「わからない」が口癖

「わからない」が口癖の人

「わからない」が口癖の人の特徴・心理・対処法

「わからない」が口癖の人は成長できない

説明を受けたり会議やプレゼンのあとに

「以上で説明を終わります。なにか質問はありますか?」

と必ず聞かれますよね。

内容が理解できなかったとしたらどうしますか。

人前で「わかりませんでした」と言うのはやはり抵抗ありますよね。

わかってない自分がバレるのが恥ずかしい。

ですが、『聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥』ということわざがあるように聞くのは恥ずかしいが、その時だけ。

「わからない」と言ってしまえば思考はそこでストップします。

その時点で、諦めていることになります。

そして、この先もずっとその問題は解決されることはないでしょう。

わからないをそのままにして失敗でもしたらそれこそ大事になります。

自分自身成長できませんし、「この人使えない」と評価はどんどん下がっていくばかりです。

「かわらない」が口癖の人はこれをきっかけに自分と向き合ってみませんか。

「わからない」が口癖の人の特徴

何を聞いても「わからない」わかっていてもわざと「わからない」と言う人がいます。

どちらかあなたは見破ることができますか?

理解力が足りない

ビジネスだけでなくプライベートでも必要となるのが、理解力です。

説明を聞いて一回で理解できる人と何回も聞いてやっと理解できる人がいます。

理解するのに時間が掛かる原因としてそもそも知識がない、集中力がない、物覚えが悪い、言ったことをすぐ忘れるなどが挙げられます。

「わからない」が口癖の人は、評価が下がるのはもちろん、相手によってはイラつかせていることも考えられます。

見栄を張らない

人はバカに見られるより賢く見られたいもの。

賢くは見られないとわかっていても少なくともバカにだけは見られたくない。

「わからない」が口癖の人正直者であるとも言えます。

見栄を張る人はわからないことがあっても黙っとくか知ったかぶりをします。

見栄を張らずに「わからない」と言う人は正直者ではありますが、どんな時でも「わからない」と言えば知識がないと見なされます。

人任せである

「わからない」が口癖の人は、自分で考えようとしません。

基本的に指示待ち人間です。

仕事にやりがいを持っているわけでもなく、仕事に対する熱意にも欠けています。

「難しい話はわかんねーからお前やっといて」と人に押し付ける傾向があります。

途中で投げ出す

勉強にしろ仕事にしろ解けない問題があったらまず自分で調べます。

人に聞くのもありです。

それすらしないで「もうわからないからいいや・・・」と投げ出す人は、よーく考えれば簡単な事でもちょっとひねった問題が苦手です。

長い文章やたくさん並べられた数字を見ただけで条件反射的に「わからない」を繰り返します。

「わからない」が口癖の人の心理

本当にわからないのか、それとも知っててわからないというのか二種類の人間がいます。

本当にわからないのであれば仕方がありませんが、知っててわからないという人の心理はいかがなものでしょう。

無視するのも悪いからとりあえず返事だけでもという感じですかね?

考えた末での策でしょう。

気になる心理をシーン別に挙げていきます。

答えるのが面倒くさい

しばらく考えた後に「やっぱりわかりませんでした」と言うならともかく、ろくに考えもしないで「わからない」と即答する人。

知っているけど、答えると面倒な事になるからスルーしたいところ。

「わからない」と答えればそれで会話が終了するから楽。

さっさと切り上げるための手です。

相手にしたくない

「わからない」の口癖は、相手したくない人や苦手な人に使う手です。

どんなところにも自分と合わない人はや苦手な人はいるものです。

あからさまに無視するのもなんだから取りあえず「わかりません」とだけ言っておけばこれ以上、広がることはないでしょう。

考えたくない

「わからない」が口癖の人は、今までの人生において「わからない」と言えばそのたびに周りの誰かが代わりにやってくれる状況にありました。

その環境が当たり前になってしまった可能性大。

「わからない」「できない」と言えば必ず誰かがやってくれると他人に甘えています。

わからないものはわからない

知識や情報や経験が不足していると当然自己主張ができません。

いくら考えてもわからないものはわからない。

「わからない」が口癖の人は、仕方がないと開き直ります。

教えたくない

情報は共有するときもあればと早い者勝ちといったときがあります。

職種においても有益な情報を独り占めしたい。

他人には教えたくない。

自分だけの手柄にしたい。

「わからない」が口癖の人は、わかっているけどわからないと嘘をつく場合があります。

「わからない」が口癖の人への対処法

頻繁に「わからないわからない」と言う人には「本当に考える気はあるのか!」とイライラしますね。

一番いい方法は気にしないことですが、気持ちは嘘はつきません。

「気にしない」なんてそう簡単にいかないもの。

「わからない」と言うことが悪いと言っているわけではありません。

使う頻度に問題があると思います。

「わからない」を口にしている人は、改善してみる良いきっかけです。

言い換える

答えに自信がなくてもどんな時でも受け答えは必要です。

「間違っているかもしれませんが…」と前置きして、何らかしら意見を言うように心掛けましょう。

「わからない」と口癖のように言うよりはマシです。

「確かにそうですね」
これはとても便利な言葉です。

相手の話の内容が理解できなかったとしても「確かにそうですね」から入り考える時間を稼ぎます。

または、「もう少し詳しく調べて報告いたします」できちんとした情報を調べる時間ができます。

相手を否定すると人間関係がこじれる可能性がありますので「確かにそうですね」と一旦受け入れることで
そのあとの意見も受け入れてもらえやすくなります。

「もっと詳しく聞かせて」
説明が足りなかったのか自分が相手の内容が理解できなかったのかわかりませんが、「もっと詳しく聞かせて」と質問をしながら解決に向かおうとする姿勢を見せることで仲を深めることができます。

まとめ

以上、「わからない」が口癖の人についてまとめました。

本当にわからないのであれば話は別ですが、使う頻度に気を付けないとご自身の評価が下がります。

それに「わからない」という言葉は思考を停止させます。

改めて口癖について意識してみる良いきっかけになるといいですね。