「そうなんだ」が口癖

「そうなんだ」が口癖の人

「そうなんだ」が口癖の人の特徴・心理・対処法

「そうなんだ」からわかる心理

人にはさまざまな口癖があり、使い方や頻度によっては相手に与える印象が変わってきます。

似た意味を持つ「そうなん?」もそうです。

「なるほど、そうなんだ」と理解できた意味と捉えるか。

会話をしていて

「そうなんだ」で終わってしまうと、素っ気ないな・・と感じるか?

「へーそうなんだ」には興味がない、どうでもいいなどの意味あいに取れるので、誰にでも「そうなんだ」という言葉は適しません。

しかし、ただ単に返す言葉が見つからずに「そうなんだ」と言っている場合もありますので、「そうなんだ」の意味を理解しておいたほうが不快な気持ちにならなくてすみますね。

「そうなんだ」が口癖の特徴

「そうなんだ」には相づちとして使う場合があります。

もちろん、普通に返事のつもりで返している場合も多いです。

「そうなんだ」が使われるシーンを特徴と一緒に挙げていきます。

一旦受け入れる

話し合いの中で自分と仲間の意見が割れるときは多々あるでしょう。

「問題はそこじゃないよね」

「それだと経費が掛かりすぎない?」

「前例がないからムリ」

「それだと効率が悪い」

と否定ばかりしていては話し合いが一向に進みません。

それに自分の意見を一方的に押しつけて相手に不快感を与えているだけです。

「あなたの考えはそうなんだね」と相手の意見を尊重できる人は「私はこう思うけどどう思う?」と質問形式でいけば自分の意見も聞き入れてもらいやすくなります。

「そうなんだ」は意見を述べるときは 断定しないのができる人が使う技です。

聞き役が多い

口数が少なく人付き合いができない人は自分から話しかけることはしません。

ネタも豊富でないため黙って聞き役が多く「そうなんだ」とよく相づちをしています。

深い意味はありません

相手に興味を示さない

「そうなんだ」には良くも悪くも自分の都合で会話を終わらせることができます。

A:「今日は残業になりそうだよ~」
B:「そんなに忙しいの?」「頑張ってね」

A:「部長、機嫌が悪いみたい・・」
B:「売り上げが落ちこんでいるからね・・」

A:「Mさん、寿退社らしいよ」
B:「うわ~うらやましい~」

Aさんの返しに疑問や感想を添える人はコミュニケーションを取っています。

一方、それらの返しにすべて「そうなんだ」で返す人は相手の話に興味を示さず、最低限の相づちで終わらせる人です。

「そうなんだ」が口癖の人の心理

「そうなんだ」には理解と疑問の意味があります。

納得く様子・納得できない様子どちらにも使います。

驚き、素っ気ない、おもしろくない、など相手の反応が気になりますよね。

シーン別に双方の心理を紹介しますので、どんな意味か知ることができます。

それ以上話しを合わせる事が無理

誰かが

「○○さんって上司にゴマすってばっかりだよね~」

「○○さんって美人だけが取り柄で、仕事ができないんだよね~」

と友達の嫌味や陰口を言ってき場合、

「上司も気に入ってるみたいだもんね~」

「美人ってだけでなんでも許されるんだよね~うらやましいよね~」

と嫌味を嫌味で返しますが、ただの顔見知り程度だと「そうなんだ」と驚きはしますが、便乗するつもりはありません。

いくら知らない人だとはいえ一緒に悪口を言ったと噂が立つから面倒な事になりますから。

友達同士の会話で・・

職場の仲間や友達同士で情報交換が盛り上がります。

有益な情報を聞いた時やビッグニュースが飛び込んできた際

「彼女ができた」

「係長昇進するらしいよ」

「マジで?」

「え!そうなん?!」

と驚きます。

自分が知らない情報を知ることで得した気分になります。

同情している

「悩みがあって聞いてほしいことがあるんだけど・・」と相談を持ち掛けられたらできる限り力になってやりたいですよね。

実は上司のパワハラや借金・離婚・暴力といった家庭の事情や退職せざるを得ない状況とか思った以上に深刻な悩みを打ち明けられて「そうだったんだ・・」としか掛ける言葉が見つかりません。

「かわいそうに」

「なにがあったの?」

「もっと早く言ってくれればよかったのに」

と同情します。

話の内容に興味がない

「そうなんだ」の後に続く言葉がないのは興味がないからです。

聞いてもなんのことかわからない、自慢話は聞きたくない、自分に関係ない話にはそれ以上の興味を示しません。

しかし、相手は聞いているのか、理解しているのか、気になります。

理解できた

「そうなんだ」が口癖の人は、質問をして納得・理解できたときにも使います。

A:「Bさんてパソコン詳しいよね」
B:「専門学校に通ってましたから」
A:「そうなんだ、どうりで詳しいのね」

A:「Bさんて出身どこ?」
B:「関西です」
A:「そうなんだ、でも関西弁出ないよね」

A:「○○さん、今日見掛けないね」
B:「休暇で沖縄行ってるよ」
A:「そうなんだ、いいな~」

というふうになにかひとこと感想を付け加えます。

話題についていけない

「そうなんだ」が口癖の人は、年齢ギャップがあって話についていけない。

流行りにうとくてついていけない。

イベントに参加してなくて話についていけない。

もしくは会話自体をする機会がない人が「そうなんだ」としか言えず、黙り込みます。

返しにくい会話に使う

「そうなんだ」が口癖の人は、上司や先輩とのプライベートな会話はどこまで入り込んでいいのかわからない。

返しに困る時といえば

上司:「妻が家を出たんだよね」
部下:「そうなんですか・・」

先輩:「彼女にフラれたんだよね」
部下:「そうなんですか・・」

理由を聞いていものか、また部下が注意や指摘やアドバイスしていいものか迷います。

まとめ

以上、「そうなんだ」が口癖の人についてまとめました。

口癖は無意識に出るものです。

人を不快にさせる口癖はないか改めて意識するきっかけとなるでしょう。

人間関係を円滑にするコツとしては会話の流れや相手の表情を見て

「そうなんだ」に続く言葉でコミュニケーションを取るように心掛けてみましょう。