空回りする

空回りする人の特徴・心理・対処法

空回りする
いつも空回りしてしまう人は必見!!

良かれと思って行動に出たが、相手にとっては有難迷惑だったってことありませんか。

目標達成に向けてやる気は十分あるのに仕事の効率が悪くて時間が掛かるなど自分ではがんばっているつもりでもなかなか評価されないと悔しい、悲しい、なぜ?といった感情が湧いてきます。

一生懸命頑張っているように見えますが、結果が伴っていない人に対して空回りしていると評価されません。

プライベートで言えば意中の女性を誘うためにあれこれリサーチして女性に人気だというデザートビュッフェを取り入れたレストランの予約を取ったはいいが、

「知り合って間もない男性の前で何度も取りに行くのは恥ずかしい」と言われました。

「退屈させまいと気を使いすぎて質問攻めでした」と後日、失敗談を聞かされました。

なるほどね。

女性がスウィーツ好きなのはあながち間違ってませんが、行くタイミングを間違えましたね。

沈黙にならないようにあれこれ質問したのですね。

「あなたのことを知りたい」と思ってのことだから悪くはないのですが、思った以上に会話が広がらなかったパターンですね。

一生懸命頑張ってはいるんですが、結果が思わしくなかったら落ち込みますよね。

空回りする人はどこがいけなかったのかレクチャーしますので、相手の事を想うあまり空回りする人や頑張っても評価されない人がいたら成功の秘訣を紹介しますので、ぜひ見てください。

空回りする人の特徴

空回りする人には張り切りタイプとお節介タイプと頑張り屋タイプがいます。

それぞれの特徴を紹介しますので、自分はどのタイプかチェックしてみてください。

思い当たる節があれば、あなたも空回りしている可能性があります。

頑張り屋である

空回りする人は、会社のため、人のために何事にも一生懸命に動きます。

真面目で人当たりが良い人だから残業や休日出勤を引き受けてしまいます。

徹夜で頑張った結果、体調を崩す・睡眠不足で頭が回らないなど肝心な時に力を発揮できません。

体調に影響してしまっては本末転倒です。

要領が悪い

空回りする人は、何事にも丁寧すぎて時間が掛かりすぎです。

段取りの時点から時間を掛けていてはこれからの作業が遅れるのが目に見えています。

要領が良い人はまずは全体に目を通して把握しておきます。

期日が迫っているものや難しくて時間が掛かりそうなものから片づけていきます。

要領が悪い人は優先順位を付けるのが苦手でどこから手を付けていいかわからない・・

今すべきことを後回しにしたり、頼まれた順に手を付けたりと優先順位がめちゃくちゃ。

ミスなく仕上げても時間が掛かりすぎては評価が下がるだけです。

お節介である

空回りする人は、人から頼られることに生きがいを感じています。

可愛い我が子や大切な人を想うあまり相手が失敗しないようにと毎回アドバイスをしてお節介を焼きます。

「○○のためだ」と頼まれてもいないのに率先して動いたり見守っているつもりです。

人によっては「助かった~」と感謝されることもあります。

良い人ではあるんですが、自分でできることは自分でやります。

方法が合わない時もあります。

全ての人にお節介を焼くのではなくて相手の性格に合わせて行動するとまた違った評価をされるのですがね。

自分では判断できません。

情報収集を入念にする

事前に情報収集することは大事なことです。

確認不足では相手に失礼に当たりますからね。

しかし、場合によっては先入観を持つと視野が狭くなります。

人に対しても

「イメージと違った」

「東大出身だから間違ったことは言わない」

「A社にお勤めだから賢い人に違いない」

という固定概念に捉われ、自分勝手な解釈が期待外れになるようなことにもなり兼ねます。

『百聞は一見に如かず』という言葉があるように外部の情報は参考程度にするほうが望ましいのです。

張り切りタイプである

空回りする人は、イベントや飲み会があるとみんなが面倒くさがってやらない幹事役を率先して引き受け張り切って仕切るタイプです。

その割にはメンバーの意見を聞かない、ミスマッチな場所をチョイスする、予算を大幅にオーバーしたり、伝達ミスがあるなど仕事が雑です。

そして無駄も多いです。

プライベートに関する伝達はラインでいいものを凝ったチラシを作るとか。

学生の頃、付箋や蛍光ペンを何色にも分けてきれいなノートを作る人がいませんでしたか?

