「やっぱり」が口癖

「やっぱり」が口癖の人

「やっぱり」が口癖の人の特徴・心理・対処法

「やっぱり」が口癖になってない?

人にはひとつふたつ口癖がありますね。

中でも「やっぱり」が口癖の人って結構いませんか。

類義語に「やっぱ」「やっぱし」「やはり」とあります。

話し言葉に使う「やっぱ」「やっぱし」は砕けた言い方になります。

「やはり」は目上の人との会話やビジネスシーンで使うのが適切です。

「やはりそうでしたか」

「やはり思った通りでした」

の方が少しかしこまった言い方になります。

友人や親しい間柄での会話例

A:「これとこれどっちにしようかな~」

B:「Aさんはこっちの方が向いてると思うよ」

A:「えーやっぱり?」「やっぱりそうだよね~」

などと使います。

自分もそう思ってたけど、後押しされたことで迷いがなくなった感じです。

結末が予想通りになって得意気になる人は

「ほらね、やっぱ俺が言った通りだったろ?」

「やっぱりこうなるとおもったよ」

「やっぱりダメだった」

と自分に使う分には仕方ありませんが、「やっぱりそうだと思ったよ」と他人に言われるとカチンときますよね。

そんなときの対処法を紹介しますので、最後までご覧ください。

「やっぱり」が口癖の人

口癖は無意識に出るのも多いです。

そのとき思うことがあっても空気を読んだり、相手を気づかって言い出せないことがありますよね。

「やっぱりそうだったんだ・・」と心の声が漏れたり「やっぱどうしようかな~」と迷ったりそれぞれの性格の特徴を挙げますので、

自分はどれにあてはまるかチェックして見てください。

憶測でものを言う

「やっぱり」が口癖の人は、日ごろから人間観察をよくしています。

「隣の人は1日中、ずっと家にいるからニートみたいだ」

「あいつはいつも一人でいる、友達はいないようだ」

「いつもヨレヨレのシャツを着ているし、恋人はいなさそうだ」と外見で判断します。

「やっぱり」が口癖の人は、テレビを見ていても想像や推理が好きです。

「お前の性格からしたら無理だ」

「失敗するのが目に見えている」

「成功例がない」

「世の中そんなに甘くはない」

と憶測でものを言がちです。

自分に自信を持っている

「ほら、やっぱりね」が口癖の人は

「だから言ったじゃん」

「私の言っていたこと正しかったでしょ?」

という意味を込めて言います。

自分に自信を持っている人が多いです。

態度が大きくなる

自分と反対意見を持った人が失敗や間違いに気づいたとき

「ほら、やっぱ言った通りじゃん」

「やっぱ私は正しかったんだよ」

「やっぱお前はダメだな」

と態度が大きくなり、見下すこともあります。

優柔不断である

「やっぱり」が口癖の人は、優柔不断で決断力に欠けています。

意見や考えがコロコロ変わります。

「どうしようかな~これにいいな~」

「あ、でもこっちもいいな~」

「やっぱりこれにしよっかな」

といろいろ迷った挙句、

「やっぱりやめとこうかな~」

「やっぱりやめた」

と決断までがとても長いです。

優柔不断な人にはイライラさせられることが多いです。

「やっぱり」が口癖の人の心理

「やっぱり」には気遣い・自信・迷いなどさまざまま心理が隠れています。

シーン別に気になる心理を紹介します。

相手から言うのを待っていた

「実は○○だったんだよね」と打ち明けられた時「やっぱりそうじゃないかと思ったんだよね」と言います。

この時の心理としては

「そうだと思ってはいたけど、言えなかった」

「言ってくれるのを待っていた」

「言いたくなければ黙っておくつもりだった」

と相手を気遣っていました。

共感してくれる人がいてうれしい

「ねぇ○○だと思わない?」と共感を求められた時に、自分もそうだと思っていた「やっぱりそうだよね!」と共感してくれる人がいるとうれしいです。

本音を隠していた

「やっぱり」が口癖の人は、それまで相手が信用できなくて疑ってはいたもののとりあえず黙っていました。

確信が持てたところで「やっぱりね」と本音を漏らします。

そうだと思っていたけどあえて確信が持てるまで黙っていました

自分の意見は正しいと思っている

「やっぱり」が口癖の人は、自分は常に正しい事を言っている、間違った事はしていないと思っています。

その自信から「やっぱりそうなると思ってたんだよね」と強気に出ます。

予想通りで満足している

人は予想が外れるとガッカリしますよね。

でも予想が当たるとうれしいものです。

「やっぱり」が口癖の人は、「やっぱ俺の言った通りじゃん」と自分の予想に満足です。

間違いかもしれない

「やっぱり」が口癖の人は、たぶんそうだと思うが、100%合っているという自信はない。

もしかしたら間違っているかもしれないし、そうだったら恥ずかしい。

だから事実確認が取れるまで大口は叩けません。

でも自分が思ってた通りになると

「やっぱり自分は正しかったんだ」

「せっかく当てたのにもったいない」

と後悔します。

不満が残っている

「やっぱり」が口癖の人は、自分はこうだと思っていても否定されたり多数決によって決められた案に対して、不満や反対意見が強く残っています。

自分の考えを変えない人の「やっぱり」にはどうしても受け入れられないという気持ちが強いです。

「やっぱり納得いかない」と不満げです。

「やっぱり」が口癖の人への対処法

相手の口癖に注目して、本人も気づいていない本当の性質を理解することでストレスが軽減できます。

あとから「やっぱりね」と自慢げに言われても「ほんとにそう思ってた~?」と疑念を抱きます。

事実がわかったところで「やっぱりこうなると思った」とあれこれ言う人には「なら最初から言えばよかったじゃん」とキッパリ返しましょう。

「言いたいことがあるなら言えば?」と言いたいところだけど、言いにくければ意見を出し合ってるときに、

「あなたはどう思う?」

「なにか言いたそうだね」

と意見を促してみてください。

まとめ

「やっぱり」が口癖の人についてまとめました。

自分自身の経験やこれまでの人間関係、仕事などで関わった方々を見ていて感じたことは予想が当たって自分だけの胸の内にしまっとけばいいものを「ほ~らやっぱりね」と得意げになったら周りはどう思うでしょう。

「心の中では失敗すると思っていたのか」

「本当は失敗すると思ってたのか」

「嫌な奴だ」と嫌われてしまいますので、あまり使わない方がいいと思います。