アナログ人間な

アナログ人間な人

アナログ人間な人の特徴・心理・対処法

アナログ人間てどんな人?

技術の進化が著しく、機械化・自動化が進んでいます。

勝手に掃除機が部屋を掃除して、飲食店ではロボットが配送する時代になりました。

飲食店ではタッチパネルによる注文が急増していますし、カラオケ店ではほとんどがタッチパネルによる操作ではないでしょうか。

昔はあの分厚い本からいちいち索引してリモコンに4~5桁の番号を入力してたのを思い出しました(笑)

番号を間違えると当然違う曲が掛かりますので、イントロが始まっても「誰が歌うの?」みたいな空気になります。

のちにバーコード読み取りに変わりましたが。

機械化・自動化のメリットとして

・24時間稼働による生産性の向上

・生産ラインの省人化による人手不足の解消

・圧倒的に処理能力が高い

・膨大なデータを短時間で処理できる

などのメリットがあります。

そんな中でもパソコン、デジカメ、スマホ、DVDレコーダーといった機械や電化製品の扱いが苦手な人をアナログ人間と言っています。

若い人でもパソコンが苦手な人は多くいる感じはしますが、スマホはさすがに幅広い年代で使いこなせるでしょう。

今どき小学生でもスマホ持っているくらいだし、持たない子でも親のタブレットを借りて使いこなします。

筆者の母は完全なアナログ人間です。

年賀状や手紙は必ず手書き。

DVDレコーダーは孫にお願いして録画した番組を再生するだけ。

スマホは持っているが、電話を掛ける・取るだけで写真を取ったり送ったりすることはできない。

ラインを送っても電話で返事するといったアナログぶりです。

わからなかったらすぐやってくれる人が近くにいるので自ら本気になって覚えようとする気がないのです。

最近、シルバーパスを利用するため、タッチパネルでチャージをやっと覚えたくらいです。

このようにアナログ人間には年代や育った環境が大きく影響します。

生まれたときから便利なデジタルが普及していれば、世代でアナログ人間かデジタル人間か別れます。

使い慣れたものがいい、好みもありますので、どちらが便利とは一概には言えません。

アナログ人間な人の特徴

良くもあり不便でもあるアナログです。

早ければいいってもんじゃありません。

最新なものを取り入れている家庭で育てば普段からデジタルに扱い慣れているでしょうし、高齢者世代に限らず今更新しいことを覚えるのはめんどくさいという人もいるでしょう。

アナログ人間の特徴を挙げていきますので、自分はどのくらいアナログ人間かチェックしてみてください。

機械に弱い

アナログ人間な人の典型が機械全般に弱い所です。

パソコン操作が苦手な人は覚えるのに時間が掛かります。

ソフトを使った事務処理は向いていません。

オンライン会議をしていても変なところを押して元に戻せなくなったり、突然無音になったり背景処理ができずに部屋が丸見え…となにかとハプニングが多いです。

機械オンチな人はWi-fi接続やテレビ、DVDレコーダーのケーブルが何本もあればつなげるのに一苦労したり、説明書を読むのですら苦手です。

アナログ人間な人は、だいたい人に頼ります。

未だにガラケーを使っていたりスマホだとしても電話を掛ける、取る、メールの送受信くらいの最低限の機能しか使わず、便利なアプリ機能は使いこなせていません。

ずっと同じ機種を使いたがります。

手書きにこだわる

1年に1回出す年賀状には家族やペットなどの写真をプリントしたものが今は自宅にプリンターがあればスマホアプリで年賀状が作れるくらい超便利で簡単です。

それも速くて楽ですが、アナログな人は手書きにこだわり文字で想いを伝えたいです。

直筆の手紙やメッセージカードを受け取ると心温まりますね。

すべて現金払いである

コロナの影響もあり、接触を避けるためにもどこの店舗も一気に自動精算機が増えました。

クレジットカードを持たず、もちろんスマホ決済は一切せず、支払いはすべて現金払いのみです。

支払いは現金のみというアナログ人間には煩わしさを感じます。

辞書で調べる

今でこそ指1本でググれば簡単になんでも調べることができますが、電子辞書やパソコンがない時代、ネットでググるなんてことはできませんでした。

もっぱら分厚い辞書でわからない単語を調べたものです。

日記を付ける

SNSは老若男女利用するツールです。

スマホひとつで簡単に場所を取らないところが便利です。

SNSも確かに便利だけど、自動変換してくれるスマホやパソコンと違って手書きで日記を書く場合は、すべての文字や英数を自分で書かなければいけません。

過去の出来事や文字を「思い出そう」とすることが脳の刺激となることで物忘れを防ぎ記憶力を高めることができているのです。

取扱説明書を大事に保管している

電化製品を購入したら必ず取扱説明書がついています。

物によっては厚いもの、数冊あるものさまざまです。

「故障かな?」ということがない限り、取扱説明書って見ることはありませんが、次の電化製品を購入するまでずっと保管する必要がありますので、1冊や2冊ではありませんよね。

今は製品の型番を入力するかバーコードを読み取るだけで、取扱説明書をすぐに探せるアプリもありますので、取扱説明書は破棄しても困りません。

テレビに関してもリモコンにお助けメニューがありますので、だいたいのことは解決できます。

わからなかったら型番をネットで検索すれば取扱説明書がダウンロードできます。

対面でのコミュニケーションを大切にしている

アナログ人間な人は、対面でのコミュニケーションも大切にしているひとつです。

文面だけではどうしても感情までは伝わりづらく、相手によって誤解が生じる可能性があります。

相手の顔を見て話すと安心します。

メモ用紙が必要である

ビジネスシーンでは伝達や大事な用件を聞き逃さないためにもメモする習慣は重要です。

そのメモを取り方に違いがあります。

メモ用紙に書くかタブレットやスマホに打ち込むかにわかれます。

アナログ人間な人はメモ用紙とペンは必需品です。

まとめ

以上、アナログ人間な人についてまとめました。

AIの進歩により、どんどんデジタル化が進んでいます。

便利になった反面、使いこなせないのが現実。

人に得意なもの・苦手なものがあります。

いくら手紙を書くときパソコンで文章を打って印刷した方が早い・きれいと言ってもアナログ人間からしてみれば慣れない作業をするより便せんに手書きのほうが安心・早いという人もまだまだいます。

アナログにはアナログの良い所もありますので、少しずつ取り入れてみるのもいいでしょう。