人を見る目がない

人を見る目がない人特徴・心理・対処法

人を見る目がない

人を見る目を養う方法を大公開!!

人を見る目がある人とない人の違いはどこにあるのか。

『人を見る目』とは相手の表情や話し方や仕草などからその人の人間性を見抜く力のことをいいます。

一瞬で見抜く人もいれば数日かけで見抜く脳力を持つ人がいます。

面接官などは短時間で見抜く能力が必要とされますね。

履歴書からだけではわからない人間性を見極めるには入退室の仕方はもちろん、待ち時間などの様子も見られていると思います。

一方、人を見る目がない人は

「あんな人だと思わなかった」

と失望したり、自分が選択したものはなんでもどこかや欠陥があったり、

「わたしって見る目ないな~」

「これ間違いだったかも?」

とあとで後悔することありませんか?

「もうだまされたくない」

「信じてた人に裏切られたくない」

人の本質を見抜くには何が必要なのかレクチャーしますので、仕事にも恋愛にも役に立ててください。

人を見る目がない人に共通する特徴

人を見る目がない人に見られる共通点は観察力が足りないことです。

人を知ろうとすればその人がどういう人なのか自ずとわかってきますが、相手に向き合おうとしないという人は付き合ったあとで自分の間違いに気づくことが多いです。

観察力・洞察力がない

人を見る目がある人は観察力と洞察力が優れています。

観察力がある人は

「掲示板に終了したイベントのポスターが貼ってあるから回収しといて」

「顔色が悪いよ」

「カラコン変えた?」

など表面的に見えるものによく気がつきます。

洞察力がある人は観察した内容や行動から相手の気持ちを読み取ることができます。

「顔色が悪いのは体調不良なのかもしれない」

「目をそらしたのはやましい気持ちがあるのかもしれない」

と目に見えない部分まで推測するのです。

このふたつを兼ね備えていない人を見る目がない人は、人にも物にも無関心なためさっきすれ違った人がどういう格好をしていたかなんて気にも留めていないのです。

ましてや相手が考えている事なんて考えようともしないのです。

人を信じて疑わない

『人を見たら泥棒と思え』という言葉があるように人を見る目がある人はそう簡単に人を信用しません。

ですが、「あなたは信用できない」という言葉を軽々しく使うことなく周りと上手く付き合っていきます。

長く付き合って相手との信頼関係を築くタイプです。

人を信じて疑わない見る目がない人は言葉巧みに話す人や影響力がある人の言葉を丸々信用してしまいます。

言葉の意味を理解できないと「あの人がそう言うなら良いものに違いない」と人を疑うということを知らないのです。

お人よしである上に騙されやすいです。

外見で判断する

残念ですが、多くの人は第一印象を外見で判断したり決めつける人が多いです。

「あの人は太っているからだらしなさそう」

「あの人は身なりがしっかりしているから賢そう」

確かに一致している人もいますが、今から空き巣に入ろうって人がスーツを着て営業マンを装うのは不審者と見られることはあまりありません。

訪問者として周囲に溶け込もうとしていますから、まさか空き巣犯だとは気づきにくいですよね。

他にも「あの人はタトゥーを入れているからチャラそう/怖そう」など第一印象で受ける影響がとても大きいです。

外見で人を判断してその後も払拭できず、自ら歩み寄ることができません。

話してみたら意外と優しい人だったなんてこともありますので、人は外見だけからはどんな性格かまではわかりません。

肩書や学歴で判断する

人を見る目がない人は外見だけでなく肩書や学歴だけで判断することも多いです。

肩書や学歴重視する人は固定概念に捉われ頭が固く見る目がないのです。

「あの人は大卒だから頭が良いに違いない」と思っていたけど、仕事面では頼りない、「あの人は中卒だから頭悪そう」と見下していたが、実際はテキパキこなしてくれるなどギャップに驚きます。

