職場でマウンティングをする人は仕事の能力や成果以外を引き合いに出す

職場でマウンティングをしたがる人は、なぜか仕事の能力や成果以外を引き合いに出すことが多いです。
たとえば「自分は〇〇大学卒だ」とか「私の知り合いに大手で勤めるやり手の営業マンがいて~」とか「以前、勤めていた会社ではこんな評価を受けていた」といった具合です。
このテの人たちの心理としては”自分には誇れるものがない”→”でも認められたい”→”だから関係ない事柄でも自分の価値を高められる材料を探す”というプロセスを踏んでいます。
いわゆる承認欲求というものですが厄介なのは、一度その欲求が満たされてしまうとその快感を再び味わおうとマウントをとり続ける点です。
こういう人と接しても得られるものがないばかりか、結果的に損をしてしまいます。
マウンティングのだしにされてしまいますし、周囲はこの手の人柄を見抜いている者ですから下手に関わると、「あの人はあんなマウントとりたがりの人と親しいのか……」と冷たい目で見られることも。
対処法としては初回だけは褒めておき、2回目以降はさらりと受け流すことです。
その際、「私はこの人に迷惑している」と周囲にアピールするようにあてつけがましく拒絶するのです。
そうしておけば少なくともあなたに対する周囲からの評価は下がりません。
当人も「この人にマウントを取ろうとしても全然自分の欲求が満たされない!」と次第にアプローチしてこなくなるでしょう。

This article was updated on June 3, 2020

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