そういう人は大人になっても変なところでもこだわりが強いのでしょう。

空回りしてしまう原因

頑張っているのになぜ認めてもらえないんだろう?

やることなすこと裏目に出てしまうので、いっそしなくていいのか?

丁寧すぎる

空回りする人は、例えば空になった段ボールを少しのズレもなくきれいに折りたたんで紐で何重にも縛る。

お茶くみの当番の際の洗い物と後片付けをきれいにする。

「○○さん、ちょっとお時間よろしいですか?」何かと思えば「△△さんが呼んでいます」

「それを先に言え!」

性格上、手を抜くということができません。

声掛けも「仕事中にすいません」という気遣いですが、時間とスピードは大事です。

気持ちばかりが焦る

人がたくさんいたら発言も多くなるし、気まずい雰囲気になる事ってありますよね。

「どうしよ・・どうしよなにか言わなくちゃ」

「どこか褒めるとこないかな」

とその場の雰囲気を良くしようとしておしゃべりになってしまう。

しかし、ついつい余計な事までしゃべってしまいます。

「ちゃんとしなくちゃ!」と思った時に限ってかえって緊張していつもならできることもできなくなったり、声が裏返って笑われたりと散々な目に遭います。

このように失敗を取り戻そうとして焦れば余計に傷口がひらいてしうのです。

せっかちである

落ち着きがなくせっかちな人は人の話を最後まで聞かずに突っ走ります。

話しの途中で「わかった!こういうことね!任せて!」と頼まれてもいない事に首を突っ込んでしまいます。

相手からしたら有難迷惑と見なされてしまいます。

思い当たるシーンが一つでもあれば、早急に見直した方がいいでしょう。

空回りしないためには

人に評価されたい、認めてもらいたいと思うのは自然な感情です。

ではなぜ頑張っているのに評価されないのか。

頑張りすぎて周りが見えていないのではないでしょうか。

自分では気を使っているつもりが、返って実は相手が

「気を使わせてしまって悪いな、もう頼みにくいな、やりづらいな」

と思っている可能性があります。

言われたら動くくらいの気遣いで十分です。

手を抜く

細かすぎる人はなんでも完璧にこなそうとして時間が掛かりすぎるところが難点です。

丁寧なのは悪くはありませんが、速さも大事です。

手を抜くところは手を抜いてどうしても気になるようであれば余った時間に付け加えたりやり直すのはどうでしょう。

優先順位を付ける

まず今日やらなければいけない事に優先順位を付けましょう。

全体を把握して優先順位を付けるには納期が決まっているもの、緊急性、重要度に振り分けてみるといいでしょう。

翌日に控えた大事な商談や会議の資料作成は最も優先すべき仕事です。

飛び込みの依頼が来ても引き受けない。

もしくは引き受けるにしても現状を説明して了承を得ることです。

慌てない

ミスをしたり締め切りが近づいてきたりすると気持ちが焦ります。

するとまたミスを引き起こす可能性がありますので、まずは冷静になりましょう。

一度深呼吸をして、状況を把握するのです。

客観的に自分自身を見るように習慣をつける必要があります。

頭の中で整理して。

頭で整理できない人はノートに書き出して再度、確認しましょう。

まとめ

以上、空回りする人についてまとめました。

もし今ものすごく焦っている、仕事が空回りしているかも?と感じたら一旦の事は忘れて一息つきましょう。

頭の中が整理できていないままでは仕事の効率が悪くなる一方です。

心が落ち着いてきたら気持ちを切り替えてまた頑張っていきましょう。

そもそも丁寧すぎるとか頑張る人だから、

少しくらいは手を抜いたくらいが相手とのバランスが取れるのではないでしょうか。