「社会的地位がある人が万引きなんかするはずがない」と信じられない様子です。

中卒でも大金を稼ぐ立派な社長はいますし、地位や名声がある人だって不謹慎な発言をすることはありますし、肩書や学歴が全てではありません。

確かに昔は世間のイメージといえば

◆高学歴

・賢い

・エリート

・出世する

・努力している

◆低学歴

・不良

・頭が悪い

・家が貧乏

・努力しない

などのがつきものでしたが、現代のネット社会において今は学歴関係なく稼げる職業があります。

上記のようなイメージは覆されつつあるのです。

交流がない

会社やプライベートでたくさんの人と出会う機会がありますね。

人は誰でも最初から人脈があったわけではありません。

積極的に動いて交流を深めようとする人は時間を掛けて人脈を作り上げていくのです。

一方、人付き合いができない、人を見る目がない人は友達がいないか、コミュニケーション不足で誰とも交流が持てません。

従って相手の事を知る術がないのです。

知識や経験が浅い

人は数々の経験を積んでいくうちに成長していきます。

知識が豊富な人は相手の発言を瞬時に理解して矛盾点や嘘がないかを見破ることができます。

ですが、経験や知識がないと人を見極めることすらできません。

当然と言えば当然ですね。

そもそもどれが正解なのかわからないのですからそうなると意見することも反論することもできません。

相手の言うことを信じるか信じないかは別として言いなりになる、間違った教えを植え付けられるなどの傾向があるのです。

人を見る目を養う方法

人を見る目がないと嘆いてるあなたは他人に興味がないのでは?

社会経験や知識が足りないのでは?

いろいろな原因がありますが、人を見る目を養うにはひとつずつ改善・克服していきましょう。

人を第一印象だけで判断しない

人の第一印象というのは大事です。

第一印象が良いと自分から歩み寄りやすいですが、第一印象が悪いとそのイメージを払拭するのに時間が掛かります。

第一印象が大事と言いながら、第一印象で判断しないでと言うのは矛盾していますね。

人が持つ第一印象はあくまでもその時だけで、それが全てではないということです。

性格に難ありの人だって最初は良い人のフリをしているだけなのかもしれないし、愛想がないだけで、話してみると笑顔を作るのが下手なだけで気は合う人なのかもしれませんから、その人のことを知ろうとしてみてください。

第一印象が払拭できないままいると、本当は付き合いやすい人なのに機会を見逃すことになりますからね。

逆に第一印象を信じたままでいると「あれ?こんな人だっけ?」と自分の勝手な思い込みから人間関係がぎくしゃくしはじめます。

イベントに参加する

積極的に行事や会社の飲み会に参加してみてください。

会社は仕事をする場所です。

会社にいる時は気が張って、無口・笑顔がない・真面目でいる人もプライベートでは開放感から素の自分が出る人もいます。

オンとオフのスイッチをきちんと分けている人です。

会社にいるときとは違う一面が見れるでしょう。

普段無口な人がお酒の席でイベントによって笑顔を見せたり、陽気な一面を出してくるところにギャップ萌えするでしょう。

また逆のパターンもあります。

気になっている人が酒癖がかなり悪かった、自慢話が多かったと思い描くイメージが崩れることもありますが、
「早めにわかってよかった」と気持ちを切り替えましょう。

行動を観察する

普段、何気なくする挨拶にしてもさまざまなパターンから人物像が浮かび上がります。

相手を向いてしっかりおじぎをする人であれば礼儀正しい人でしょう。

うつむき加減でボソッと返す人は恥ずかしがり屋か控えめな人かな、笑顔で挨拶する人は明るい人かななどとその都度、人を観察してみましょう。

不愛想な人って近寄りがたい存在なので、最初から受け入れないと思うんですよね。

悪い所ばかりが目に付くものですから。

でもよく見てみると人が見ていないところで掃除を一生懸命やる、気が利く、仕事熱心であるなど良い所も見えてくるはずです。

人に対して無関心では良好な人間関係はいつまで経っても築けません。

観察を続けることで人を見る目が自然と身についてきます。

一人でも信じられる人がいたら心強いですよ。

まとめ

以上、人を見る目がない人についてまとめました。

これまで失敗してきた人でもこれからは大丈夫!

人はさまざまな経験を積むことで成長していくものですから。

人を見る目を養って素敵な出会いがあるといいですね。