やたらと褒める
やたらと褒める人の特徴・心理・対処法
褒めすぎに注意!
やたらと褒める人には意図がある?
そりゃ誰だって陰口や文句を言われるよりは褒められたいでしょう。
しかし、ベタ褒めされるのも嘘っぽくてあまりうれしくない。
本心じゃない褒め言葉って自分でもわかるから素直に喜べないんですよね。
普通に褒めりゃいいものを相手はどんなつもりでそこまで褒める?!と気になったことはありませんか。
そこで今回はやたらと褒める人について掘り下げていこうと思います。
やたらと褒める人の特徴・心理・対処法を紹介しますので、最後までご覧ください。
Contents
やたらと褒める人の特徴
褒めるにはゴマをする、素直に褒めている、皮肉を込めているのどれかです。
それぞれ性格がまったく異なります。
その特徴を挙げていきますので、心から褒めているのか、そうじゃないかがわかります。
皮肉っぽく褒める
皮肉や嫌味が多い人は素直じゃありません。
寿退社や昇進祝いなどお祝いムードの中褒めざるを得ない状況になると自分ひとりスルーするわけにはいきません。
でもただ褒めるだけでは癪に障るから
「おめでとう!よかったね!まさかあなたが結婚できるとは思わなかったわ」
「おめでとう!よく頑張ったな!だいぶかかったけどな」
「おめでとう!どんな手を使って昇進したんだよ」
と冗談交じりの実は本音。
言い方!ひと言余計です。
人によって態度を変える
やたらと褒める人は、人を見た目で判断しています。
自分が嫌いな人や自分よりレベルが下だと思っている人、利用価値のない人には褒めません。
褒めても自分には何のメリットもないですから。
相手を褒めてメリットが生まれるのは上司や先輩、取引先の関係者、憧れの存在、見た目が怖い人などです。
社交辞令が日常茶飯事である
夜の接客業・家業マンなどの仕事をしている人は職業柄、お客様に対して常に腰が低い傾向が見られます。
取引先関係者や顧客に対しても社交辞令や褒め言葉は必要です。
販売員をしている人はお客様を褒めるのも仕事のうちです。
常日頃から、誰に対しても社交辞令や褒め言葉が身に染みています。
相手を怒らせては仕事になりませんからね。
褒めちぎって上機嫌にさせて仕事を勝ち取るみたいな強者もいます。
やたらと褒める人の心理
やたらと褒めるにはなにか意図があるのか気になります。
褒められ慣れてない人は褒め言葉を素直に受け止めていいのか困惑しますよね。
やたらと褒める人は相手によって態度を変えますので、よく観察していれば見破ることができます。
親しくなりたい
第一印象で悪く見られてしまえば、その後は良い付き合いは発展しにくいです。
相手に好印象を持ってもらうにはとにかく褒めて褒めまくって相手に取り入ります。
気に入られようとするのが目的の人もいれば、親しくなりたい!と思う人がほとんどではないでしょうか。
褒められて相手を嫌がる人はあまりいませんからね。
ただし、過度の褒めすぎは嘘っぽく逆に警戒心を与え兼ねないので注意が必要です。
気に入られたい
やたらと褒める人は、人に嫌われるよりは好かれたい。
好意を持っている人ならなおさら気にいられたいと思うのは人間の自然な感情です。
愛想を振りまいて自分の良い印象を残したいというのも自然な流れです。
相手を思いやっている
お客様が相手の仕事をしていると、お客様の笑顔が見たい、お客様には喜んでもらいたい、癒しを与えたい、楽しかったと言ってもらい気持ちで接しています。
相手に癒しや喜びを与えるなら褒め言葉が一番距離が縮まる有効な手段です。
職業病だから
仕事柄、契約してもらいたい顧客がいると相手との信頼関係が大事になります。
何気ない会話の中にどんなヒントが隠されているかわかりませんから。
やたらと褒める人は、昔話や雑談も大事にしていて聞き逃すことはありません。
どんな小さなことでもいいから相手を褒めることを繰り返すことで少しずつ打ち解けてくれるのを待ちます。
魂胆がある
上司にゴマをすって評価を上げたい、気に掛けてもらいたい、推薦してもらいたい、仕事を任せてもらいたいと考えると出世のために仕事以外でも上司のご機嫌取りのためなら率先して動きます。
やたらと褒める人は、
「さすがですね」
「上手ですね」
