「本当ですか」が口癖

「本当ですか」が口癖の人

「本当ですか」が口癖の人の特徴・心理・対処法

「本当ですか」が口癖はどう見られる?

文字通り真偽を確かめる際に使う言葉です。

「同期の○○、左遷だってよ」という話を聞いたら「本当に?」と言ってしまう人もいるのではないでしょうか。

若者の言葉でいえば「マジっすか」と同じ感覚です。

プレゼンをして同僚や友達に褒められたり評判が良いことを伝えたら「え、本当?!」とトーンが上がっていればニュアンス的にうれしいととれます。

褒めてくれた相手が上司や年上だとすれば

上司:「○○君、あの企画書、よく書けてたよ」

部下:「本当ですか?!僕なんかまだまだです」

上司が良いと言っているのだから、卑下する必要がどこにありますか。

先輩:「お客さんの評判良いよ」

後輩:「本当ですか?!まだまだ勉強中です」

とこのように日本人は謙遜する、卑下する傾向にあります。

それと同時に相手の褒め言葉を否定しているという事になります。

発言の真偽を問うような「本当ですか?」というような言い方は再度確認されるのは腹が立つという人もいますので、現時点ではまだ要注意の表現だと言えます。

この場合、素直に「ありがとうございます」「うれしいです」とストレートに気持ちを伝えた方が良いですね。

「本当ですか」はビジネスシーンや上司・先輩の前では失礼に当たる場合があることを頭に入れておいてほしいです。

「本当ですか」が口癖の人の特徴・心理について紹介しますので、最後までご覧ください。

「本当ですか」が口癖の人の特徴

「本当ですか」には疑いや照れや確認といった場面で出る言葉です。

それぞれ紹介しますので、自分は言っていないか改めて振り返ってみてください。

素直に喜べない

人に褒められたらうれしいですよね。

顔に出る人でない人いますが。

筆者はその日1日ルンルン気分でいます。

あなたの周りにはせっかく褒めたのに褒め言葉を受け取ってくれない人、いませんか?

褒められて嫌がる人はほとんどいないです。

照れながらも「いやいや~そうでもないですよ~」と素直に喜べません。

疑り深い

インターネット上の情報は玉石混交で、誤った情報もたくさん溢れています。

儲け話を持ち掛けられてホイホイ乗っかる人は少ないと思いますが、日常生活の些細な出来事にでも「それ本当ですか?」と言うのが、警戒心が強くて疑り深い人です。

「本当ですか」が口癖の人は、どんなに説得しようと試みても自分の目で確かめるまでは説得はムリです。

確かな証拠が必要です。

疑り深くて警戒心を持つのは過去に裏切られた経験があるからこそ家族でも人が信じられなくなるのです。

慎重派である

人から聞いた話の内容によっては興味を示すものがあります。

「その話、本当ですか?」と喰いつきます。

それからは事実確認をした上で慎重に取り掛かります。

「本当ですか」が口癖の人の心理

「本当ですか」が口癖の人は、使っている本人は悪意がない場合もありますが、使われた側の気持ちは異なります。

同じ「本当ですか?」が口癖でもトーンや表情でその心理は様々なですので、わかりやすいように説明していきます。

驚いている

社内では話題が尽きません。

「○○さん、結婚するんだって!!」

「○○さん、彼氏出来たらしいよ」

「係長、離婚したらしいよ」

「○○さん、会社辞めるらしいよ」

こんなビッグニュースが飛び込んでたら

「え、それ本当の話?!」

ビックリして「本当ですか」が口癖でなくてもとっさに出る言葉でもあります。

信じられない

さっきまで元気だった人が不慮の事故に遭い亡くなる。

志望校に合格率100%と言われてたのに落ちたなど、にわかに信じがたく何度も何度も「本当に?」と問います。

「まさか・・!」という意味合いが含まれているのです。

良いニュースにしても悪いニュースにしても驚きを隠せません。

社員A:「○○さんの旦那さんDVしているらしいよ」
社員B:「えー?!あの優しそうな旦那さんが??」

男性C:「返事遅くなりましたお付き合いしましょう」
女性D:「ほんとに本当ですか?!!嘘じゃないですよね??告白して1ヶ月連絡なかったからもうあきらめていました」

疑っているわけではない

「本当ですか」が口癖の人は、「そうなんですか?」と同じ意味のつもりで使っているだけで、疑っているわけではありません。

相づちのつもりで言っている人も多いです。

指摘されるまで相手が不快に思っていることに気づいていない可能性があります。

謙遜している

日本の文化とも言える『謙遜』
誰かに褒められても私たちはつい、「いえいえ~そんなことないですよ」と謙遜します。

「自分が選ばれて当然」「自分が勝って当然」という態度は偉ぶっていると思われますから。

うれしさを隠す人はいたとしても内心、本当にうれしくない人なんていません。

しかし、その腰の低さは時として嫌味に見える場合もありますので、素直に「ありがとう」と受け取って良い場面もあることをお忘れなく。

「本当ですか」の言い換え

「本当ですか」を頻繁に口にする人は癖ですから本人が直そうという意志を持たない限り直りません。

まず、相手に指摘してみてください。

相手が「本当ですか」と言ったら「嘘だと思ってるんですか?」ということで不快感を伝えることができます。

「本当ですか」よりも「そうなんですか」と言うようにしたらどうでしょう。

その方がこの後の会話も「そんなんよーそれでね―」とスムーズです。

人に褒められたら、素直に受け取りましょう。

どうしても癖が抜けなくてとっさに「本当ですか」と出たら「うれしいです」「ありがとうございます」と付け加えてみましょう。

褒めた相手もうれしいはずです。

まとめ

以上、「本当ですか」が口癖の人についてまとめました。

人にはさまざまな口癖があり、自分では気づかなくて人に言われて初めて気づく場合もあるのです。

これをきっかけに自分の発言に意識すると配慮ができる素敵な人にレベルアップするのではないでしょうか。

関心を持ってくれる人が1人でも多く増えますように心から願っています。