張り合ってくる

張り合ってくる人

張り合ってくる人の特徴・心理・対処法

またかよ・・!毎回張り合ってくる人ってなんなの?

A:「今度の日曜日、日帰りで温泉に行くんだ」と言えば

B:「うちも来月やっと熱海の温泉宿が予約できたから2泊3日泊での家族旅行が楽しみ」

A:「夏休み、家族でディズニーランドに・・・」と言えば

B:「あ、私もフロリダのディズニーランド行ったことあるよ!超おススメだよ!」と人の話は聞いちゃいない。

ていうか明らかに張り合っている!話をかぶせてきている!

こんな人といたらなんなん?とムッとしますよね。

SNSのいいねの数で張り合ったり、子どもの成績自慢で張り合ったりする人がいますが、ふつうに会話のキャッチボールできないんでしょうかね。

別にこちらは張り合うつもりはないのにとモヤモヤします。

張り合ってくる人の特徴・心理・対処法など紹介しますので最後までご覧ください。

張り合ってくる人に共通する特徴

張り合ってくる人に共通して言えるのは絶対自分が上だと思っている点です。

そんな人の特徴を挙げていきますので、自分に当てはまるかチェックしながら見てください。

自分に自信がある

張り合ってくる人は、プライドが高く自分の能力に絶対的な自信があります。

人から指図されるのを嫌います。

「そんな事言われなくてもわかっている」

「お前に言われる筋合いはない」

と吐き捨てます。

「そんな事もわからないの?」

「できて当たり前」

と上から目線でものを言ってきます。

自己主張が強い

張り合ってくる人は、気が強く思ったことはなんでもハッキリ自己主張をします。

中には他人の意見は聞き入れず、自分の意見だけを押し通そうとする人がいます。

自分の意見が否定されると気持ちを抑えきれずに感情的になりやすく怒りをあわらにします。

話の途中で割り込んでくる

張り合ってくる人は、人見知りをせず誰とでも陽気におしゃべりする人ですが、特に人の噂話に興味津々です。

「え、なになに?!誰の話してんの?」

人が話している時でもお構いなしに相手の話を遮って私は私はと自分が話しだします。

「そんなことよりさこれいいでしょ」

「そう言えばさあれどうなった」

発言機会を奪われて良い気持ちがするわけがありません。

自己中である

自己愛が強く人には厳しいが、自分には超甘々です。

子どもの頃から可愛がられて甘やかされて育った影響も少なからずあります。

自分の言う事はなんでも聞き入れてもらえる環境であったため、わがままな傾向があります。

我慢が出来ないタイプが多いため、周囲とぶつかるところが多々あります。

集団行動には向いていません。

話をかぶせてくる

A:「昨日○○先輩が・・・」

B:「あ、○○先輩ね!すごく私に良くしてくれる」

A:「先輩に飲みに連れて行ってもらったんだけ・・・」

B:「私もよ!」

いや、そうじゃなくて最後まで聞いて?ってなりますよね。

相手の話を最後まで全部聞いていたら自分の言いたいことを忘れてしまうせっかちでもある人なんでしょうね。

自慢話が多い

家族や容姿や持ち物などすべてにおいて自慢話が非常に多いです。

A:「塾代が高くて・・」

B:「うちなんか習い事だけでも月5万だよ」と出費自慢をします。

A:「物価の値上がりとボーナスカットで家計が苦しくなった」

B:「うちなんか車3台分のガソリン代が大打撃だよ」「先月は50万も使っちゃって反省・・」と出費自慢をします。

相手の話にアドバイスもしなければ否定もしない。

結局は自慢をしたいだけ

負けず嫌い

張り合ってくる人は、勝ち負けに非常にこだわります。

人一倍負けん気が強く周囲で褒められている人がいれば

「自分だってそれくらい出来る!」とムキになります。

自分より注目されている人がいると不機嫌になったり、思い通りにならないと気分を害します。

「庭付き一戸建ていいわね~」

「うちは最上階で眺望が最高よ!」

と張り合うことでマウントを取ったつもりになります。

人の話を聞かない

張り合ってくる人は、人が集まって話をしていても無理やり割り込んできて話題を変えたり自分の話ばかりする人です。

