パーソナルスペースが狭い
パーソナルスペースが狭い人の特徴・心理・対処法
パーソナルスペースはどこまでが許容範囲?
目に見えませんので、パーソナルスペースが狭い・広いと言われても、いまいち範囲が分かりにくいですよね。
人により異なりますので、他人が自分に近づいても不快に感じない範囲を指します。
会話する時、顔が目の前にきて「近い近い」って思う人いませんか。
パーソナルスペースが広ければ警戒心が強くなり、狭ければ弱い傾向にあります。
―2020年1月、国内で初めて新型コロナウイルスの感染者が確認されました。
感染症拡大防止対策として、飲食店の座席や待合室のソファなどはすぐにソーシャル・ディスタンスの措置が取られました。
スーパーのレジでも前の人との距離を取るために1mくらいの間隔で立ち位置が設けられています。
あれからもうすぐ3年が経とうとしています。
ソーシャル・ディスタンスは人々の生活にすっかり定着した様子です。
以前、スーパーのレジに並んでいたらどこかの老人が後ろの人に「もっと後ろに下がれ!」と大きな声で怒鳴っていました。
後ろの人は マークの立ち位置より足一つ分くらい前に出ていた感じでした。
老人は近づいてこられたことに不快感を持ったようでした。
このご時世だから仕方がないですが、言い方ってもんがあるでしょうに。
このように人はどこまで詰め寄られたら不快に感じるのか?
パーソナルスペースには人それぞれ個人差があります。
また人によっては不快に感じる人、許せる人がいます。
男女でも違ってきますし、そこのところを詳しく、併せて上手に距離感を保つ方法を紹介していきますので、最後までご覧ください。
Contents
パーソナルスペースが狭い人に共通する特徴
人との距離感を気にする時代になりました。
とはいっても親しい間柄になってくると自ずと距離感は狭くなっていくものですが、初対面の人に対してもパーソナルスペースが狭い人がいます。
パーソナルスペースが狭い人の共通点は積極的・好奇心旺盛・人懐っさがあります。
良くも悪くも取れる特徴を挙げていきます。
コミュニケーションを大事にしている
パーソナルスペースが狭い人は、人付き合いが多い人はトーク力が高くコミュニケーションを大事にしています。
物事を楽しむことにもイベントにも積極的に参加します。
で、色々イベント接触する機会も多くパーソナルスペースをあまり気にしていません。
和気あいあいと話している時は人の肩や腕に触れることが非常に多いです。
職業柄も関係していて夜の接客をしている女性や男性客は時間が経てばパーソナルスペースが狭くなってきます。
積極的である
パーソナルスペースが狭い人は、近くで興味のある話が聞こえたり自分の知っている分野の会話が聞こえたらグイグイ割り込んで来ます。
知っている人を見掛けたら自分から声を掛けに行きます。
もちろん相手から来られても気さくに対応します。
人懐っこい
人懐っこい人はパーソナルスペースが狭く初対面の人でもすぐに仲良くなろうとします。
人見知りや初対面の人や顔見知りって言うだけの人との接触は緊張するものです。
仕方がない事ですが、そのせいで目を合わせないとかオドオドしたしゃべり方をする人よりも笑顔で愛嬌がある人の方が好感度はあります。
警戒心が薄い
残念ですが、人は見た目で判断するものです。
パーソナルスペースが広い人は、自分自身を守るために自分の領域に踏み込まれたくないという気持ちを持っていますが、パーソナルスペースが狭い人は警戒心が薄く、初対面の人でも積極的にコミュニケーションを取ろうとします。
誰に対しても笑顔でいるため、話しかけやすく打ち解けやすいというメリットもありますが、
時には好意があると勘違いされることや人を疑うことなく騙されやすいというデメリットがあります。
パーソナルスペースが狭い人の心理
パーソナルスペースはもともと狭い人もいれば人によって変える人もいます。
好きな人に触れたい。
恋人であればくっつきたい。
生理的に無理な人とは距離を取りたい。
人間の自然な感情を紹介します。
親密な関係になりたい
パーソナルスペースが狭い人は、男女関係なく親しくなりたい人がいれば近づきたいと思い、自然と距離感が近くなります。
質問したり、遊びに誘ったり興味を持った人も事をもっと知りたいのです。
距離感がわからない
パーソナルスペースが狭い人は、性格関係なくただ単に人と話す時の距離感がわからないのです。
人との距離感がわからず広い時もあれば狭い時もあるし定まっていません。
「もっと離れた方がいいのか・・でも離れすぎも気を悪くしないか」とか「近づきすぎて馴れ馴れしいと思われやしないか」とあれこれ考えています。
人といる方が好き
パーソナルスペースが狭い人は、基本的に人が好きです。
人が好きじゃないと群れから離れて単独行動を取るものですからね。
ワイワイしている空間が好き。
人が近くにいると落ち着く。
寂しがり屋な一面があるのかもしれません。
パーソナルスペースが狭い人をどう思うか
【良い・普通】
・話しかけやすい
職場にいる同僚が明るくてなんでも話せて楽しい。お客様ともすぐに打ち解けられるのでコミュニケーションが円滑になり助かっている(20代/アパレル)
・気に入られている捉えている(20代/雑誌編集者)
・離れていると声が聞き取りにくいのでちょうどいい(20代/小児科受付)
【悪い】
・自分も含め口臭が気になる(40代/営業)
・お客様に声を掛ける時はあまり近すぎないように注意している(40代/飲食店)
・仕事の時はカウンター越しなので必然的に距離が離れているので気にしない。
その距離になれているので、近い人には反射的に一歩下がってしまう(20代/レンタカー受付)
・近くまで来られたら一歩下がる(30代/2児のママ)
・腕や肩など他人に触れられたくないし、自分も絶対に触れない(20代/製造業)
・人込みでもないのにすれ違うときに他人が触れるのは不快(40才/販売員)
適度な距離感を保つには
パーソナルスペースが狭い人は、近づきたいと思う方が心理が働きますので、距離を取るという事がまずありません。
従って相手が不快感を示していることにも気づいていないことが大半です。
自分が我慢して付き合うか。
それとも「近いよ」と伝えるかのどちらかです。
パーソナルスペースが狭い人は悪気はないといえますから自分の思いは伝えましょう。
それとなく伝える
パーソナルスペースが狭い人には、異性であれば「そんなに近づいて来られたら緊張してしまう」と伝えましょう。
友達であれば「近いって~」とパーソナルスペースが狭い事を知ってもらう必要があります。
それができない状況であればあからさまに体をよけるようでは相手こそ不快に思いますし、傷ついてしまうでしょう。
お互い気まずくなりますので、相手に気づかれないように自分が何かを取るフリして少し離れるなど
少し気を使って大人の対応で乗り切るのはどうでしょうか。
まとめ
以上、パーソナルスペースが狭い人についてまとめました。
パーソナルスペースが狭いは警戒心が薄く、フレンドリーであることがわかりました。
一方で、誰でもパーソナルスペースが狭い人を好むわけではありません。
あまり離れていると相手の声が聞こえにくくなるし、だからと言って近づき過ぎても相手に圧迫感を与え兼ねません。
相手に不快感や嫌悪感を抱かせないために適度な距離を保つことが必要不可欠です。
相手との親密度によって適度な距離感を知っておくといいですね。
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