潜んでいるかもしれないマニピュレーターって知っていますか。

あまり聞きなれない言葉ですが、マニピュレーターとは親切にしているように見せかけて実は手の込んだやり方で相手をコントロールしてくるのです。

世の中には本性を隠して近づいてくる人もいますので、気を付けなければいけません。

自分に近づいて来る人の本性を早い段階で見抜くにはどうすればいいか。

その特徴・心理・対処法をレクチャーしますので、最後までご覧ください。

マニピュレーターな人に共通する特徴

マニピュレーターに共通する点は一見していい人。

二面性を持つのが最大の特徴です。

最初は優しくて好印象ですが、肝心な時に助けてくれない。

そんなマニピュレーターを見極めるのが難しいですが、実は付き合っていくうちにボロが出ているのです。

少しでも「あれ?もしかして」というような人が身近にいましたら要注意です。

弱みに付け込む
人は落ち込んだり悩みがあるときに周りから気に掛けてもらうとうれしくなり頼りたくなるものです。

信用を得ようと慰めたり褒めたりして近づいてきます。

・ミスして上司に怒られて落ち込んでいる

・恋人とうまくいっていない

・友達ができない

など、人間関係で悩んでいる人をターゲットにしています。

頭の回転が速い

マニピュレーターな人は、非常に頭が良くトーク術も優れているので、一見頼りがいがあって存在感がとても大きいです。

「そうなんですね!」「なるほど!」「なんでも知ってるのね!」と聞き上手褒め上手。

相手がもっと話をしたくなるように場を盛り上げます。

信用を得たところで有益な情報を聞き出し、人を利用します。

その頭の回転の良さを仕事に活かしてくれればいいのですがね。

劣等感を指摘する

マニピュレーターな人は、ときどきグサッとくる言葉でも平気で笑顔で言います。

悪気がなかったように見せかけて「あ、今の傷ついた?ごめんね」と謝ったりするからタチが悪いです。

自分でもコンプレックスでわかっているからこそショックです。

支配欲が強い

過去に親や上司や先輩などから強要されていたり、いじめられてつらい思いをした人は、いずれ自分が上の立場になって人を従えることに快感を覚えます。

例えば、今まで押さえつけられていた環境にいた人や厳格な親元から離れた人はやっと自由を手に入れ、開放感を味わいます。

人を使う側になって支配欲が強くなる傾向があるマニピュレーターな人は、長年平社員としてコキ使われ我慢して働いてきて、出世した途端に偉そうにする人です。

吹聴する

マニピュレーターな人は、狙った人が自分以外の人と親密になるのを嫌がります。

「○○さんはいい人だけど、あまりよい評判は聞かないよね」

とそれとなく悪評を吹き込み、

「あなたは気を付けてね」

「あなたのためにならない」

と心配するフリをして仲を引き裂こうとします。

DV気質がある

自分の指示に従わない人がいると、感情をコントロールできなくなる人がいます。

言葉の暴力や手を上げて弱い者を痛めつける人はどんな理由があろうと最低です。

その行為犯罪ですから。

訴えられないように、逃げられないように、我に返り人が変わったように暴力を振るった後は
泣いて謝ったり甘えてきたりします。

マニピュレーターな人の心理

マニピュレーターな人の心理は支配下に置くことです。

自分の都合いいように利用するための巧妙な手口を紹介します。

支配する

「あなたは私がいないとなんにもできない」

「あなたは失敗したら一生立ち直れないでしょ。私がやってあげる」

「あなたが周りに迷惑を掛けているとか気にしないでいいよ」

「あなたは周りに嫌われているけど、私は味方よ」

「あなたの尻ぬぐいをする、私の気持ちにもなってよ」

こんなことを言われ続けたら「本当に自分はダメな子だ」と自信をなくします。

マニピュレーターな人は、自分のいう事を聞いてもらうために罪悪感を押し付けて自分の思い通りになるように相手を支配します。

自分が優位に立ちたい

マニピュレーターな人は、相手の弱点を調べ上げているので、言葉巧みに誘導・操るのはお手のものです。

相手が断れないと知っているからです。

自分が優位に立ち地位を確立させて安心して優越感に浸ります。

自分の通りにならないと気が済まない

マニピュレーターな人は、自分の意見は間違っていない、自分の意見は常に正しいと自信を持っております。

なので、相手が自分のいうことを聞かず思う通りにならないとイライラしますね。

相手を言いくるめるには高いコミュ力を活かします。

まず第一に仲良くなって信用を得ることです。

それから豊富な知識をフル活用します。

いろいろアドバイスをして成功に導き、絶大な信用を得たところであとは自分の都合の良いように
コントロールできます。

マニピュレーターな人への対処法

「この人といるとなんだか疲れるな」

「利用されている気がする・・」

と思い始めたらどうすればいいのか対処法を紹介します。

言葉ではなく行動を見ろ

上辺だけの言葉や優しい言葉なんかいくらでも言えます。

「いつでも言ってね」

「いつでも頼ってきてね」

「私には何でも話してね」

「友達だからね」

「あなたのためだからね」

肝心なのは行動が伴っているかどうかが大事なところですから、口だけの人には今後、頼らない、情報を与えない、自分から連絡をしないことです。

自己主張する

「こうしたほうがいい、ああしたほうがいい」

と言われたとしても

「アドバイスをありがとう、一回自分でやってみる」

「いつも迷惑を掛けてばかりは悪いから自分で頑張る」

と下手に出て自己主張をしてください。

あくまでも相手を刺激しないことが大事です。

距離を置く

マニピュレーターな人のターゲットにされいるなと思ったら、距離を置くことを第一に考えましょう。

職場上、毎日顔を合わせる事がある人は最低限の会話だけに留めておく必要があります。

マニピュレーターな人は指摘されたてり無視されると攻撃性が強いので、倍返しであなたを陥れてくるかもしれません。

プライベートまで付き合うと面倒な事になります。

お誘いを受けても断りましょう。

断り切れないと思ったら他の人も誘うなどして二人では会わないようにすることです。

まとめ

優しくて頼りがいがある人だと思っていたけど、いざっていうときに連絡しても返事がない、解決したころにやってくる、自分がしてやってばっかりで「なんだかな~?」と思う言動が目立ってきた時は、冷静に付き合い方を考えるいいタイミングですよ。