常に会話の主導権を握っていないと気が済みません。

人の話を聞くには集中力がいります。

話を最後まで聞かない人は集中力に欠けているということです。

そしてせっかちで早とちりをすることもしばしば。

競争心が強い

ライバルの存在は大切です。

ライバルがいるからこそ自分のモチベーションを保つことができるのです。

しかし、ライバルを敵対視しすぎると、どんなことをしてでも勝ちたい思いしか頭にありません。

張り合ってくる人は、ライバルと似たような格好や色使いを真似て自分の方がイケている、似合っているというのを思い知らせます。

優劣をつけてくる

張り合ってくる人は、自分の方が上だとアピールしてきます。

人が○○だと言えばその上を上をいこうとします。

地方国立大学<東京の有名私大

中小企<大企業

中古品<新品<新品ブランド品

日帰りツアー<国内1泊旅行<海外旅行

ファミリーレストラン<料亭<星付きレストラン

自分の話でなくても、身内が~友達が~恋人が~というふうに必ず優劣をつけてきます。

張り合ってくる人の心理

なんでも他人と比較して自分の方が絶対恵まれているアピールをしてきます。

こちらは張り合うつもりはない、ただ普通に話したいだけなのに、なぜ張り合ってくるのでしょう。

気になる心理を紹介します。

悔しい

張り合ってくる人は、自分よりも他人がチヤホヤされているのが気に入りません。

自分よりも注目を浴びている人がキライです。

自分が常に一番でないと気が済まないので、ライバル視します。

相手よりも優位な立場に立ちたい

人より優位に立つと、気分良くなるのは事実です。

しかし、あまりその思いが強すぎると人に嫌悪感を持たれることもあるでしょう。

張り合ってくる人はお金自慢や家族自慢をして

「どお?すごいでしょ?!」

「あなたにはムリでしょ?」

マウントを取りたいのです。

下に見られたくない

自分は人を見下しても自分が他人に見下されるほど屈辱的なことはありません。

それを避けるためには常に誰かと比較して自分の方が上だと認識して優越感に浸りたいのです。

承認欲求が強い

張り合ってくる人がSNSに投稿するために映えた料理を食べる、映えた場所に行くというのはそれもこれもいいねされたいためです。

キラキラした生活を送っているんだなと思われたい、羨ましがられたい、高く評価されたい、人から価値ある存在に見られたい承認欲求がどんどん強くなります。

数にこだわる

張り合ってくる人は、会社の従業員数や収入、勤続年数、物の値段、SNSの投稿のいいねの数やフォロワーの数など多ければ多いほど高評価・優れていると思っています。

誰かが「良い所にお勤めね~」と褒められていれば

「うちの従業員数は〇百人だよ」

「創業〇〇年だよ」と競ってきたり

「インスタの料理おいしそうだったね」と会話が聞こえてくれば割り込んで

「どこどこのフレンチ料理はその倍の値段がして最高においしいよ

」と決して相手を褒めようとはしません。

張り合ってくる人への対処法

いくら自分の方が勝っていると思っても張り合ってくる人に対抗しようなんて思わない事です。

対抗したらずっと目の敵にされるだけです。

無駄なエネルギーを使うと疲れるだけですよ。

対処法は反応しない事です。

普通、就職した、昇進した、結婚した、マイホームを建てた、子どもが生まれたなど喜ばしいことです。

その話をスルーして自分はこうだったとか褒めもしないで自分の話しかしない人とは最低限の挨拶しかしないことですね。

この人には何を言ってもダメージがなさそうだ、通じない、鈍感だと思わせることです。

そんな相手に張り合ってもつまらないしおもしろくないですからね。

徐々に向こうから離れてくれるでしょう。

まとめ

以上、張り合ってくる人についてまとめました。

そのパワーを仕事で活かせばいいのに…と思うほど。

ライバルがいることはいい事です。

切磋琢磨して自分も成長できます。

ですが、ライバルに執着しすぎると嫌われてしまいます。

人と比較ばかりしないで、自分は自分らしく生きていくこともストレスなく過ごす秘訣です。