自分がない
自分がない人の特徴・心理・対処法
自分がないってどういう人なのか?
「自分がないね」って言われたことがありますか?
「自分がない」ってざっくりした言い方だけど、良い意味ではないことはわかります。
具体的にどんな意味で言っているのでしょう。
簡単に言えば意見がコロコロ変わる人や自己主張をしない人に言うのではないでしょうか。
「いつも周りに流されてばかりで自分の意思はないの?」
「その通り・・」
と自覚している人の原因には何があるのでしょうか。
自分がないと言われる人の特徴・心理・改善方法をレクチャーしますので、気になる方はぜひ最後までご覧ください。
Contents
自分がない人に共通する特徴
自分がない人に見られる共通点は自己主張がないことです。
自分がないことで人を傷つけたりすることはあまりないかもしれませんが、良くも悪くもある特徴を挙げていきますので、自分にあてはまるかチェックしてみてください。
優柔不断である
スパッとその場で決断できる人は気持ちが良いです。
しかし、優柔不断な性格なの人は自分ではなかなか決められません。
いろんな人の意見を聞くあまりに、決まりかけていたものにまた迷いが生じます。
自分がない人は、
「あれもこれも良くて迷う」
「どっちがいい?」
と聞きながらも相手のアドバイスに対して
「でもこれはこうだから」
「でもこっちも捨てがたいんだよね」
といつまでも決断できません。
慎重になるのはわかりますが、周りはイライラすることがあります。
また自分がない人は、
「どっちでもいい」
「○○ちゃんが好きな方でいいよ」
「なんでもいいよ」
が口癖です。
一見、優しそうですが、毎度こんな調子では自分では考えようとしない態度がムカつく人もいます。
遠慮がちである
良い意味でも悪い意味でも日本人は多くの場面で遠慮がちな人が多いです。
自分を持っている人は何か意見があればあれば遠慮なく発言するものですが、自分に自信がない人は発言を控える傾向にあります。
自己主張がない
自分がない人は、性格的に気が弱いというのもありますが、中には揉め事や話し合いが長引くと面倒くさがって、相手の意見に対して不平不満があっても否定も反論することなく受け止めることがあります。
意見がコロコロ変わる
わからないことがあってググれば膨大な情報が溢れている世の中です。
自分はこう思っていたけど、「そんな見方もあるのか」「そっちの方がよさそう」と迷うのも無理はありません。
人に対してもそうです。
威厳がある人の前ではそうは思ってなくてもその人の意見を絶賛したり、人を見て意見を変えます。
少数派から多数派の意見に乗り変えたりもします。
周りに流される
自分がない人は、
「あなたもそう思わない?」
「あの人の意見おかしいよね?!」
「あなたもこうするでしょ?!」
「わたし、間違ってないよね?」
と相手に強く言われると何も言えません。
自己主張がないと周りの意見や行動に振り回されることもしばしば。
他人任せである
誰だって面倒くさいことは避けたいです。
ですが、しなければいけない事は時間を掛けてでもやります。
自分がない人は
「自分がいたら足を引っ張るから」
「自分は下手だから」
「あなたの方が器用で向いている」
などと口実を付けては逃げます。
「忙しい」を理由にすると反感を買いますので、自分を下げて言うか相手を褒める手を使います。
個性がない
自分がない人はファッションににてもこだわりがない分、人の真似でも全然平気です。
自分で考えなくて済むから楽ですもんね。
人が好きだといったものを真似するのは、酷評される心配もないし、その人が好きって言っているのだからむしろ好印象を持たれる可能性もあります。(そこは狙ってはいませんが・・)
個性がないとも言えます。
自分がない人の心理
自分がない人には楽な道に逃げたいという以外にも性格的にみて自分を持ちたくても持てない人もいるわけです。
誰も好き好んで自分がないわけじゃありません。
性格が異なれば心理も異なりますので、それぞれ違いと心理を挙げていきます。
言い出しにくい
積極的に意見をどんどん出す人もいれば、消極的な人は出しゃばりたくないという心理が働き、「自分なんかが意見していいのだろうか」と戸惑います。
「反対意見はありますか?」と聞かれても「ないです」と答えてしまいます。
不安になる
思った事をすぐに口にする人は後先あまり考えていません。
指摘されてからまた考え直します。
自分がない人は
「言いたいことはあるけど、嫌われたくないから黙っておこう」
「うまく言えないかもしれない」
「意見して返ってこじれたらまずいことになるかもしれない」
と先の事を考えると不安になり「やっぱりやめておいた方がいい」と発言をやめます。
自分を持つための克服法
自分は譲っているつもりかもしれませんが、周りからは放棄していると見なされる自分がない人。
自覚がある人は改善する必要があります。
ずっと自分を出してこなかった人にしてみたら性格を変えるのは大変です。
ですが、変わりたいと思う気持ちさえあれば、きっと変わることができます。
この先、何十年も続く人生を考えたら、自分を隠して生きるより素の自分を出して生きた方が生きやすいのでしょう。
意識一つで少しずつ変わっていく自分を感じられたら自信につながると思いますので、できることから始めてみましょう。
毎日の行動を振り返る
もっとも簡単な事です。
今日の自分の行動に点数を付けるとしたら何点か1日を振り返ってみましょう。
後悔したこと、勇気が出なかったこと、発言できなかったこと、改善点がなかったか振り返ることでシンプルに自覚できます。
自覚できないままでいることは改善につながりませんから。
自覚できたところで次は意識する行動ができるはずです。
目標を持つ
自分がない人が目標を持つことはモチベーションを維持するためにもとても大切です。
目標に向かって行動することで気持ちも前向きになっていくでしょう。
なんとなく1日を過ごすということがなくなり、メリハリがつきます。
頑張っている自分が好きになれます。
最初は小さな目標でもいいのです。
諦めずに頑張って目標を達成した喜びを味わってほしいのです。
「やればできる」と自信がついてきます。
さらなるステップアップを目指して次への目標へと進みます。
自己主張をする
自分がない人は、これまではずっと「みんなと同じでいい」「どっちでもいい」と人に任せてきたことをきっぱりやめましょう。
意見が同じだとしてもひと言「○○だから私もそれでいいと思う」と感想を添えるだけで人任せな感じはしません。
反対意見はなかなか言いづらいでしょうが、「そういう考えは思いつかなかった」と一旦、受け止めることで反対意見や個人的意見がも言いやすくなります。
「自分は○○だと思っていた」と相手を否定することなく自分の意見を言えますね。
まとめ
以上、自分がない人についてまとめました。
自分がなくて悩んでいる人は、今回紹介した方法をぜひ試して続けてみてください。
小さな成功体験を積み重ねて少しずつ自信を付けることで自分の個性をアピールできる人になることを心から願っています。
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