「すごいですね」
を連発します。
人前で褒められて何だか恥ずかしいですが、うれしさに変わりはありません。
家庭内の例で言うと夫や嫁が買ってもらいたい物がある、週末、仲間とゴルフに一泊旅行に出掛けたいときなど、前々からご機嫌取りをしてすんなり受け入れてもらえるようにやたらと褒めまくります。
その場の雰囲気を和らげたい
人が集まって意見を出し合うと反対意見が出たり、自分の意見が通らないと不機嫌になる人が出ます。
その場がピリついた空気はお互い気まずいですよね。
その場をなんとか和らげるためにはなだめるしかありません。
例えば歩く歩かないで揉めたとします。
やたらと褒める人は、
「○○さんはきれいで若くて体も丈夫そうだから、長時間歩くのは問題ないでしょうけど、私たちはそんなに若くないから、、今回はバスにしましょう」
と随所随所で褒めて機嫌を取りなおそうとします。
逆に褒めてもらいたい
人から褒められると
「私なんかまだまだですよ」
「そんなことないですよ」
と謙遜する人は非常に多いです。
中には自分も褒め返してもらいたい人がいます。
人は優しくされれば同じことを返してやりたいといった心理と同じです。
こちらが先に褒めてあげれば次は自分も褒めてもらえるだろうと人をやたらと褒め称えます。
バカにする
やたらと褒める人は、褒めているんだかけなしているんだかわからない言い方をします。
どちらかと言えばけなしたい方の気持ちが強い時の言い方として
「その(ブランド)バッグ素敵!カッコイイ!!」
というのは一見、相手を褒めているようで、実はそのブランドを褒めているだけだったりします。
「○○ちゃんのお給料でよく買えたね」
「随分ムリしたんじゃない?」
「何年ローンで買ったの?」
と小バカにしています。
やる気を出させたい
子どもは『褒めて伸ばす』のがもっとも効果的です。
なにも子どもに限った事ではありません。
大人だって褒められればやる気も出ますし、モチベーションを維持することができます。
やたらと褒める人は、
「お前しか頼める人がいない」
「今後の活躍も期待しているよ」「お前がいなくなったら困る」
「君に休まれたら会社が回らなくなる」
「君が一番頑張ってるね」
「他の奴らとは比べ物にもならない」
と褒め称えてやる気満々にさせます。
口説き落としたい
意中の女性に近づきたい。
口説き落とすには褒めるのがもっとも有効的です。
ただし、キザなセリフや太っているのにスタイル良いねなどは禁物×です。
逆にドン引きします。
やたらと褒める人は、「可愛い」「きれい」はもちろんのこと、
「健康的でいいね」
「女子力磨いてるね」
「笑顔がいいね」
「いつも癒してくれてありがとう」
「家庭的でいいね」
「いい奥さんになるよ」
など女性がキュンキュンするような言葉で近づいてきます。
やたらと褒める人への対処法
若くないのに「若いね~」
普通なのに「お肌、ツヤツしてるね~」
とやたらと褒める人がいますが、「そうじゃないよ」と思いつつも「そ、そお?」と内心結構、うれしかったりします。
誰かに褒められたということは、それなりに成し遂げた、あるいは目立つ部分があったということです。
ここは素直に「うれしい」と受け入れ、自己肯定感を上げていきましょう。
好意的に受け止める
嫌味や皮肉で言う人がいますが、褒め言葉には変わりありませんから、素直に「ありがとう」と割り切って受け止めていいでしょう。
それでもモヤモヤする人は逆に「あなたもやればできるんじゃない?」とさらっと励ますフリでいいのではないでしょうか。
まとめ
以上、やたらと褒める人についてまとめました。
やたらと褒める人には魂胆がある人もいますが、こちらが疑ってるのが伝わると、相手を刺激して面倒くさくなる可能性がありますので、「ありがとうございます!」と褒め言葉として受け取るのが一番面倒くさくなくていいと思います。
たとえ形だけでも、「ありがとう」と言える誠実さがあれば、それ以上、攻撃してくることはないかと思います。
円滑な人間関係を築くには「ありがとうございます」はどんな場面でも使える魔法の言葉です。
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